異なるグループ内の会議にはTV会議システムを活用し、移 合した環境性能を有する車両を採用するなどして、環境負 動に伴うCO 2の排出を削減しています。 荷の低減に努めています。また、営業活動の際には、車両運 営業活動での取り組み 転 時 の 急 加 速 、急ブレーキ の 禁 止によるエコドライブ の 推 奨 や 、代 替 手 段として 日清食品グループは、営業車をはじめとするほとんどの社 の公共機関の使用を励行し 用車について、ハイブリット車や最高水準の排ガス規制に適 ています。 製品における取り組み 容器包装の使用量削減 容器包装の削減の事例 環境負荷を低減するために、日清食品グループは2007年5 ▶カップ麺「どん兵衛」容器軽量化 月に容器包装設計の開発における基本指針として 「環境に配 慮した容器包装設計の基本指針」 を制定しました。これに基 づき、循環型社会形成のための3R(Reduce:廃棄物の発生 日清食品 カップ麺の「どん兵衛」の容器を軽量化しました。さらに 「どん兵衛」 と同型のカップ麺商品全てを軽量化し、年間 で約49トン減量となりました。 抑制、Reuse:再使用、Recycle:再生資源の利用) を推進し、 環境に配慮した製品開発を行っています。製品のコンパクト 化やノントレー化、包装省力化を推進することで、容器包装の 使用量を削減しています。 容器包装再商品化 海外での取り組み 日清食品は、プラスチックや紙などの容器包装の再商品化を 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に委託していま す。この委託料によって、お客さまが廃棄された後の容器包 装材はパレット・擬木・べンチ・車止めや古紙再生ボードなどに ▶「CUP NOODLES」の容器形態を変更 米国日清 米国日清では、従来の発泡ポリスチレン容器から紙製の 新容器に変更し、さらに容器包装からスリーブやシュリン 生まれ変わります。 クフィルムを取り除いたカップヌードルを2015年より一 認証パーム油を一部商品に使用 用 量を削 減し、か つカップ の 包 材を変 更することで 、 日清食品グループは、パーム油に関する環境問題などへの 関心の高まりを認識し、まずは当社米国において2013年に 部でテスト販売を実施します。従来よりも包装資材の使 CO2の排出量約20%の削減を見込んでいます。 改善前 改善後 RSPO ※に加入するとともに、一部商品に認証済みのパーム 油の使用を始めました。 ※RSPO (Roundtable on Sustainable Palm Oil ) = 持続可能なパーム油のための円卓会議 NISSIN FOODS HOLDINGS CSR REPORT 2015 41
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