湖陵小学校に『東京アーバンブラスアンサンブル』がやってき た。本校生徒も小学校の体育館に移動して約一時間の演奏を鑑 賞した。 今回、演奏会に来てくれたのは11名。3曲目「グリーン スリーブ ス」では、うっとりする曲に心を洗われ、拍手を忘れていてハッとし た。楽器紹介では、楽器によって得意とする音やメロディー、曲目 が披露された。どの楽器(&演奏者)も個性派ぞろいで、どれも違 ってどれもいい。得意と苦手を兼ね備えたそれぞれの楽器が協力 し合うことで発揮するパワー、可能性は未知に広がる。 楽しいメドレーショーでは、誰もが引き込まれる「ディズニーメド レー」。自らを“ディズニー曲 嬉しいな症候群”という司会者は、 「この曲はみんなを楽しくさせる素敵な曲。そこには争いはない。」 と言う。確かに聴きながらディズニーの場面が脳裏を駆ける。ワクワク、心が踊り、幸せな時間が過ぎ る。後半は、しょげている時に聴きたい曲、「GUTS!!(嵐)」など、手拍子を打ちながらのりのりの曲が続 く。聴く人の心を動かし、そこにいる人を一つにする。これが音楽のすごさ、プロのすごさなのだろう。 私は、聴きながらすがすがしい空気と時間の流れ、そして充電されるエネルギーを感じた。 中学校への帰り道に話した神西君(2年)は、「知っている曲もたくさんあってとても楽しかった。自分 がリコーダーで演奏した曲もあったけど、楽器の違いで曲感が違って面白かった。演奏者は年配の方 だったけど生気がみなぎっていた。プロはすごい。」と、感想を伝えてくれた。 『東京アーバンブラスアンサンブル』のみなさま、ありがとうございました。
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