全校体育学習指導案

体育科学習指導案
平成 27 年 1 月 21 日(水)
場
所
講堂
学
年
全校児童
授業者
1
単
元
第3限
柿白芳孝・尾﨑貴久子
体つくり運動(なわとび運動)
1・2 年生
A体つくり運動
イ多様な動きをつくる運動遊び
3・4 年生
A体つくり運動
イ多様な動きをつくる運動
5・6 年生
A体つくり運動
イ体力を高める運動
(ウ)用具を操作する運動遊び
(ウ)用具を操作する運動
(ア)巧みな動きを高めるための運動
(イ)動きを持続する能力を高めるための運動
2
単元の目標
(関心・意欲・態度)
○自分の体力に関心を持ち、友だちと協力して、進んで運動に取り組む事ができる
○自分のできる跳び方を知り、自分の力にあっためあてを決めて運動に取り組む事がで
きる(思考・判断)
○短なわや長なわを巧みに操作し、動きのタイミングやリズムをつかんでいろいろな跳
び方ができる(技能)
3
単元について
なわとび運動は、基本的に個々のなわの操作技能を高める「短なわとび」と、集団で取
り組む「長なわとび」に分ける事ができる。
「短なわとび」は、子ども達にとっては具体的な目標を設定しやすく、目標とした跳び
方ができた時や記録(回数・時間)を更新できたときに、楽しさや喜びを感じる事ができる。
また、技能の伸びが分かりやすい、一人でも友だちと一緒にでも練習できる、休み時間な
どに手軽に練習できる等、生活の中にも取り入れやすい運動である。
「長なわとび」は、他者が回すなわのリズムにタイミングを合わせて跳躍する運動であ
る。いろいろな跳び方ができ、長なわの数や短なわ・ボール・マットなどとの組み合わせ
を工夫する事により多様なねらいを持った運動ができる。集団としての達成感や喜びを味
わうことができ、様々な「なわとび歌」と共に遊びとしても親しみやすい運動である。
なわとびの体育的価値としては、
○跳躍を主とした全身運動
○身体支配力、手足の調整力、巧緻性、敏捷性、持久力などの養成
○リズムやタイミングの感覚の養成、
○難易・強弱など運動量の自由性
○協力的態度の養成
○レクリェーションとしての技能の養成
などが挙げられる。特に神経系の発達の著しい児童期にあっては、いろいろな跳び方(技)
に取り組む事によって、調整力・巧緻性・敏捷性・リズム・タイミングという神経系の体
力を高める事が期待できる。
また、自分のできない技に対して目標を決めて挑戦するという課題性や、できる技を組
み合わせて連続技を構成したり新しいとび方を創造したりするなど、様々な楽しみ方ので
きる運動である。
4
児童について
1~6年生の合同体育であるため運動能力の差は大きいが、真面目な態度で積極的に取
り組む子が多い。学校生活全体の中で、高学年は低学年を教えたり応援したりすることが
自然にできている。また、低学年も物怖じすることなくのびのびと参加できている。
5
指導について
低学年は「楽しく運動する」、高学年は「めあてを持って、力いっぱい運動する 」こと
を大切に学習を進める。また、複式全校体育の特性を生かし、縦割り活動の中での協力や
学び合いの場作りに配慮する。学年差を考慮し、本単元でも T・T で授業を行う。指導者相
互の共通理解を深め、授業の流れや役割分担等の打ち合わせを丁寧に行う。
なわとび運動では、体育の授業時間だけでは技能の伸びが限られたものになりがちであ
る。日常的に昼休みなどにも自主的に練習する姿を目指したい。そのため、学習カードは
常に自由に使えるようにしておく。週一回の全校体育が、自主的な取り組みや低・高学年
での教え合いのきっかけになればよい。学習カードに取り上げる技の目標回数を、スモー
ルステップにすることで低学年でも意欲的に取り組めると考えている。
「時間とび」では、30 秒間に跳んだ回数を記録させる。今できる技でスピードを意識し
て行う事により、なわ回しの技能向上が見込まれる。5・6 年と 1・2 年を基本に、2 人組に
なり数え合わさせる。いろいろな友だちと活動できるよう、あらかじめローテーションを
組んでおく。
「チャレンジタイム」の前半(2~4 時)では、自分で目標とする技を決めて多様な技に
取り組ませる。後半(5~7 時)では前時までに加え、「新しい技」(低学年)や「連続技」(高
学年)を個に応じて工夫させる。「新しい技」では、ステップの変化を中心に人数も考えさ
せる。「連続技」では、4~5 種目を連続して各 4~5 回ずつ合計 20 回跳ぶ組み合わせを工
夫させる。毎時間に「ミニ発表会」を位置づけ、友だちの動きを見たり気付いた事を発表
し合う場を作る。
「長なわタイム」では、リズムに乗ってタイミング良く跳べた時の一体感や楽しさを味
わわせたいと考えている。高学年では、「8 の字5分とび」の記録更新に挑戦させる。片
足踏み切りで「走り抜けるように跳ぶ」ことを意識させ、速い回転のなわでも、空回しな
くタイミングよく越える技能を高めたい。6 人で跳ぶことになり、持久走的な運動量も確
保できると考えている。回し手も含め全員で心を合わせ、集中を持続することで記録が更
新できる喜びを大切にしたい。低学年では、「大波・小波」や「ゆうびんやさん」など、
なわとび歌と共に、長なわの楽しさを味わわせたい。また、「8 の字とび」にも挑戦させ
る。
学校教育目標・校内研修テーマ(「自分も他者も大切にし、お互いの良い所を認め合う豊
かな心と自尊感情の育成」)を踏まえ、自分や友だちの頑張りや良い点を見つけ合う活動を
意図的に取り入れる。
学習カードを活用し、毎時間に「めあて」と「ふりかえり」を記入させる。「ふりかえ
り」では、学年に応じて詳しく書くように促し、次時の「めあて」もできるだけ記入させ
ておく事で学習の繋がりを意識させたい。また、発表の場面では、学年に応じて「どこが、
どのように」等、具体的に詳しく話す事を意識させる。友だちの発表に対する意見も取り
上げる事で「話す・聞く」の言語活動の充実をはかる。
6
指導計画(全8時間)
時
主
1
○オリエンテーション
・学習の進め方
・学習カードの使い方
・今できる跳び方の
確認と発表
・始めの目標作り
2~4
5~7
○時間とび
今できるとび方で30秒とび
回数を記録する
○時間とび
今できるとび方で30秒とび
回数を記録する
○チャレンジタイム
自分の目標の技を練習する
○チャレンジタイム
・自分の目標の技を練習する
な
・時間とび
・得意技
・連続技
・長なわ
習
動
○なわとび発表会
・新しい技
・新しい技(低学年)や
連続技(高学年)を考え練習する
学
活
8
○長なわタイム
・なわくぐり
・大波・小波
・8の字 他
○長なわタイム(8の字タイム)
低学年(1~4年)と
高学年(5~6年)に分かれて
練習する
○長なわタイム(8の字タイム)
・低・高別での練習
・「全校8の字とび」にも挑戦
7
本時の指導(3/8時)
本時の目標と展開
(関心・意欲・態度)
○自分の体力に関心を持ち、友だちと協力して、進んで運動に取り組む事ができる
○自分の力にあっためあてを決めて運動に取り組む事ができる(思考・判断)
○動きのタイミングやリズムをつかんで、短なわとびや 8 の字とびができる(技能)
○「上手だと思うところ」を進んで発表できる(言語活動)
学
習
活
動
指導上の留意点
導 1.準 備 体 操 と 運 動 遊 び
・整列を素早くさせ、きちんと始めの
入
・体育係を中心に準備体操をする
1
・鬼ごっこをする
挨拶をさせる
・高学年には「しっかり曲げる・しっ
0
かり伸ばす」を意識させる。
分
・下肢のストレッチをする
2.短 な わ と び
・準備運動として「なわ回し」をする
① 時 間 と び ( 30秒 間 ×2 回 / 人 ) (5分 )
左右を連続してさせる
・ 2人 組 を 作 る
・2人 組 は 、重 な り に 配 慮 し て ロ ー テ
・「今日の技」を決める
ーションを組んでおく
展 ・2人組でお互いに回数を数え合う
・結果を記録し、気付いた事を伝える
②チャレンジタイム
(15分 )
・数える時は、相手に聞こえるように
しっかり声を出させる
・「なわとびカード」で前時を確認さ
・「目標の技」を練習する
せる。同じ目標はグループにする
・得意な子の跳び方を見る場を作る
開
・ミニ発表会をする
・「上手だと思うところ」を具体的に
発表させる
・発表に対する感想や意見も問う
3
0 3.長 な わ と び
(10分 )
分 ・ 低 (1~ 4年 生 )「 8の 字 と び
・上手に入れる子に合図させる。
」
② 95回 /5分
・ 高 (5~ 6年 生 )「 8の 字 5分 と び 」
・片足で駆け抜けるように跳ぶ事を意
識 さ せ る (高 )
・なわ回しは「スリーアウト交代」で
① 84回 /2分
行 う 。 「 ア ウ ト ・リ ー チ ・交 代 」
② 235回 /5分
・回し手の頑張りにも気付かせる
ま 4.ま と め と 整 理 体 操
と ・学習をふりかえり、発表する
・発表に対する感想や意見も問う
め
・整列を素早くさせ、きちんと終わり
5
分
の挨拶をさせる