固定資産税家屋評価要因調査委託業務 特記仕様書

固定資産税家屋評価要因調査委託業務 特記仕様書
第1条 <目的>
本業務は、平成 23 年度~平成 25 年度に実施した『家屋全棟調査業務』の内、町内の未評価となっ
ている家屋(木造・非木造)の評価作業を行い適正且つ公平な家屋課税業務の遂行を目的とする。
第2条 <委託期間>
着手:平成27年 5月
1日
完了:平成28年 3月 25日
第3条 <業務概要>
1)打合せ協議
業務全体の作業内容を踏まえた作業計画を行い、業務遂行に支障のないよう十分に協議を行う。
2)資料収集・整理、調査物件リスト作成
調査物件毎の家屋配置図(町所有図面)及び・課税データ等をとりまとめ調査資料を作成する。尚、
調査リストは平成 27 年 1 月 1 日時点の課税データを使用し作成すること。
3)現地調査・とりまとめ
現地調査及び資料とりまとめについては下記の通りとする。
① 調査地区の調査物件リスト及び図面を作成し町担当者へ提出
② 上記資料により町担当者が作成する調査日程表を基に調査対象者の調査資料を作成
③ 調査日程表に従い現地調査を実施(調査方法及び調査事項については別紙添付資料を参照)
④ 現地調査結果を家屋調査表、写真、床面積算出図にとりまとめる
⑤ GIS 登録用のデータファイルを作成しとりまとめる
4)固定資産税 GIS データ更新
町が指示する固定資産税 GIS に3)で作成した調査家屋物件の家屋図データを取り込み一元管理を
行う。
第4条 <現地作業>
現地作業等を実施する場合、
町の発行する身分証明証の携帯及び腕章の着用を徹底し作業を行うこと。
第5条 <個人情報>
受託者は、業務履行にあたり「三朝町個人情報保護条例」に基づき個人情報を適正に取り扱うこと。
第6条 <個人情報の適正な管理>
受託者は、個人情報を取り扱う業務を履行するときは、個人情報の漏えい、紛失、破壊又は改ざん等
の事故防止と個人情報を適切に管理するため、以下の措置を講じなければならない。
1) 情報管理責任者の選任等、情報の管理体制を整備すること。
2) 情報を記録した紙、データ等は施錠できる場所に保管すること。
3) コンピュータの使用に関し、パスワード等のセキュリティ対策を講じること。
4) 個人情報を保管している事務所から個人情報を持ち出す場合には、盗難・紛失防止に努めること。
5) 従事者に対して個人情報保護に関する研修及び指導を行うこと。
第7条 <秘密の保持>
受託者若しくは受託者であった者又は受託業務に従事している者若しくは従事していた者は、その業
務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に利用してはならない。
第8条 <再委託の禁止>
受託者は、個人情報を取り扱う業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。
ただし、事前に文書により町の承認を受けた場合は、その一部に限り再委託をすることができる。
第9条 <目的外の使用禁止>
受託者は、受託業務を履行するために町から貸与した個人情報及び受託業務履行のため自らが収集し
た個人情報をその目的以外に使用してはならない。
第10条 <第三者への提供禁止>
受託者は、受託業務を履行するために町から貸与された個人情報及び受託業務履行のため自らが収集
した個人情報を第三者に提供してはならない。
第11条 <個人情報の返還>
受託者は、受託した業務で使用した個人情報は、業務完了後速やかに町へ返還しなければならない。
ただし、町から破棄の指示があった場合は、速やかに破棄しなければならない。
第12条 <事故発生時の報告>
受託者は、受託した業務で使用している個人情報の紛失等の事故が発生した場合は、速やかに町に報
告するとともに、自己の情報管理体制を活用し、最善の方策を講じなければならない。
第13条 <成果品>
・報告書
(一式)
・固定資産税 GIS データ(兼家屋配置図)
(一式)
第14条 <実績>
本業務を実施するにあたり次の実績(技術者)を有すること。
1)固定資産税ホスト業者とのデータ連携実績があること。
2)公図の判読技術及び地籍調査事業に熟知していること。
3)固定資産税及び家屋関連業務の技術者を有すること。
4)GIS 技術者を有しシステムの導入実績があること。