第1分科 生活科 1年1組 授業者: 高島 「 みんな大すき 」 玲子 第2分科 2年2組 授業者: 金城 徳英 算数科 「 かけ算(3) 8の段の九九」 授業の様子:家族の役割やよさを話し合った後,各 々に宛てられた家族からの手紙を読むことで,家族 に対する感謝の気持ちや,これからの自分の役割に ついて考えることができた。 成果: お手伝いなどの体験活動を取り入れることで 興味,関心を持たせ,家族のよさや大切さ,自分の 役割を考えさせることができた。 課題:「書く活動」体験活動を通した,気づきや自分 の思いを自由に表現させる手だての工夫 第3分科 道 徳 授業の様子:自ら問題に取り組める授業を目指し、 身の回りにある具体物や、図・アレイ図などを使い 自分たちで解決方法をみつけた。 成果:ノートの使い方が上手にできるようになった アレイ図で交換法則を見つけることができた。学習 規律がしっかり身につけることができた。 課題: 絵や図、既習事項を使って授業の中で子ど も達同士のゆさぶりもいれていきたい 3年1組 授業者: 長嶺 聖子 「 大切なあなた 」3-(1) 第4分科 5年2組 授業者: 山田 麻利子 音楽科 「曲想を感じ取ろう」秋にさよなら 授業の様子: 画像や親からの手紙を通して命の大 授業の様子: 楽しい雰囲気で合奏や鑑賞が始ま 切さ、自分の存在について考え、自分の思いを手紙 り、歌い方を工夫する活動では、自分の思いや考え で表現できた。 を出し合い強弱を工夫したりして歌唱表現が深まっ た。「ちょこっと鑑賞」で自分の思いを伝える事が 成果:意欲のつながりのある道徳学習(単元的学習) できた。 に取り組むことができた。保護者と連携を図りなが 成果:鑑賞で聴くポイントを示してあげると集中し ら学習を進めることができた。 て聴き、感じたことを自分の言葉で伝えるようにな った。 課題: 「書く活動」自分の思いを整理しながら表現 課題:教材との出会いから表現の工夫に至るまで、 させる手立てを考える必要がある 自分の思いを文章化させることを通してさらに言語 活動を取り入れる。 -3- 第5分科 国語科 5年1組 授業者: 比嘉 和則 「 ニュース番組作りの現場から 第6分科 6年1組 授業者: 稲嶺 英語活動 「どっちが 好き?」 」 保 授業の様子:一斉指導→個人の考えを視写ノートに 授業の様子:発話する機会を多く設定した。状況設 まとめ→小集団での話し合いワークシートにまとめ 定については、8割程度の理解であったが、活動の →全体での確認という意識の流れで、共同作業によ 中でほとんどの子が理解することができた。 る自然におこる言語活動が活発になった。 成果:全体の発話からAとB、小集団、2人ペアと 成果:個人→小集団→集団やワークシートの活用で 様々に組み合わせることで1人でも発表・発話する 「書く」「話す」の言語活動が活発になった。 ことができた。 課題:意識の流れ・考えの流れを 個人→小集団→ 課題:苦手意識があり1人発話する際ほとんどの児 全体そして個に戻して活用させることが必要。 童が「何だった?」と聞き返してしまう。繰り返し 小学校では、家庭で活用させる。 の発話とほめ言葉で自信を持たせたい。 第7分科 6年2組 授業者: 桑江 淳 理科 「 水よう液の性質とはたらき 」 第8分科 なかよし 授業者: 天久 国語科 「 絵本 大好き 」 大城 授業の様子: 観察して予想を立てることにより意 識づけ、意欲づけをした。 炭酸水の「あわ」を取り出し、自分たちで考えた実 験通して「あわ」の正体は、二酸化炭素であること に気づかせた。 いと子 紀子 授業の様子:導入で、お口のたいそう・山賊の歌か ら音読へとのびのび表現させた。その後、劇に入り、 子どもたちがアドリブを入れながら表現が広げてい き、演じることを楽しめる授業作りになった。 成果:成長過程に応じた教材選びで意欲的に取り組 成果: 様々な実験に取り組み計画的に配置したこと めた。6人で協力して作り出す仲間意識が生まれた。 で意欲的に取り組めた。 交流学年の児童やたくさんの方にみていただき、自 信がついた。 課題: 実験を通して理解を深める(確かなものにす る)ので、どの実験活動をメインにしてやるか明確 課題:6人全員そろうことが難しく、練習時間の調 にする必要がある。 整が困難であった。繰り返しや流れの変更、新しい 事へ対応できない自閉児童への手立て。 -4- 11月学対公開授業後の情報の共有化 毎時間フラッシュカードを使い、発話する機会を 増やしている。 ◎11月18日(水) 絵・アレイ図・ホワイトボードを使っての説明 校内研修 全体会にて公開授業の成果をみなで共有化するため、8分科の授業の 流れや様子、キーワード等を話していただきました。 全体的な成果と課題 【 成 果 】・言語活動を取り入れた授業作りを確認することができた。 ・次年度に向けての方向性・課題が見えてきた。 ・年度初めに学習規律の全体確認を行ったので、学習規律がしっかりしてきた。 【 課 題 】・全体で取り組むべき言語活動(学校生活全体)を共通理解し、系統立てて表現力・思考 力をつける必要がある。( 音読・ノート指導・活用力を育てる工夫・授業づくり) ・研究授業でおこなった実践の継続・共有化するための手立て。 ・各教科における児童の実態に応じた言語活動と定着を図るための工夫。 ・ 「聞く」「読む」「書く」「話す」活動をつなげ、活用する力を育てる工夫。 校長所見 今年度は学対公開授業校としてふさわしい研究になるように、校内研もどの教科にも当てはまるように テーマを決め、進めてきた。4月当初、人事異動によって先生方がたくさん入れ替わったので、最初に学 習規律に対する職員間の共通理解を深め、スタートした。そのおかげで、どの学年もしっかりした学習規 律を基礎にして授業を進めることができた。 1学期前半に指導助言者を招聘しての授業研究会では、これからの授業改善の示唆を与えてもらい、授 業の内容や質を高めるため、夏休みを使っての研修や資料集めをすることができた。 その結果、公開授業では、子どもたちは生き生きと活働でき、教師は自信を持って授業を進めることが できた。そして、後日各分科会の報告会を持ったことで、研究を共有化し、新たな課題をつかむことがで きた。 このように何よりの成果は、学対公開授業をすることで先生方の意識が変わり、児童が変わっていった ことである。これからも言語活動をより高めるため、教材研究をし授業改善を心がけ、今年の成果を継続 ・発展していくことに努めてもらいたい。 -5-
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