大阪広域水道企業団職員の配偶者同行休業に関する条例 平 成 27年 2 月 20日 大阪広域水道企業団条例第1号 (趣旨) 第1条 こ の 条 例 は 、 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25年 法 律 第 261号 。 以 下 「 法 」 と い う 。 ) 第 26条 の 6 第 1 項 ( 同 条 第 4 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 ) 、 第 2 項 及 び 第 6 項 か ら 第 8 項 ま で 並 び に 同 条 第 11項 に お い て 準 用 す る 法 第 26条 の 5 第 6 項 の 規 定 に 基 づ き 、 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 の 職 員 ( 以 下 「 職 員 」 と い う 。 ) の 配 偶 者 同 行 休 業 ( 法 第 26条 の 6 第 1 項に規定する配偶者同行休業をいう。以下同じ。)に関し必要な事項 を定めるものとする。 (配偶者同行休業の承認) 第2条 企業長は、職員が申請した場合において、公務の運営に支障が ないと認めるときは、当該申請をした職員の勤務成績その他の事情を 考慮した上で、当該職員が配偶者同行休業をすることを承認すること ができる。 (配偶者同行休業の期間) 第3条 法 第 26条 の 6 第 1 項 の 条 例 で 定 め る 期 間 は 、 3 年 と す る 。 (配偶者同行休業の対象となる配偶者が外国に滞在する事由) 第4条 法 第 2 6 条 の 6 第 1 項 の 条 例 で 定 め る 事 由 は 、次 に 掲 げ る 事 由( 六 月以上にわたり継続することが見込まれるものに限る。第7条第1号 において「配偶者外国滞在事由」という。)とする。 (1) 外 国 で の 勤 務 (2) 事 業 を 経 営 す る こ と そ の 他 の 個 人 が 業 と し て 行 う 活 動 で あ っ て 外 国において行うもの (3) 学 校 教 育 法 ( 昭 和 22年 法 律 第 26号 ) に よ る 大 学 に 相 当 す る 外 国 の 大学(これに準ずる教育施設を含む。)であって外国に所在するも のにおける修学(前二号に該当するものを除く。) (配偶者同行休業の承認の申請) 第5条 配偶者同行休業の承認の申請は、配偶者同行休業をしようとす る期間の初日及び末日並びに当該職員の配偶者(届出をしないが事実 上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下同じ。)が当該期間中 外国に住所又は居所を定めて滞在する事由を明らかにしてしなければ ならない。 2 企業長は、配偶者同行休業の承認の申請をした職員に対して、当該 申請について確認するため必要があると認める書類の提出を求めるこ とができる。 (配偶者同行休業の期間の延長) 第6条 配偶者同行休業をしている職員は、当該配偶者同行休業を開始 した日から引き続き配偶者同行休業をしようとする期間が第3条に定 める期間を超えない範囲内において、延長をしようとする期間の末日 を明らかにして、企業長に対し、配偶者同行休業の期間の延長の承認 を申請することができる。 2 第2条の規定は、配偶者同行休業の期間の延長の承認について準用 する。 (配偶者同行休業の承認の取消事由) 第 7 条 法 第 26条 の 6 第 6 項 の 条 例 で 定 め る 事 由 は 、 次 に 掲 げ る 事 由 と する。 (1) 配 偶 者 が 外 国 に 滞 在 し な い こ と と な り 、 又 は 配 偶 者 が 外 国 に 滞 在 する事由が配偶者外国滞在事由に該当しないこととなったこと。 (2) 配 偶 者 同 行 休 業 を し て い る 職 員 が 企 業 長 が 別 に 定 め る 特 別 休 暇 を 与えられることとなったこと。 (3) 企 業 長 が 、 配 偶 者 同 行 休 業 を し て い る 職 員 に つ い て 、 地 方 公 務 員 の 育 児 休 業 等 に 関 す る 法 律( 平 成 3 年 法 律 第 1 1 0 号 )第 2 条 第 1 項 の 規定による育児休業を承認することとなったこと。 (届出) 第8条 配偶者同行休業をしている職員は、次に掲げる場合には、遅滞 なく、その旨を企業長に届け出なければならない。 (1) 配 偶 者 が 死 亡 し た 場 合 (2) 配 偶 者 が 職 員 の 配 偶 者 で な く な っ た 場 合 (3) 配 偶 者 と 生 活 を 共 に し な く な っ た 場 合 (4) 前 条 第 1 号 に 掲 げ る 事 由 に 該 当 す る こ と と な っ た 場 合 2 第5条第2項の規定は、前項の規定による届出について準用する。 (配偶者同行休業に伴う任期付採用及び臨時的任用) 第9条 企業長は、第2条又は第6条第1項の規定による申請があった 場合において、当該申請に係る期間(以下「申請期間」という。)に ついて職員の配置換えその他の方法によって当該申請をした職員の業 務を処理することが困難であると認めるときは、当該業務を処理する ため、次の各号のいずれかに掲げる任用を行うことができる。この場 合において、第2号に掲げる任用は、申請期間について一年を超えて 行うことができない。 (1) 申 請 期 間 を 任 用 の 期 間 ( 以 下 「 任 期 」 と い う 。 ) の 限 度 と し て 行 う任期を定めた採用 (2) 申 請 期 間 を 任 期 の 限 度 と し て 行 う 臨 時 的 任 用 2 企業長は、前項の規定により任期を定めて採用された職員の任期が 申 請 期 間 に 満 た な い 場 合 に あ っ て は 、当 該 申 請 期 間 の 範 囲 内 に お い て 、 その任期を更新することができる。 3 企業長は、前項の規定により、第1項の規定により任期を定めて採 用された職員の任期を更新する場合には、あらかじめ当該職員の同意 を得なければならない。 (委任) 第 10条 こ の 条 例 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 企 業 長 が 定 め る 。 附 則 こ の 条 例 は 、 平 成 27年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
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