ISANA - 日本捕鯨協会

Japan Whaling Association
勇魚 通信
[ISANA]
vol. 43
2010 年 8 月
発行 : 日本捕鯨協会
〒 104-0055 東京都中央区豊海町 4-18 東京水産ビル 5 階
TEL: 03-5547-1940 FAX:03-5547-1941
HOMEPAGE:http://www.whaling.jp
おいしいクジラは日本の宝
第 62 回 IWC 年次会議
双方の溝深く、今回も合意に至らず
次回会合までの 1 年間を冷却期間に
の結果、わずかながらも話し合いのムードは維持された印象
が残りました。
その他、日本は、シーシェパードによる鯨類捕獲調査船へ
の妨害活動について、映像資料を使って状況を説明し、あら
ためて関係国に対し、実効ある措置を講じるよう求めました。
IWC 内には最終的な捕獲枠ゼロ(フェーズアウト)が合意
の条件と主張する強硬な反捕鯨国があり、コンセンサスによ
る解決の見通しが立たない中、日本政府の今後の IWC 対応が
注目されます。
山田農相、捕鯨問題で協議機関設置を検討
6 月 21 日から 25 日まで、モロッコ・アガディールで開催
された第 62 回国際捕鯨委員会(IWC)年次会議は、4 月に公
表された議長・副議長提案をベースに協議を行いましたが、
加盟国間の立場に大きな隔たりがあり、
「IWC の将来」に関す
るコンセンサスには至らず、2011 年の年次会議まで 1 年間冷
却期間を置くことになりました。
議長・副議長提案に関する協議は、本会議に先立ち 16 日
と 17 日の 2 日間行われ、さらに、本会議開会直後からも一
時休会した上で、21 日と 22 日の 2 日間、小グループによる
個別協議が続けられました。
舟山康江農林水産大臣政務官をヘッドとする日本政府代表
団は、連日関係国との協議を重ね、捕獲頭数の大幅削減を条
件に、日本の沿岸捕鯨を含め、捕鯨を一部容認する議長・副
議長提案による合意形成を求めましたが、豪州やラテンアメ
リカ諸国が同提案をベースに協議することを拒否したため、
2 年越しの IWC 正常化に向けた話し合いは、いったん白紙に
戻る結果となりました。
一方、デンマーク(グリーンランド)が 2 年前から求めて
いるザトウクジラの新規捕獲枠提案については、EU が捕獲頭
数を若干削減した修正案を提案し、豪州、ラテンアメリカ諸
国等が反対を表明したものの、コンセンサスをブロックする
ことは避けたため、最終的に同修正案は採択されました。そ
IWC が第 62 回年次総会で商業捕鯨容認などの合意を先延ば
ししたことを受け、山田正彦農林水産大臣は 6 月 29 日の閣議
後の記者会見で、
「機能不全に陥っている IWC をどうしたらい
いか話し合う場を設けたい」と述べ、ノルウェーやアイスラ
ンドなど捕鯨国と連携して新たな協議機関の設置を検討する
考えを表明しました。
6 月 21 ~ 25 日までモロッコで開かれた IWC の年次総会で
は商業捕鯨の再開容認などを盛り込んだ議長・副議長提案に
ついて、捕鯨国と反捕鯨国との溝が埋まらず合意に至りませ
んでした。
農相はオーストラリアなどの反捕鯨国の対応を「各国が科
学的知見を共有しているのに(クジラを)捕ってはいかんと
かたくなな態度だ」と批判。捕鯨に理解を示すロシアやアフ
リカ諸国も加えた「新しい協議の機関を考えていくこともひ
とつの選択肢ではないか。IWC をどういう形に持っていった
らいいか、いろんな方法を模索したい」と語りました。
第二期北西太平洋鯨類捕獲調査船団が入港
摂餌生態に関する情報を多数収集
北西太平洋で 67 日間調査活動に従事していた第二期北西太
平洋鯨類捕獲調査船団の調査母船・日新丸は、8 月 22 日に東京・
大井水産物埠頭に入港しました。その他、調査に参加した目
視採集船 2 隻、多目的船 1 隻、餌環境調査船 1 隻についても
23 日までにそれぞれ帰港しました。
今回の調査では、ミンククジラ 14 頭、イワシクジラ 100 頭、
ニタリクジラ 50 頭、マッコウクジラ 3 頭を捕獲し、胃内容物
など摂餌生態を中心にデータを収集しました。
ミンククジラについては、探索しにくい海況が続いたため、
例年よりも発見数が少なく、捕獲も 14 頭にとどまりました。
捕獲したミンククジラはどれも大型のサンマを主に捕食して
勇魚通信。発行元:日本捕鯨協会。1998 年 2 月第 1 号発行。編集人:久保好;編集協力:有限会社ヨシナリ・アソシエーツ
勇魚通信第 43 号
おり、一方で、サンマの日本周辺への来遊量が例年より少な
いことから、サンマの回遊がミンククジラの分布にも影響し
ている可能性を示唆しています。
調査を実施している日本鯨類研究所では、こうした点も含
め、餌環境調査で得られた結果とも併せてクジラの摂餌生態
について今後解析を進めることにしています。
さらに詳しい調査結果については、日本鯨類研究所のウェッ
ブ サ イ ト(http://www.icrwhale.org/100820ReleaseJp.htm)
を参照ください。
た。手巻き寿司の具材は和歌山県太地町が出品している鯨の
大和煮、鯨ソーセージを使用し、初日から長蛇の列ができ大
好評でした。
太地町のブースでは、鯨ソーセージや大和煮の試食・販売
のほか、ポスター、パンフレットなどで地域の伝統的な鯨
食文化を紹介、アピールしました。
町開発公社の脊古眞市理事は「東京や神奈川の学校給食で
は、2 年ほど前から太地町で加工した鯨の竜田揚げが使われ
ている。鯨肉はヘルシーでアトピーにも効く。鯨肉の良さを
もっと知ってもらいたい」と述べました。
三陸沖鯨類調査が終了、ミンク 45 頭捕獲
ザトウは過去最高頭数を確認
4 月 22 日から開始した 2010 年度三陸沖鯨類捕鯨調査が 6
月 7 日終了しました。これは、クジラの生態と沿岸漁業に
与える影響を調べるための第二期北西太平洋鯨類捕獲調査
(JARPN)の一環で、石巻市の鮎川港を拠点に半径 50 マイル水
域内で実施しているものです。実施主体は一般社団法人地域
捕鯨推進協会。
調査団によれば、ミンククジラの捕獲頭数は 60 頭の捕獲上
限に到達せず、03 年度の調査開始以来、最少の 45 頭にとど
まりました。この原因について調査団は、低水温で餌となる
メロウドの資源量が少なかったことなどが影響したと分析し
ています。
一方、毎年、その時々の餌や水温の変化がミンククジラの
来遊頭数にも影響を及ぼすことが、はっきりと分かり、貴重
なデータが得られました。
また、ザトウクジラの目視に関しては、過去最高となる 68
頭が確認されました。
調査団長を務めた日本鯨類研究所の坂東武治主任研究員は、
「捕獲したミンククジラの胃内容物を調べた結果、餌はほとん
どがメロウドであることが確認された。一部からはオキアミ
も確認され、今回の調査でもミンククジラと沿岸漁業が競合
関係にあることが明らかになった。調査データをさらに解析
し、そのことをより明確にしていきたい」と報告しました。
イベント
太地町のブース(写真提供:日本鯨類研究所)
IWC 開幕に合わせ街頭 PR 活動
銀座などでクジラをアピール
日本捕鯨協会など捕鯨推進団体は 6 月 19 日、モロッコでの
国際捕鯨委員会(IWC) 第 62 回年次会合の開催に合わせ、
上野、
浅草、銀座、池袋、新宿、渋谷など都内 6 箇所でチラシを配り、
鯨肉の優れた点を PR しました。
チラシでは日本経済新聞の調査結果をもとに「調査捕鯨の
継続に賛成 65%」、「やっぱりニッポン人は鯨」とアピール。
また、鯨肉に含まれるバレニンなどの豊富な栄養素について
訴え、鯨料理が食べられるお店なども紹介しました。
銀座では「鯨は日本の食文化」と書かれたのぼりを立て、
ハッ
ピ姿の職員が調査捕鯨の現状について説明しました。
第 3 回ホビークッキングフェア開催
鯨肉の手巻き寿司に長蛇の列
東京ビッグサイトで 5 月 6 日から 8 日まで、流通問題研究
会と日本ホビー協会共催の第 3 回ホビークッキングフェアが
開催されました。
83 の企業や団体が、
「エコで美味しく簡単に-『技』と『道
具』と『知恵』と『工夫』
」をテーマに出展し、期間中、過去
最高の約 11 万 6 千人が訪れました。今年の特徴は、出展者の
商品の紹介だけでなく、料理教室、実演、試食など、体験型
のイベントが数多く見受けられたことです。
水産関係では、魚食普及活動の一環としてJF全漁連と全
国漁連のり事業推進協議会、日本おさかなマイスター協会が
合同で出展し、手巻き寿司の作り方の紹介と試食を行いまし
銀座でクジラをアピール(写真提供:日本鯨類研究所)
勇魚通信第 43 号
東京港体験クルージング
小・中学生など 300 人、鯨肉試食も
全日本海員組合と全国海友婦人会主催の東京港体験クルー
ジング ( ヴァンテアン号 ) が 7 月 26 日、東京湾内で行われ、
小学生や中学生を中心に約 300 人が参加しました。この催し
は乗船を通して子どもたちに船と海について知ってもらうこ
とを目的に企画されました。
今回は共同船舶、日本捕鯨協会が協賛し、鯨類捕獲調査の
目的やその方法に関するパネル展示、標本展示も行われまし
た。また、日本鯨類研究所の船団長らが調査について分かり
やすく説明しました。 試食では竜田揚げやフリッター、た
たき、ソテーの 4 種類が振る舞われ、初めて鯨肉を食べる子
どもたちにも、美味しい、柔らかいと好評でした。
船は東京・竹芝桟橋を出航し、レインボーブリッジ、お台場、
羽田空港沖などを周遊。船内では操舵室の見学やロープワー
クなどが行われ、子どもたちは初めての体験に興味津々の様
子でした。
ことなどを紹介しました。また、日本捕鯨協会の日高コーディ
ネーターが「鯨を巡る世界の動き」と題して、講演。学生か
らは「調査船での生活は?」「IWC で商業捕鯨が認められた場
合、現実的に可能なのか」などの質問が上がり、関心の高さ
がうかがえました。講演後には鯨の赤身や、ベーコン、さら
し鯨などを試食し、参加者には文字通り「見て、聞いて、食
べて」捕鯨問題を考える催しとなったようです。
流通関係者を対象に鯨料理試食セミナー開催
遠赤外線解凍で鯨肉をさらに美味しく
日本捕鯨協会は 8 月 19 日に東京・月島で築地市場や給食業
界の関係者を招き、鯨料理試食セミナーを開催しました。新
しい解凍法を紹介しながら、鯨肉の魅力を再認識してもらう
ことが目的です。
当日は約 70 名の関係者が出席し、遠赤外線解凍の鯨肉で調
理した刺身、竜田揚げ、ステーキの三品を試食しました。
調理を担当した鯨料理コーディネーターの日高氏は、昨年
末から遠赤外線解凍の優れた点に着目し、冷凍鯨肉に応用し
て実験を繰り返してきました。その結果、これまでよりも解
凍にかかる時間が大幅に短縮されるほか、鯨肉特有の臭みが
とれ、色見も良くなることが分かり、セミナーでもこうした
効能を説明しました。
癖のない食感と鯨特有の旨みに、当日出席した関係者は一
様に好印象を持ったようです。
遠赤外線解凍について説明する日高コーディネーター
全水商連、鯨肉の販路拡大事業開始へ
鹿児島大で鯨に関する講演&パネル展
見て、聞いて、食べて、考えよう。これからの人と鯨の関係
鹿児島大学水産学部で 7 月 7 日、鯨に関する講演会&パネ
ル展「見て、聞いて、食べて、考えよう。これからの人と鯨
の関係」が開かれました。今年で 11 回目となるこの催しでは、
鯨をめぐるさまざまな情報が紹介され、水産資源の持続的利
用とその将来展望が検討されました。
最初に、
同学部の不破茂教授が「鹿児島でも鯨を獲っていた」
という内容で県下の奄美、笠沙、甑島で捕鯨が行われていた
全国水産物商業協同組合連合会(全水商連)は魚食普及の
一環として鯨肉を消費者にアピールし需要拡大を図るため、
また、傘下組合員の新たな商品の一つとするため、全水商連
ブランドとして鯨肉の販路拡大事業に取り組むことになりました。
鯨肉は共同船舶から鯨類捕獲調査の副産物として供給され
ます。従来は 15kg 単位だったため鮮魚小売店では取扱が困
難でしたが、今回、販売しやすい小割(500g × 6 パック)を開
発し、原料には高品質のニタリクジラの赤肉が提供されます。
組合傘下の鮮魚小売店では対面販売方式の優位性を生か
し、消費者に鯨肉の優れた栄養特性などをアピールしながら
新たな需要拡大を図っていくとともに、消費者への鯨肉に対
するイメージアップを図っていきます。店頭では共同船舶の
協力を得て、ポスターや料理レシピなどのツールも活用して
盛り上げていく予定です。
勇魚通信第 43 号
東京地裁、 SS 元船長に有罪判決
日鯨研、 共同船舶、 判決を歓迎
調査捕鯨船妨害事件で罪に問われていた反捕鯨団体「シー・
シェパード (SS)」の元メンバー、ピーター・ベスーン被告(45)に
対して、東京地方裁判所は 7 月 7 日、懲役 2 年、執行猶予 5 年の
有罪判決を言い渡しました。
「アディー・ギル号」元船長のベスーン被告は今年 2 月、南
極海で第 2 昭南丸に侵入したほか、酪酸入りのビンを打ち込
み船員にけがをさせるなど、艦船侵入、器物損壊、銃刀法違反、
威力業務妨害、傷害罪の 5 つの罪に問われていました。
7 日の判決で、東京地裁は弁護側が無罪を主張していた乗
組員に対する傷害罪について、検察側の主張をすべて認定し
ました。閉廷後、ベスーン被告の身柄は、入国管理局に引き
渡され、強制送還されました。
同日、
(財)日本鯨類研究所と共同船舶㈱は、共同声明を発
表し、この有罪判決は、ベスーン被告のとった行動が日本人
乗組員の生命を危険にさらし、犯罪を犯したことを認めたも
のであるとして、同判決を歓迎すると述べました。
同声明の中で、両団体は、
「SS が、日本の調査捕鯨船と船
員に対し、南極海において、危険で暴力的な行動をとったこ
とを強く非難し、すぐにこれが停止されることを要求する。
我々は、SS 船舶の旗国となったオランダ政府と、港を提供し
た豪州政府に対し二度と犯罪行為を起こさせないよう求める。
また、これらの国々に対し、国際法上の義務に注意し、SS に
対し厳格かつ客観的な立場で臨むよう、強く要請する。」と強
調しました。 韓国、 「潜在的な捕鯨国」 の地位獲得
韓国の農林水産食品部(農食品部)は 6 月 28 日、モロッコ
のアガディールで開かれた第 62 回 IWC 総会で、韓国が、今後
捕鯨可能な潜在的捕鯨国としての地位を獲得したことを明ら
かにしました。
「潜在的な捕鯨国」とは、韓国の要請で今回初めて IWC に導
入された概念です。農食品部は、
「今までは、捕鯨国と反捕鯨
国の地位のみだったが、韓国の状況を説明し、潜在的な捕鯨
国としての地位を得た」と説明しています。
しかし、農食品部は捕鯨の可能性を確保したのとは別に、
捕鯨を再開するかどうかについては、時間をかけて決める方針です。
豪、 調査捕鯨で日本を ICJ に提訴
豪州政府は、5 月 31 日に、南極海での日本の調査捕鯨の停
止を求め、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)に日本
を提訴しました。これにより、調査捕鯨の問題は国際法廷の
場でも争われることになりました。
調査捕鯨については、日本は国際捕鯨取締条約第 8 条にのっ
とり合法的活動との立場を取っています。一方、豪州のラッ
ド政権(当時)は、調査捕鯨を 5 年以内に段階的に停止する
よう求めており、外交交渉により解決できない場合は、国際
法廷に提訴すると公約してきました。
豪州の提訴に先立つ 5 月 28 日に、岡田克也外務大臣は、提
訴に向けた豪州政府の動きについて、
「IWC で関係国が交渉し
ている中で、提訴を決定したことは残念だ。また、調査捕鯨
は合法的な活動であるというのが日本政府の認識であり、わ
が国の立場を踏まえ対応したい」と述べました。
書籍紹介
第 23 回地方出版文化功労賞受賞
書名 : 鯨取り絵物語
著者 : 中園成生、安永浩
発行元 : 弦書房(福岡市)
電話 : 092-726-9885
発行年月 : 2010 年 4 月
定価 : 3,150 円(税込)
地方の出版活動を紹介、啓蒙している「ブックインとっとり
2009」実行委員会は 7 月 15 日、日本の捕鯨の歴史を編纂した
「鯨
取り絵物語」を第 23 回地方出版文化功労賞に選出しました。
反捕鯨団体シーシェパードの調査捕鯨妨害や、和歌山県太
地町のイルカ漁を隠し撮りした米ドキュメンタリー映画「ザ・
コーブ」が議論を呼ぶ中、実行委員会は「豊富な資料に基づ
いた捕鯨の歴史、文化を冷静に伝えている。やや感情的な論争
が続く今こそ、求められている読み物だ」と高く評価しました。
「鯨取り絵物語」は江戸時代に数多く描かれた日本式捕鯨の
“捕鯨図説”のうち、最も秀麗な絵巻『鯨魚ラン(金へんに覧)
笑録』をカラーで完全収録。さらに最も詳細な図説『勇魚取
繪詞』と鯨料理の集大成『鯨肉調味方』についても紹介した
ものです。鯨絵を通じて当時の捕鯨の様子と文化が詳細に解
説されています。 レシピ紹介
鯨かつ
鯨赤身肉は生でも食べ
られるので、ミディアム
に揚げるとおいしくい
ただけます。もちろん、
中まで火を通してもO
Kですが、固くなるので
加熱時間には注意して
ください。
■材料(4 人分)
鯨赤身肉‥250g 塩、こしょう‥各少々 揚げ油‥適量
衣(小麦粉、パン粉、各適量、溶き卵 1 個分) ウスター
ソース‥適量 マスタード‥小さじ1 付け合わせ ( キャ
ベツ‥150g、トマト‥1 個、レモン‥1/4、パセリ‥適量)
■作り方
①鯨赤身肉は繊維に逆らって 5mm の厚さに切り、塩、こしょ
うをふる。
②①に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、180 度に熱し
た揚げ油でさっと揚げる。
③器に②を盛り、千切りにしたキャベツ、くし形に切ったト
マトとレモン、パセリ、マスタードウスターソースを添える。
(提供:日本鯨類研究所)