平成27年3月25日 工業会会報 第94号 発行元 一般社団法人日本非破壊検査工業会 ⓒ日本非破壊検査協会 The Japanese Association For NonDestructive Testing Industry (JANDT) 〒101-0047 東京都千代田区内神田2丁目8番1号 冨高ビル3F 電話 03-5207-5960 FAX 03-5207-5961 URL : http://www.jandt.or.jp/ E-mail : [email protected] 編集 : 広報部会 平成27年 非破壊検査業界新春賀詞交歓会を開催 1月6日、東京都千代田区の東海大学校友会館にて 「非破壊検査業界新 春賀詞交歓会」 を開催し、招待客など約210人の方々が参集した。 開催にあたり、松村 康人理事長は「昨年は、大きな災害や年末の衆議 院総選挙があるなどあわただしい年であった。アベノミクスの政策によ り良い兆しは出ているが、広く景気回復している状況には至っていない。 防災・減災対策が日本経済の好転の契機になってほしい。当工業会として は、石化・電力業界などでは厳しい状況もあるが、インフラ維持管理の市 場への応用・技術開発と従来の資格保有する人材を活かした『インフラ調 査士』資格を進める年としたい。」 と、抱負を述べた。 来賓挨拶では、太田 昭宏国土交通大臣は 「自公政権として安定軌道に 導く年とする。日本のODAにより日本が工事を担当したベトナムの国際 空港施設・ニャッタン橋(日越友好橋)では、日本の技術・仕事は大変素晴 らしいと評価をいただき誇りに思う。国内では、インフラの老朽化対策・ メンテナンス・耐久化が重点であり、非破壊検査は最も大事な業界であり 賀詞交歓会のもよう バックアップしていきたい。」 と挨拶した。引き続き、斉藤 鉄夫衆議院議員は 「昨年より進めてきた国土強靭化法による『インフラ調査資 格』の制度を立ち上げていくので協力してほしい。」、古屋 範子衆議院議員は 「笹子トンネルの事故以来進めている防災・減災、インフラ 整備・改修に力を入れていきたい。」、佐々木 さやか参議院議員は 「若い人にこの業界・仕事にもっと入って来てほしい。業界発展にも力 を尽くしたい。」 と挨拶した。次に経済産業省製造産業局の佐脇 紀代志産業機械課長は、 「 全国への成長戦略を活かす・見える化を進め るなど、アベノミクスの取組みを加速し、改革断行の年としたい。非破壊検査は社会の安全・安心のキーテクノロジーであり、ロボット活 用にも活かしていきたい。」 と挨拶した。 ( 一社) 日本非破壊検査協会の廣瀬 壮一会長は 「昨年は『インフラ調査士』資格の立ち上げを工 業会と協力しておこなった。学協会の立場から非破壊検査が社会のためにより役立つ年としたい。若い人へのこの業界のPRもおこなっ ている。」 と挨拶した。 来賓挨拶を経て、長岡 康之副理事長の乾杯の音頭を契機として、会場を埋めた今までで最も多い出席関係者により、景気・業績拡大 に期待を込め歓談の輪が広がりをみせ、新年の挨拶を交わした。 松村 康人 理事長 斉藤 鉄夫 衆議院議員 太田 昭宏 国土交通大臣 佐々木 さやか 参議院議員 古屋 範子 衆議院議員 佐脇 紀代志 産業機械課課長 廣瀬 壮一 JSNDI会長 1 工業会会報 第94号 関西地区非破壊検査業界 平成27年 新春賀詞交歓会を開催 関西支部は、1月8日に大阪市北区のホテルグランヴィア大阪にて平成27年関西地区非破壊検査業界新 春賀詞交歓会を開催、会員及び業界関係者ら76名が参集した。冒頭の挨拶にて、富田 裕樹支部長は 「景況は 消費税増税の影響により一時落ち込んだものの、設備投資の堅調な推移等で、日本経済は再生への期待が 高まり、当業界の先行きも明るさが見えてきた。今後は需要増大が予想され、さらなる品質確保が要求され る。そのためには技術者育成や企業体制の強化状況を見据えた収益の確保が望まれる。」 また、 「インフラ設 備の老朽化が進む中、国の基準に基づく点検実施ができる『インフラ調査士』の資格認証制度を創設、実施し 富田 裕樹 支部長 山本 香苗 参議院議員 ていく。」 と述べた。続いて来賓の山本 香苗参議院議員が挨拶し 「社会資本のメンテナンスに係る民間の登 録制度がスタートする。最初は限定的な分野だけだが、いずれは対象分野を拡充していくので、ご協力をお 願いするとともに民間の活力を発揮するために役立てていきたい。」 と述べた。この後、近畿経済産業局産業 部産業課の山口 洋課長、大阪労働局労働基準部健康課の三浦 一志課長が挨拶を行い、来賓の紹介後、 (一 社) 日本非破壊検査協会関西支部の小堀 修身支部長より第7回 「UTまかせとき大会」 等への事業参加や資格 認証制度の改革への協力のお願いに続くご発声による乾杯の音頭により開宴し、来賓及び会員各社の和や かな歓談が行われ、関係者の交流を深めた。定刻になり川本 怜三幹事の中締め挨拶により散会となった。 賀詞交歓会のもよう 西日本支部 平成27年 新年例会・賀詞交歓会を開催 平成27年西日本支部新年例会・賀詞交歓会が1月15日、北九州市小倉北区のリーガロイ ヤルホテル小倉にて開催され、新年のスタートを切った。冒頭の挨拶で藤本 秀博支部長は、 昨年末の衆院選での与党圧勝もあり、政府が決定した新年度の予算案では公共事業へ約5 兆9千億円盛り込まれているが、当業界へのプラスの影響はまだまだ少ないと言及。しかし ながら過日、東京で開催された賀詞交歓会には太田国交大臣の出席もいただき、 「 減災・防 災社会に非破壊検査は欠かせない、若い人をどんどん採用して欲しい。」 など当業界への激 藤本 秀博 支部長 賀詞交歓会のもよう 励があったことに触れ、国が非破壊検査の技術推奨を進めていこうとの意気込みを強く感じたと感想を述べ、近く立ち上げるインフラ調査士 資格制度への会員各社の更なる理解と協力をお願いしたいと述べた。続いて支部長より秋季例会以降の支部事業計画の経過と各委員会活動 報告が行われ、2月13日当地小倉でJSNDI九州支部と共催する技術交流会への参加を呼び掛けた。 小休憩を挟み、松村 康人理事長の「インフラ調査士資格制度の発足」 と題した特別講演では非破壊検査の歴史も振り返り、当業界では電 力、製造業、石油・化学業界での市場の先細りが心配されるなか、品確法改正を受け、斉藤 鉄夫衆議院議員をはじめとする公明党の強力な支 援のもと短期間で資格創設にこぎつけ、一回目の講習会・認証試験を2月開催の運びになったことを説明した。 例会終了後、会場を移し開かれた賀詞交歓会では秋野 公造参議院議員秘書の中島 隆治氏、JSNDI九州支部馬場園 浩二支部長と来賓挨 拶が続き、九州工業大学加藤 光昭名誉教授の乾杯音頭で懇親会がスタート、長時間にわたって関係者間の交流を深めた。 東日本支部 平成26年度 年末例会を開催 東日本支部は、12月4日恒例の年末例会を川崎商工会議所で開催、支部会員など約45 名が参加した。冒頭に渡辺 正宏支部長は上半期の支部活動報告を行い、活動への協力に対 し謝辞を述べた。 次に広報部会の活動報告として、3支部の共通テーマである 「検査業界の責務と保証に関 するアンケート結果」が報告された。他支部も含め意見の多かったタンク開放検査の立会い について、検査マニュアルを作成する方向で進められる。また、先にプレス発表された内容 渡辺 正宏 支部長 特別講演のようす に基づき、 「インフラ調査士資格認証制度」 について、概要、受験資格、受験の要件などが説明された。 特別講演は、千藤 三樹男氏(元、日本ハムファイターズ コーチ) を講師に 「名監督・名選手に学ぶ成功者 の条件」 と題して、自身の生い立ちからプロに入るまでの出来事、一流選手に必要な六つの条件など、ユーモ アを交えた熱いトークが繰り広げられた。 その後会場を移して行われた会員交流会では、飛び入り参加された、佐々木 さやか参議院議員の力強い乾 杯の音頭とともに歓談の輪が広がった。宴たけなわのところ長岡 康之副理事長の発声により中締めとなった。 お客様のありとあらゆるニーズにお応えする 検査・計測の総合企業「IIC 」です。 検査・計測で が出たら そうだ ! 技術・悩み事を よろず相談シートに 入力してください。 IIC に相談しよう! 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RC煙突への適用について 図2は、R C(鉄筋コンクリート)煙突の概略図です。 レンガの肉厚が薄くなったり、 剥落したりしている箇所は熱が直接RCに伝わるため、表面は高温になります。 銅板 エアスペース レンガ ライニング (吹付ガナイト) 剥落部 RC レンガ受台 剥離部 図1 鋼製煙突 図2 RC煙突 4. 具体的な測定例 写真1は、鋼製煙突の熱画像です。数箇所にライニングの剥離箇 所と思われる低温部を捉えました。 写真2は、その可視画像です。煙突構造は、外部鉄板厚5c m、 ライ ニング厚10c m、高さ100m。観測条件は、内部温度30℃、外気温度 2℃となっています。 5. まとめ このように、サーモグラフィカメラによる煙突の点検は、足場を組む 必要が無く、高所の点検を非接触で、且つ安全に実施することが可 写真1 鋼製煙突の熱画像 写真2 鋼製煙突の可視画像 能です。 原稿作成 : 機材支部TT分科会 5 工業会会報 第94号 NDT工業会加盟の平成25年度検査会社153社の経営実態 平成26年度の会員登録票及び売上の調査結果よりまとめた。 会員数、従業員数 売上高及び経常利益の推移 平成 22 年 平成 23 年 141 会 員 数 (社) 平成 24 年 平成 26 年 推定値 平成 25 年 143 142 147 (+5) 151 *1 *2 (対前年度比) (+10) (+2) (-1) 従業員数 (人) 8,924 9,519 9,589 10,399 (+70) (+810) (+788) 139,400 (+4) 11,187 *1 (対前年度比) (+539) (+595) 売上高(百万円) 125,000 121,300 128,000 128,600 (対前年度比) (+485) (-3,700) (+6,700) (+6,000) *2 *3 (+10,800) *1 平成25年度(H25.4~H26. 3)の会員数及び従業員数はH25. 7. 1現在の会員登録票による実数値 *2 平成26年度の会員数及び従業員数は、平成26年7月1日現在の会員登録票による実数値 *3 平成26年度の売上高は、前年度売上高を基準に直近6カ月の業況調査に基づく推計値 平成25年度売上高に占める産業分類別及び検査種別等の比率 産業分類別 産業分野 売上高 比率(%) 前年度 比率(%) 鉄鋼、製鉄、鋳造 10,417 8.1 造船、重機 10,417 8.1 7.5 重電、機械 5,273 4.1 3.3 原子力関連 6,816 5.3 5.8 電力関連 13,889 10.8 10.2 石油、化学関連 28,292 22.0 23.9 ガス、水道関連 10,545 8.2 8.7 土木、橋梁関連 13,632 10.6 9.6 建築関連 20,962 16.3 17.8 643 0.5 0.1 7,716 6.0 4.4 128,600 100.0 100.0 医薬、食料関連 その他 計 (単位百万円) 医薬、食料関連 0.5% 8.7 建築関連 16.3% その他 鉄鋼、製鉄、 6.0% 鋳造 8.1% 造船、重機 8.1% 平成25年度 土木、橋梁関連 10.6% 128,600 (単位:百万円) ガス、水道関連 8.2% 重電、機械 4.1% 原子力関連 5.3% 電力関連 10.8% 石油、化学関連 22.0% 「安全手帳改訂版」 発刊のお知らせ 安全手帳 新たな項目として「熱中症の予防」、 「 過重労働」 を追加、また、 「リスクアセスメント」 と 「応急手当」の内容充実などを中心 として改訂した新たな版を2月に発刊いたしました。書籍申込書にて購入お申込みください。 安 全 部 会 6 工業会会報 第94号 非破壊検査業界の景気動向調査 平成26年度 平成26年度調査は会員企業 190社を対象に実施し、140社より回答を得た。 関係する業界の状況 貴社の仕事量 貴社の売上高 貴社の検査料金 100% 0% H25 上昇 H26 H25 変わらない 低下 最近 H25 H25 H26 最近 H25 先行き 過剰 最近 H26 無回答 H25 増加 貴社の雇用人員 100% 0% H26 先行き H26 H25 先行き 変わらない 最近 減少 H25 適正 不足 貴社の仕事量 (前年度比) 無回答 6% 最近 H26 H25 H26 値上げ H26 H25 先行き 楽である 貴社の売上高 最近 (前年度比) 無回答 4% H25 さほど苦しくない 貴社の検査料金 (前年度比) H26 値上げ10% 苦しい 19% 増加 38% 変わらない 37% H26 変わらない 先行き H26 無回答 上昇 無回答 7% H26 低下 34% 無回答 貴社の経常利益 (前年度比) 無回答 5% 楽である 低下 18% 39% 変わらない 無回答 前年比 変わらない 増加 21% 値下げ H25 12% 減少 H26 先行き 貴社の経常利益 (前年度比) 苦しい 10% H25 最近 貴社の資金繰状況 値下げ5% 減少 H25 先行き 貴社の資金繰状況 無回答 無回答 6% H25 無回答 貴社の検査設備 H26 H26 さほど 苦しくない 変わらない 81% 71% 上昇 33% 変わらない 44% ECNDT2014見学体験記 2014年10月6日から10日、チェコ共和国の 首都プラハにて開催された第11回欧州非破壊 試験会議 (ECNDT2014) を見学した。出展社数 158社、カンファレンス発表444件と出展社及 び発表者とも多いものの展示会全体は穏やかな 雰囲気であった。展示会では、各非破壊検査手 ECNDT2014 訪問者 展示会会場風景 プラハの町の風景 法が展示されていたが、特にRTとUTの展示が多く、実際の現場での適用をイメージされた展示が目立った。 今回、初めての海外展示会見学で、世界の非破壊検査市場と検査装置及び最新の技術を知り得た事、最新の非破壊検査技術及び 現場での適用方法の情報の収集ができた事は大変有意義であった。 次回ECNDT2018はスウェーデンで開催される。 (ポニー工業株式会社 西野 博氏) 7 工業会会報 第94号 「インフラ調査士」 普及へ 1月29日、参院議員会館にて初会合となる公明党非破壊検査技術振興議員懇話会が開催された。公明党からは本会の斉藤 鉄夫会長 はじめ関係の各議員、国土交通省からは大臣官房の田村 秀夫技術調査課長と関係者、当工業会からは松村 康人理事長と理事及び関係 者が出席した。 国土交通省から 「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保について」 、工業会からは2月からスタートする 「インフラ調査士資格認 証制度について」報告がなされ、意見をかわした。工業会としては、 「 全国に約5万人いる非破壊検査技術者を活用するこのインフラ調査 士資格を役立ててほしい。」 と要望した。 斉藤 鉄夫会長は 「非破壊検査は、インフラの長寿命化などを進めるうえで核となる技術である。」 と述べられ、インフラ調査士の普及を 後押しする考えを示された。 斉藤 鉄夫会長と懇話会議員の皆様 本 部 入 会 (4月1日~) (敬称略) ■関西支部 支部協力員 会員動向 3月1日現在、189社(東日本支部72社、関西支部42社、西日本支部38社、機材支部37社) 株式会社KS-NET関西 部長 日比 和彦 〒578-0985 大阪府東大阪市中野南2-36 TEL 072-960-6085 FAX 072-960-6086 e-mail : [email protected] 株式会社ポニー工業 退 会 ■東日本支部 松村 康人理事長と懇話会のもよう 部長 藤尾 高司 〒541-0057 大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-3-6 TEL 06-6262-6505 FAX 06-6262-6501 e-mail : [email protected] 有限会社アクトエイションハート 超音波ソフトプローブ NEW VIDAR SYSTEMは非破壊検査業界の厳しいニーズを満た すように設計された工業用フィルムデジタイザーです。 ・次世代高精細CCD(HD-CCD)技術の採用 柔軟にフィットする! 高SN比・小不感帯を実現! じゅう たん 「柔探」 無料貸出・サンプルテスト受付中 ・独自のADC(オートマチック・デジタイザ校正)機能 ・画像のバラツキ無く、優れたグレイスケール画質で再現 ・頻繁なキャリブレーション、洗浄などのメンテ不要 ・幅:2.36inch~14inch、長さ:8inch~51inch迄対応 ・150dpi~570dpiで読取分解能が設定可能 先端技術で未来を見つめる 検索:ジャパンプローブ 〒232-0033 神奈川県横浜市南区中村町1-1-14 TEL.045-242-0531 FAX.045-242-0541 [email protected] 8 本社〒541-0057大阪市中央区北久宝寺町2-3-6 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 TEL06-6262-6510㻌 FAX06-6261-2009 東京営業所㻌 TEL03-5472-1091㻌 FAX03-5472-3026 [email protected] [email protected] URL: www.ponyindustry.co.jp
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