平成 27 年度 神戸港湾施設見学会

平成 27 年度
神戸港湾施設見学会
2015/10/21
主催:(一社)神戸貿易協会・(一社)神戸港振興協会
(一社)神戸港振興協会様のご協力により、神戸港湾施設
見学会を実施致しました。貿易協会から 26 名の方に
ご参加頂き、クルーズ船にて神戸港湾施設を見学しました
平成 27 年度 神戸港湾施設見学会
平成 27 年度 神戸港湾施設見学会
主催:(一社)神戸貿易協会・(一社)神戸港振興協会
14:00-14:30 神戸海洋博物館 会議室
はじめに神戸海洋博物館の会議室にて、神戸港の現状・港湾の開発予定・本日の視察ルートについてご説
明頂いた後、乗船場に移動しました。今回、(一社)神戸港振興協会様のご厚意により周遊船「ロイヤルプ
リンセス号」を貸切りにして運航して頂きました。
今回の視察ルート
ハーバーランド⇒ 川崎重工⇒
兵庫埠頭⇒ポートアイランド西
側⇒⇒ポートアイランド東側
コンテナバース⇒六甲アイラン
ド コンテナバース⇒摩耶埠頭
⇒新港東ふ頭⇒かもめりあ
14:30-15:30
川崎重工⇒兵庫ふ頭⇒三菱重工⇒ポートアイランド西側⇒神戸大橋
出港すると右側に川崎重工、三菱重工の工場が見えてきます。造船中の船や潜水艦などを近くで見学する
事ができました。和田岬の辺りで迂回すると、ポートアイランド西側の新設された大学や大型物流倉庫を
見ることができました。昔はポートアイランド西側もコンテナバースとして使用されていたとの事です。
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平成 27 年度 神戸港湾施設見学会
15:00-15:15 ポートアイランド 北ふ頭⇒中ふ頭⇒コンテナバース
神戸大橋通過すると、北埠頭のコンテナバースが見えます。北埠頭には輸出入用の重機が多数保管されていま
した。次にポートアイランド東側の大型コンテナバースを見学しました。水深 15m~16mの大水深、高規格
コンテナバースが整備されており、大型コンテナ船にも対応する事ができます。遠方に作業中のガントリーク
レーンを確認する事ができました。
15:20-15:40 六甲アイランド南側コンテナバース⇒摩耶埠頭⇒新港東ふ頭⇒かもめりあ
船は六甲アイランド南側コンテナバースに移動しました。ここでは荷役中の大型コンテナ船 2 隻を間近で見る
事ができました。現在、世界ではコンテナ船の大型化が進んでおり、対応できる港の開発が急務となっていま
す。六甲アイランドを通過すると、右手に摩耶ふ頭見えてきます。ここは日本初のコンテナ荷役が行われた場
所で、当日は在来型貨物船が作業を行っていました。隣の新港東ふ頭は国内外の中古自動車の流通を行う大規
模施設があり、当日も多くの自動車が保管されていました。およそ 1 時間の見学会を終え、船は港に戻りまし
た。今回、実際の神戸港湾の物流の現場を視察する事ができ、非常に貴重な経験が出来ました。
神 戸 港
港 勢
入港船舶総数:35,831 隻 総取扱貨物量:92,387,000 トン 外航船:6,965 隻
フルコンテナ船:3,995 隻 貿易額:8 兆 6,274 億円 航路数:77航路
(平成 26 年度調べ)
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