ファミサポ通信 7月号

 ファミサポは安心・安全の子育て応援団です!
平成27年7月発行
小平市ファミリー・サポート・センター
小平市小川東町4-2-1
小平元気村おがわ東2F
TEL 042-348-1780
FAX 042-348-1781
ちょっと預ける ちょっと手伝う…出来ることを、できる範囲で市民同士が助けあう
〈相互援助活動〉です。 お手伝い下さる方は〈有償ボランティア〉です。
そんなファミサポを昨年の活動実績から見てみました。
地域
時間帯
活動が多かった時間帯は
18:00~18:59 次いで
17:00~17:59
19:00~19:59
16:00~16:59と続きます。
合せて53%です
7624
昨年度はトータルで
7624時間超の預かりが
ありました。
これは1日あたり20時
間超です。
56%
2ヶ月~12歳
活動の区分では6歳までの
保育園・幼稚園のお迎え~預
かりが全体の3割でした。
年齢別では8歳以下で95%を占
めています。
一番多いのは2歳児(16%)ですが
保育施設の送迎に加え、在宅でも
兄弟姉妹の行事に伴う預かりや第
2子以降の出産に伴う遊び相手と
しての預かりも多いからのようです。
4004
件数でいうと前年よりちょっと
減っての4004件でした。
一日当たり11件弱です。
(土日祝日含む)
花小金井・小川東・花
小金井南・小川・小川西・
上水本町・上水南町…
ここまでで62%でした。
次いで小学生のお迎えや放課後
の預かり、そして習い事への送迎と
なっています。
合計すると56%ほどになります。
◇平均的な活動は
平日の17:00~19:59までの間の1~2時間、2
歳から1・2年生の、保育施設や学童クラブ等か
らのお迎えと保護者が帰宅するまでの預かり
ということなりますね。
今年も様々な方々にファミサポへのご理解・ご協力をいただき感謝いたしております。
先日都内でのある研修で出会った方です。今春、めでたく大学を卒業し新任職員として奮闘している様子でした。
ところが、二人の子育てをしながらの就職であったことを後で知りました。上は小学生、下のお子さんは幼稚園年
長で保育園への転園もかなわず毎日の送迎はファミリー・サポート・センターの利用をしつつ旦那さんと彼女でや
りくりしているのだそうです。
ファミリー・サポート・センター事業が、このご家庭にも大きな力となることを願わずにはいられません。必要とされて
いるのだなと実感しました。
平成27年度から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。その中で、このファミリー・サポート・センター事
業は「地域子ども子育て支援事業」の一つとして実施されています。国の施策として位置付けられたこの相互援
助活動が地域で、全国でさらに認知されることとなり、子育て支援の輪が広がることを期待しています。
(小平市ファミリー・サポート・センター
織田 由民)
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提供会員はこんな人
小平市在住・心身ともに健康・二十歳以上という条件を満たす方で
育児のお手伝いができ、子育て中のご両親を助けたい気持ちがある方々
ファミサポが主催する提供会員養成講座を終了して登録します。
年齢層は20代から80代まで様々です。
男性は少数精鋭で気は優しくて力持ち!頼りになります。
6月登録を含めて
435人になりました
(全ての人が活動可能で
はありません)
ご自分や家族のご用事の空いた時間にお手伝いしてくださいます。
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提供会員養成講座
主に春と秋に開催
今の子育て模様やお預かりの際の心得・普通救命など、計24時間かけて学びます
あなたの町の提供会員が不足しています どうぞお手をお貸しください
27-Ⅱは9月中旬から開講します。公共施設のポスター・チラシ・市の掲示板
市報こだいら8月20号をご覧ください。
27年度Ⅰ期
提供会員養成講座
5月26日~6月30日
今回は補講を含めて35人の申し込みがあり26名の方が修了されました。
ご協力くださいました講師の方々、ありがとうございました。
受講者のみなさんお疲れさまでした。
どうぞよろしくお願いします!
小平市ファサミポについて
子育てをめぐる事情・保育の心
ステップアップ研修
去る2月26日に26年度2回目の研修をおこないました。参加17名
「発達の遅れやかたよりについて」~障害があるってどういうことなの?~
子ども家庭支援センターで発達の相談を受けていらっしゃる臨床発達心理士で言語聴覚士の
松田景子さんに講義していただき、事例を挙げてのグループワークをおこないました。
また、視覚触覚の擬似障害体験をし「同じようにはできない」ことを体感しました。
松田先生には提供会員養成講座をふたコマ受け持っていただいていますので、ファミサポに
大変理解が深く、実際の活動に則しておはなしを進めていただくことができました。
受講した提供会員からは「健常児障害児と分けなくても子どもは皆それぞれなのだから、
ゆったりと暖い気持ちで丁寧に接していきたいと思った」という感想が多く寄せられました。
*次の提供会員の研修はH.27年9月3日(木) に実施します。
2
利用会員はこんな人
小平市在住で生後57日~小6のお子さんを持つ保護者の方が登録説明会で登録します。
お話を伺い、依頼内容に応じて提供会員をご紹介していきます。
忙しいママに代わってパパが登録に来てくれることも増えてきました。
ファミサポはパパとママのお出かけの時もご利用になれます。
登録者の性別は圧倒的に女性(母親) だけどお勤め先の支援の関係で
男性(父親)名での登録も少しずつ多くなりました。
登録者数は
6月末で 2533人
安心の備えで登録のみ
の方も、今は活動が一
段落の方も含みます。
企業でも子育て支援の輪が広がっていますね。
お仕事などでお子さんの送迎が間に合わなくての依頼が一番多いのですが
第2子・第3子のご出産にともなっての上のお子さんの送迎や遊び相手のお預かりも増えています。
「ファミサポがあるならもう一人産める」 というのは嬉しい言葉です。
利用するには利用登録をお願いします。
ご希望の方はまずセンターにお電話ください!
利用登録説明会 日程
月\場所
小平元気村おがわ東
福祉会館 月\場所
小平元気村おがわ東
福祉会館
8月
7(金) 25(火)
11月
12(木) 25(水)
7(土)
9月
9(水) 18(金)
5(土)
12月
3(木)
22(火)
12(土)
10月 27(火)
10(土)
1月
8(金)
13(水) 27(水) 23(土)
個人情報 … 登録説明会などの申し込み時にお電話番号を伺うことがありますが、会場の変更など
のご連絡を差し上げる等の用件以外で使用することはありません。
会員の皆様へ
§保険について§
ファミサポの活動はすべて保険がかかっています。
会員の皆様には保険料などのご負担はありませんが連絡をきちんとして
くださることによって有効になるものです。
今年見直しを行い5月から少し強化しましたので、お手元のしおりとは
少し違うところがあります。詳しい内容につきましてはセンターに
お問合せください。
しかし、保険は万一の備えです。ファミサポの活動の基本は預かった
お子さんをそのままの姿でお返しすることです。
安心安全の子育て応援団のルールを守って注意深く活動してください。
編集雑記
以前ここに書いた、葉っぱが百枚にも増えたけど引っ越した時の葉っぱは5枚だったポトス、実はふた鉢ありまして紹
介した鉢はぐんぐん伸びて百枚にもなったのですが、もうひと鉢はどうしたことか一向に伸びず…かといって枯れもせず。
同じように世話してきたのですが5年たってもそれほど姿を変えませんでした。が、なんとしたことか今年になってめきめ
きと伸び始め、今や手のひらよりも大きいツヤツヤの葉十数枚を含めて五十枚の大所帯!
育つ時期 というものなのでしょうか。なにがということではなく機が熟したのかもしれません。
植物でも差があるなら人間だって当たり前。そう思えばいろいろ希望が持てる今日この頃です。
小平ファミサポ アドバイザー
堀内・熊谷・田口・福田
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利用会員宅での活動 1才10か月 Aくん(12:00~15:00) 利用会員さんは自宅でお教室を開講しています。生徒さんのレッスン時間に、自宅の別室でAくんを提供会員さん
にみてもらっています。
まずは報告書から
「始めは、とてもごきげんよく、私の手を引っぱって、いろいろな遊びをしました。
でも、だんだんとねむくなり、遊びたいけど、ねむい…ねむいけど、ねむれない…という感じで大泣きになって
しまいました。
私は抱っこして、お母さんをさがすふりで、部屋を走りまわっていたら、おもしろかったらしく、笑いながらねむく
なってしまったようです。
かわいかったです。」(原文ママ)
もう、活動の期間は1年をこえています。 本当に赤ちゃんだった頃から、ママと同じように成長を見守って
きてくれた提供会員さんです。 ご自分のお子さんは女の子なので、Aくんの泣き方から、甘える様子、興味
をもつもの、遊び方、などなど成長のすべてが 新鮮でかわいいとおっしゃっていました。そうかと思うと、
男女ちがっても同じような面もみえてびっくりすることもあるそうです。
活動報告書の文面からも、提供会員さんのそういう気持ちが伝わってきて、読んでいるアドバイザーも、
うれしくなってしまいました。
利用会員さんは、失礼ながらと断りつつ「提供会員さんのことが大好きなんです。尊敬しています。」と
お話ししてくださいました。
こちらの言葉にも、アドバイザーは感激しました。よい関係をつくっていただいて、利用会員さん、提供会
員さん、Aくんに大感謝です。
Bちゃん 3歳0ヶ月~6歳7か月 保育園のお迎え(18:50~19:50バス利用)
お母さんは育休明けにお迎えを頼める人がいなかったら正社員として復職することはできずパート職員
になるか辞めるかと選択を迫られたそうです。
お迎えは毎日の事なので複数の提供会員を紹介しましたが、始めから終りまで活動していただけたのは
Sさんただ一人でした。しかも週5日一人で引き受けてくださっていたのは最後の8ヶ月だけではありません。
活動回数は500回を超えています。ご自分の体調管理ももちろん、外出するのも近辺だけと決めて万が一
にも遅延等に巻き込まれて活動できないなどということのないようにと用心されていたそうです。
「長いようで短く感じた3年7ヶ月と少し。とうとう最後の日になりました。今までのことが走馬灯のように頭の
中を回っています。
叱ったり、泣いたり、笑ったり。それも今日でお別れ。4月からは
新しい生活が始まりますね。頑張れ新一年生!そして卒園おめでとう!」(原文ママ)
雨の日も風の日も、お母さんに代わってお迎えをしてくださった提供会員のSさんの報告書です。山のよ
うなご苦労があったと思いますが、Bちゃんにとって忘れられない素敵なSさんの思い出がいっぱいあるこ
とでしょう。
照れ屋のSさんなのではっきりとはおっしゃいませんが、入学を機に引っ越してしまったBちゃんの入学式
に送られてきた写メールを嬉しそうに見せてくださったご様子から、また会えたらいいなぁと心から思ってお
いでのようでした。
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