亜鉛合金ダイカスト 亜鉛合金ダイカストについては、2 種 類が日本工業規格JIS H5301に規定されている。亜鉛合金ダイカストは、機械的性 質及び鋳造性が優れているため、広く用いられている。アル ミニウム合金ダイカストに比べ、薄肉のものができ、また、 寸法精度がよく、精密ダイカストが可能である。さらに亜鉛 合金ダイカストはめっきが容易で装飾性に優れるなどの特徴 を有する。 亜鉛合金ダイカストの合金別生産比率、合金成分範囲を図表 に示す。なお、一般に用いられている亜鉛合金ダイカストの 化学成分、機械的及び物理的性質を表に示す。 その 他 1.1% ZDC1 22.8% ZDC2 76.1% 亜鉛合金ダイカストの合金別生産比率 (2001年 当協会資料による) 2.0 1.5 Cu 1.0 ( ) ZDC1 % 0.5 ZDC2 0 2 3 4 AI (%) 亜鉛合金ダイカストの合金元素と組成範囲 21 5
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