今回の内容 臨床心理学 臨床心理学 精神病と神経症 統合失調症 精神病と神経症 統合失調症 うつ病 神経症 心理療法 精神分析学 行動療法 来談者中心療法 臨床心理学 精神病と神経症 臨床心理学 そううつ病 精神分析学 単極型うつ 単極型そう 双極型 心理療法 フロイトにより創始された心理療法。 無意識のなかに抑圧されたものを意識化するこ とによって問題を解決する。 精神病と神経症 神経症 うつ病期:気分が沈み、不活発で無力感にさい なまれ、依存的で積極的に生きられない。 そう病期:感情的に高揚し、話や運動のテンポ が速く、熱狂的で愉快な気分。冷静さに欠け、莫 大な出費や派手な行動が見られる。 臨床心理学 妄想型:妄想が強く(被害妄想・関係妄想・誇大 妄想)、冷淡で自閉的、攻撃的。 破瓜型:思春期に発病し、人格の崩壊が激しい (奇声、意味のないニヤニヤ笑い)。 緊張型:緊張性混迷期と緊張性興奮期がある。 混迷期は外界との心理的関連がなくなり、感情 や表情も乏しく、動かないまま一日中過ごす。 興奮期には幻覚に基づき、衝動的に外界に 対して攻撃的行為を示す。 不安神経症 恐怖症 ヒステリー 強迫神経症 離人神経症 心気症 神経衰弱 スチューデントアパシー 摂食障害 燃え尽き症候群 臨床心理学 心理療法 精神分析学 治療者の解釈によって、患者は自分の心理的 問題の背景にある原因を理解し、意識化する (洞察)。 自由連想法:患者は静かな部屋 でソファに横たわり、その場で頭 に浮かんだことを何でも話すよう 命じられる。治療者はその内容を 記録し、意味を考え解釈すること によって患者の洞察を援助する。 1 臨床心理学 心理療法 臨床心理学 行動療法 心理療法 行動療法 問題行動や神経症を学習された不適応な反応 の体系とみなし、条件づけの手法を用いて新た に適応的な行動を学習する。 白ネズミやウサギ、毛皮などに対し恐怖をもつ 2歳のピーター少年が、ウサギと直接遊べるよ うになるまで(ジョーンズ) 1.古典的条件づけ:ピーターを抱き、おやつを食べさせな がら4m離れた地点でウサギを見せ、怖がらなくなった ら1mずつ近づける。 2.ピーターがウサギに近づいたらほめる。 3.他の子どもがウサギと遊んでいる姿をピーターに見せる 臨床心理学 心理療法 臨床心理学 行動療法 行動療法 系統的脱感作法(レスポンデント技法、ウォルピ) 心理療法 来談者中心療法 ロジャースにより創始された心理療法。 無条件の肯定的配慮、共感的理解、自己一致 の3条件を満たした受容的な人間関係のなかで 人間が本来持っている自己実現傾向を開花させ 来談者に治療的変化をもたらす。 オペラント技法 強化法:適応的な行動には正の強化を与え、不適当な 行動は強化せずにその他の行動を強化する。 嫌悪療法:望ましくない行動が生起した時に罰を与える。 1.不安階層表を作る。 2.筋弛緩によって心身ともにリラックスする。 3.不安階層表の最も不安の低い段階をイメージし、不安 がなくなるまでイメージを繰り返す。 4.さらに不安の段階の一つ高いものをイメージし、同じく不 安がなくなるまで繰り返す。 5.最終的に最も不安度が高い状況が実行されるまで学習 を進める。 臨床心理学 心理療法 臨床心理学 心理療法 来談者中心療法 無条件の肯定的配慮:相手をあるがままに受容 すること。 共感的理解:相手の感情をその人のものの見方 に入り込んで理解すること。 自己一致:カウンセラーの内側(こころ)と外側 (言葉・態度)が一致していること。 カウンセラーと来談者(クライエント):医者と患者 との間に見られる権威主義的な縦の治療関係を 否定し、人間として対等である横の援助関係を 強調した。 2 臨床心理学 参考書 1. 松田隆夫・八木保樹・土田宣明・福原浩之・ 藤健一・星野裕司・柴田直峰 (1997). 心理 学概説―心と行動の理解.培風館 2. 斉藤稔正 (1990). 教育心理学 法律文化社 3
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