平成 27 年度 事業計画 トラック輸送の振興に関する事業(公益目的事業) 1.交通安全対策事業 ※ (1) 交通安全に資する助成事業の実施 下線は前年との変更・新規事項 「運転記録証明取得」 「健康診断受診」 「ドライブレコーダ機器 導入」 「睡眠時無呼吸症候群検査」 「ドライバー安全教育訓練」等 の交通安全に資する 9 項目の助成事業を実施する。 (2) 青森県ドライバーコンテスト大会 の開催 ドライバーの運転技能等の向上及び職場の安全教育体制の充 実を図ること目的に、7 月 18 日に青森中央自動車学校において 開催する。 (3) 交通事故防止活動の推進 ① 青森県、東北運輸局の実施要領に基づき、全国交通安全運動 期間中の街頭広報、各種キャンペーンを実施する。 ② 春の全国交通安全運動期間中に県教育庁に対して「新入学高 校生(私学を含む)への交通安全グッツ贈呈」を実施する。 ※自転車リアライト、リーフレット各 13,800 組 ③ 業界を挙げた安全意識高揚を図るため「事故防止大会」を開 催する。 ④ 年末年始の繁忙期における交通・労災防止等を図るため、 「正 しい運転・明るい輸送運動」を推進する。 (4) 高齢者、児童に対する交通安全教室 の開催 11 月の「シルバーいきいき月間」の期間中に「高齢者交通安 全教室」を 2 回開催するほか、小学生を対象とした「交通安全教 室」を開催する。 (5) 事故防止研修会の開催 ① 運転者雇入れ時の「初任運転者特別教育」を開催する。 ② ドライブレコーダの有効活用図るため「ドライブレコーダ研 修会」を開催する。 ③ 運行管理制度の充実、運行管理者の能力向上と合格率を高め るための勉強会を開催する。 ④ (6) 適性診断の受診利便の向上と運転 者教育の推進 2年に1回開催される整備管理者講習会を開催する。 移動診断車に搭載の適正診断システム(7基)を各地区に設置 し、一般的性診断の受診利便を高め、運転特性に応じた運転者教 育の推進を図る。 2.環境エネルギー対策事業 (1) 環境保全・地球温暖化対策等に資す る助成事業の実施 (2) 環境改善会議、環境対策運動への参 加 「低公害車」 「アイドリングストップ機器」 「グリーン経営認証 制度促進」の 3 項目の助成事業を実施する。 「あおもり循環型社会推進協議会」「青森県地球温暖化対策推 進協議会」 「青森県緑化推進委員会」 「環境対策会議」等の環境保 1 護活動に参加する。 (3) 環境エネルギー研修 排出ガス抑制、省エネ及び安全運行を目的としたエコドライブ を推進するため、エコドライブ講習会を開催する。 3.適正化対策事業 (1) 地方適正化事業の推進 法令に定める 5 項目の事業「事業者の指導」 「白トラの防止」 「啓発広報活動」「苦情処理」「行政との連携」を推進する。 (2) 安全性優良事業所(Gマーク制度) の認定促進 (3) 国土交通省「運輸安全マネジメン ト」の推進 (4) 輸送秩序確立運動の実施 平成 26 年度の全国認定取得率 25.3%を目標に認定取得に関す る指導を行う。(青森県の認定取得率 20.6%) 経営トップ主導による職場の安全体制を構築するための巡回 指導・研修会を開催する。 法令遵守、不公平取引の是正のほか、運送秩序を阻害する白ト ラ行為の防止に関する講習会、広報啓発活動を推進する。 (5) 「適正化評議委員会」の設置運営 適正化実施機関の組織・運営の中立性、透明性を確保するため、 適正化評議委員会を年 2 回開催する。 (6) 運行管理者支局合同研修会 交通重大事故の発生等、運行管理業務に問題のある事業者を対 象に青森運輸支局との合同研修会を開催する。 4.緊急輸送対策事業 (1) 総合防災訓練への参加 青森県が毎年防災関係機関・団体と合同で実施している「青森 県総合防災訓練」に参加し、緊急救援物資の輸送訓練を実施する。 (2) 防災資機材の整備 公益社団法人全日本トラック協会との災害連携に必要なテレ ビ会議システム等の資機材整備を行う。 5.労働対策事業 (1) 労働災害防止対策に資する助成事 業の実施 「フォークリフト運転技能講習受講」「荷役運搬作業指導者講 習会」 「交通労働災害防止管理者講習」 「安全衛生推進者教育講習」 「中型、大型運転免許取得」の 5 項目の助成事業を実施する。 (2) 労働災害防止運動の実施 総労働時間短縮、過労運転防止、健康起因の交通・労働災害 防止のため、労働対策会議、研修会参加、各期の防止キャンペー ンを実施する。 (3) 労働対策会議への参加 全日本トラック協会が主催する労働対策会議に出席し、本県に おける労働災害防止活動の効果的な推進に資する。 (4) 啓蒙活動の推進 「夏季労働災害防止強調運動」 「労務改善事業者研修会」 「健康 保持増進セミナー等を開催し労務対策の啓蒙活動を推進する。 2 6.経営改善対策事業 (1) 近代化基金融資の利子補給 トラック運送事業の近代化、合理化に資するとともに輸送力の 増強を促進するため、近代化基金の斡旋並びにその融資に対して 利子補給を行う。 (2) 経営安定に資する信用保証料の助 成事業の実施 (3) 経営改善対策研修等事業の実施 経営環境の変化に対応できる経営活動を支援するため、信用保 証料及び中小企業大学校講座受講促進のための助成を行う。 経営セミナーのほか、業界の次代を担う青年経営者、後継者及 び管理者等に対し、人材育成のための各種研修会、講演会等の参 加助成を行う。 7.広報対策事業 (1) 「トラックの日」の広報事業の実施 トラック輸送の公益性や重要性を広く地域住民に広報する機 会として毎年 10 月 9 日を「トラックの日」と定め、トラックの 展示、地元名産品の物流システムを紹介するほか、パトカーの試 乗など交通安全の啓発を行う。また、県内各地において街頭清掃 活動等の各種社会貢献活動を実施する。 (2) 各種メディアを活用した広報活動 トラック業界が抱える様々な課題やその取組みについて広く 情報を発信し、地域住民、荷主企業等に理解と協力を求めるた め、各種メディアを活用した広報活動を推進する。 (3) メディア懇談会の開催 市民の意識形成に大きな影響力をもつメディア関係者との懇 談会を開催し、業界の現状等に理解を求め、問題意識を共有しな がら事故防止や環境保全対策のほか、トラック輸送の重要性及び 業界のイメージ向上等に向けた広報活動に積極的な支援を頂く。 8.交付金運営事業 (1) 全日本トラック協会に対する出捐 金の拠出事業 出捐金の拠出については、平成 23 年に法制化された「運輸事 業の振興の助成に関する法律第三条第一項の事業を定める政令」 で定められている。平成 27 年度においても運輸授業振興助成金 の 25%の出捐を行い、この出捐金は公益社団法人全日本トラッ ク協会が実施する事業のうち「公益目的事業」に充てられる。 (2) 交付金運営会議等への参加 公益社団法人全日本トラック協会が主催する交付金運営会議 等に出席し、本県における公益目的事業の効率的な推進に資す る。 (3) 運営機器等の整備事業 公益目的事業の推進に要する什器整備及び年間保守、ドメイン 維持管理、運送事業者管理システムの充実を図る。 (4) 施設維持管理、補修整備事業 本会が所有する本部、地区(6か所)センター固定資産税等公 的諸税のほか、会議室・研修室の補修整備の経費に充てる。 3 (5) 基金造成事業 近代化基金運営要領に基づき、毎事業年度に交付される「運輸 事業振興助成交付金」受給額のうち、本会において定めた額を近 代化基金に繰り入れる。 その他の事業(相互扶助事業) 1.表彰事業 会員を対象に表彰規程に基づき表彰する。 2.機関紙「青森県トアラック協会報」発行事業 会員のほか関係機関団体等に会報を送付し、トラック運送に関する各種情報の提供及び業界におけ る取組みや主張・提言を公表する。 3.助成事業 会員の経営支援を目的に信用保証、中小企業大学校講座受講促進事業を実施する。 4.会員の意見発信事業 「規制緩和対策事業」「道路対策事業」「軽油価格変動対策事業」等について、会員の意見を行政等 に反映させるための要望活動を実施する。 5.貸館事業 ・ 本会施設の一部を陸上貨物運送事業労働災害防止青森県支部などへ有料で貸与する。 ・ 東北運輸局青森運輸支局等の公的機関が行う講習会等に研修室を有料で使用させる。 ・ 研修センター内に自動販売機を有料で設置させる。 ・ 本会所有の野球場を有料で貸与するほか、公益財団法人貨物自動車運送事業振興センターの委託 により管理しているトラックステーションを無償で貸与する。 4
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