ブナセンターだより 10月号 今 月 の ご あ ん な い ■歌才ブナ林 キノコごよみ &カタツムリ観察会 【日 時】10月 4日( 4日(日) 9:30~ 9:30~14:30 【内 容】散策路沿いのキノコを記録しながら、 今年度ブナセンター賞受賞の森井悠太 さん(北大)による、森のカタツムリ の観察会を実施します。 午前中だけの 【集 合】歌才ブナ林駐車公園(9:30 歌才ブナ林駐車公園(9:30) 9:30) 参加もOKです 【持ち物】 持ち物】筆記用具、飲み物、昼食、敷物 【申込み】不要 【申込み】不要 【雨天の場合】 雨天の場合】中止(小雨決行) ■ブナセンター講座② 「キノコ鑑定会」 【日 時】10月11日(日) ①午前の部 10:00 10:00~ ~12:00 ②午後の部 13:00~ 13:00~14:30 【講 師】五十嵐 恒夫先生(北大名誉教授) 【内 容】身近なキノコを持ち寄って、五十嵐先 生に鑑定してもらいます。午前の部で はブナセンター周辺でキノコ狩り をして、採ってきたキノコを 鑑定します。 【集 合】ブナセンター陶工房 【対 象】どなたでも 【申込み】不要 【申込み】不要 【送 迎】町民センター玄関前 ①9:50 ②12:50 ※町民センター以外で送迎が必要な方は 前日までにご相談ください。 ■ブナの実調査 発行 : ブナセンター No.268 2015, 10, 1 ■黄葉のブナ林・宿泊パック (1泊2日 3回開催) 【日 程】 10月23日 (金)泊 26日 (月)泊 & 28日 (水)泊 黄葉時期のブナ林をゆっくり楽しみたい方のために 企画した宿泊パック。添別と歌才、2つのブナ林を ブナセンタースタッフがご案内します。 夕食は「秋の味覚」特別メニュー付き。 詳しくは歌才自然の家まで。 料 金:大人9,000 金:大人9,000円 9,000円 定 員:各回15 員:各回15名 15名 主 催:歌才自然の家 協 力:ブナセンター 申し込み:歌才自然の家 TEL 01360136-7272-3010 フリーダイヤル0120 フリーダイヤル01200120-023023-142 町民のみなさまへ ブナセンタースタッフの解説を聞きながらブナ 林を歩いてみたい方へ。宿泊パックの期間中、 町内在住の方に限り、下記のブナ林観察に参加 できます。(要申し込み) ◆添別ブナ林 23日(金)・26日(月)・28日(水) 時間:14:00~16:00 ◆歌才ブナ林 24日(土)・27日(火)・29日(木) 時間: 9:00~12:30 ■集合:歌才自然の家玄関前 ■参加費:300円 ■定員:各回5名 ■申し込み:実施日2日前までにブナセンターへ ※詳しくはブナセンターにお問い合わせください。 ◆ブナ林再生プロジェクトからのお知らせ◆ 以下の日程で行います。3回のうち1回でも参加できる方 は、実施日の2日前までにブナセンターへご連絡ください。 10月2日(金)、16日(金)、30日(金) 【時 間】 9:00~12:30 【集 合】 歌才ブナ林駐車公園 ※詳しくはブナセンターまで ブナ林再生作業 植樹のための種子の回収とネットの撤収作業です。 【日 時】10月22日(木)9:30 10月22日(木)9:30~ 9:30~12:30 【集 合】町民センター (9:30) 9:30) 【持ち物】 持ち物】野外で作業できる服装 【雨天の場合】 雨天の場合】中止【 中止【申込み】 申込み】前日までにブナセンターへ 下澤暘子先生の 下澤暘子先生の陶芸教室 毎週木曜日の陶芸教室のうち、 下澤先生(北海ありそ焼・愉楽窯主宰)が 指導してくださるのは、下の日程となります。 【時 間】13:30~15:30 13:30~15:30 通常の教室 <木曜日> 10/8 10 8 ・ 11/12 11 12 初心者向け教室 <祝日> 10/12(月) 10 12(月) ※下澤先生が指導してくださるのは、今年度は11月12日(木)が最終日となります 「陶芸は初めて」「平日は参加できない」という方へ ~初心者向け 初心者向け教室のご 教室のご案内 のご案内~ 案内~ 第3回 (10月12日)の作品は 「直径20センチの フルーツ皿」 ちょっと大きめのお皿に挑戦します 参加費:500円( 参加費:500円(粘土1㎏) 粘土1㎏) 定員:10名 (要申し込み) 発行 : ブナセンター No.268 2015, 10, 1 ブナの木にはえるキノコ ブナセンターでは、昨年から2年にわたり「ブナ林のキノコ」をテーマに、北海道のキノコ研究の第一人者 である五十嵐恒夫先生をお招きして、歌才ブナ林でのキノコ調査やキノコを知る講座などを行っています。 このコーナーでも何度かキノコの世界を紹介してきたように、キノコと樹木は密接に関係しています。それ では、ブナ林の主役である「ブナ」の木と密接な関係があるのはどんなキノコでしょう? ブナの幹に生えるキノコ ブナに生えるキノコといえば、まず何を思い浮かべますか? たとえば、名前にブナがつくキノコといえば「ブナシメジ」 「ブナハリタケ」。ただし、どちらもブナだけでなくイタヤカエ デ、ミズナラなどの広葉樹にも生えるキノコです。 歌才ブナ林では、ブナシメジは見られないものの、ブナハリタ ケは毎年9~10月に、散策路沿いの倒木にびっしり群生してい ます。キノコが見つからなくても、周辺に漂う独特の香りですぐ わかるほど香りの強いキノコです。 ブナの名はつかないけれど、主にブナに生えるのが、先月号で も紹介した毒キノコの「ツキヨタケ」。このキノコはイタヤカエ デにも生えるそうですが、歌才ブナ林では、ブナに生えたものし か確認されていません。 ブナハリタケ 傘の裏に針状の突起が密生している ブナの実に生えるキノコ 以上はブナの幹や枝に生えるキノコですが、じつは、“ブナの 実”に生えるキノコもあると五十嵐先生に教えていただきました。 地中に埋もれた前年のブナの実(種子)から発生するキノコで、 その名も「ウスキブナノミタケ」( その名も「ウスキブナノミタケ」(発生9~10月)。薄い黄色を した、とても小さなキノコです。ブナセンターではまだこのキノ コを確認していませんが、五十嵐先生によると、実の部分に菌糸 がとりつき、栄養を吸い取って、秋にキノコ( がとりつき、栄養を吸い取って、秋にキノコ(子実体)として発生 する、とのこと。 脂肪分が多く、リスやネズミが大好物のブナの実、キノコにも おいしい実だったのですね。 かくと また、ブナの殻斗(実を守る殻)に生える「シロヒナノチャワン タケ」という、これまた小さなキノコもあります(発生5~6月)。 今年の秋はたくさんブナの実がなりそうです。来年の春は殻斗 に生える白いキノコを、秋は実に生える黄色いキノコを探してみ ませんか? ※ひとつの殻斗の 中に種子が2つ 入っています ブナの実(=種子) かくと ブナの殻斗(=から) 【10月の休館日】 10月の休館日】 5・6日/ 5・6日/ 13日 / 19・20日 / 26日・27日 ブナセンターは通常毎週月曜日と火曜日が休館日です 祝祭日は開館します ウスキブナノミタケ 前年のブナの実から生える薄黄色の キノコ(写真提供:五十嵐恒夫氏) シロヒナノチャワンタケ ブナの殻斗や落葉に生える 茶碗型をした傘の直径は0,3~1ミリ “ブナの根とつながって生きている” キノコについては、ブナセンター賞 を受賞した大園享司さんが現在研究 中です。来年2月の成果発表を お楽しみに。 ●「ブナセンターだより」はブナセンターHP 「ブナセンターだより」はブナセンターHPから HPからPDF からPDFファイル PDFファイル をダウンロードできます。 ●「ブナセンターだより」郵送ご希望のかたは、郵便番号、 住所、氏名、電話番号を明記のうえ、希望回数分の82 住所、氏名、電話番号を明記のうえ、希望回数分の82円 82円 切手を同封してブナセンターまでお送りください。 発行所:黒松内町ブナセンター 〒 048-0101 寿都郡黒松内町字黒松内 512 - 1 TEL (0136)72-4411 FAX (0136)72-4440 電子メール [email protected] ホームペー ジ http://www.host.or.jp/user/bunacent/
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