4 ワークスしんあい(平成 27 年度事業計画)

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ワークスしんあい(平成 27 年度事業計画)
事業の設置目的
障害者総合支援法に規定する就労移行支援、就労継続支援B型、生活介護の適切な経営
に努め、利用者が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、個別支援計
画に基づき、生産活動その他の活動を通して、就労に必要な知識及び能力の向上のため必
要な訓練その他の便宜を適切かつ効果的に提供することを目的とする。
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経営方針
(1)
就労移行支援事業として、ハローワークや就業・生活支援センター等の関係機関と
連携し、一定期間内に利用者が就職できるよう支援を行う。また、定期的な職場訪問
と就職者からの相談に応え、その調整を図り職業生活が継続できるようフォローアッ
プを行う。
(2) 就労継続支援B型事業として、作業班ごとに作業の充実を図り、工賃アップを目指
す。利用者の適性に応じて作業を選択できるよう配慮し、施設外就労の機会を設定し
一般就労を目指す利用者の環境整備を行う。また、特別支援学校生や在宅障害者等の
実習受け入れを行い、地域の社会資源としての役割を果たすようにする。
(3) 生活介護事業として、日中活動の中心に生産活動を設定し、個別支援計画に基づき、
働くことの基本姿勢を身につける。また、利用者の個々に抱える生活上の課題につい
て、関係機関と連携を図り、定期的にケース会議や職員間でのケース検討通じて解決
の方法を見出すようにする。
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事業経営の具体策
(1)利用者支援
ア 個別支援計画に基づき支援する。
イ 利用者の適性に応じた事業の利用を図る。
利用者の希望も含め作業設定を行い、他の作業班での職場体験を推進する。また、
個別評価を行い、利用者のできる力を伸ばすようにする。
ウ 就職準備講習会や職場実習、求職活動等を通じた就労支援を行う。
エ ケース検討やサービス調整会議を重ね、それぞれの利用者に適した支援を行う。
オ 余暇活動を充実する。
(2)地域社会との共生
ア 特別支援学校及び関係機関からの実習生やボランティアの受入れを積極的に行う。
イ 茶房「ひととき」や「パスティカーロ」の経営を通し、地域社会の理解を深める。
ウ 関係機関との連携を図る。
(3)施設管理、効率的な施設経営
ア 各作業棟の整理整頓、環境整備に努める。
イ 業務の効率化・省力化に努める。
ウ 利用者の出席率の安定化に努める。
エ 給食の質の向上を図る。
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(4)職員研修、支援姿勢
ア 施設内研修やそれぞれの事業分野に合わせた専門研修に参加する。
イ 職員間でコミュニケーションを図り、業務内での職員の資質の向上を図る。
ウ 各職員の虐待防止の意識を高める。
(5)災害防止、危機管理
ア 防災計画の周知徹底と避難訓練を実施する。
イ 安全運転の励行を図る。
ウ 各職員のリスク管理を徹底する。
エ 虐待防止と苦情受付体制の充実に努める。
(6)その他
ア 公開性
事業所見学等の随時受入れを行う。
ホームページに情報を掲載する。
イ 方針の周知徹底
職員引き継ぎの情報を共有する。
月に一度の職員会議や連絡会議、各委員会等で方針の周知徹底を図る。
ウ 継続的改善
改善提案書やひやりはっと報告書の奨励により、利用者にとってより良いサービス
の提供に努める。
エ 個人情報の保護
個人情報保護に関する法令その他関係法令に基づき、個人情報の保護を図る。
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重点目標
(1)利用者支援
ア 3 ヶ月ごとに個別支援計画を見直し、本人の希望・適性に応じて就労移行支援、就
労継続支援 B 型、生活介護の各事業の利用について検討する。
イ 全体的な作業の見直しを行う。主に、利用者の状況に合わせた作業整理、工賃倍増
を目指した作業設定を行う。
ウ 茶房ひとときやパスティカーロへの参加を通じて、利用者の職場実習や体験実習の
機会を設定し積極的に取組むようにする。
エ 就職を希望する利用者に対し、ビジネスマナーや履歴書記入の講習会を開催し、就
職相談を行うなどして、就労意欲の向上と就職準備に取組むようにする。
オ 生活介護の定期的な余暇活動として、散歩や軽運動等の設定をする。また、就労移
行や就労継続を利用している利用者を中心に、体力強化と仲間との絆づくりを目標に
課外活動を取り入れ、小グループでのクラブ活動や外出の機会を設ける。
カ 利用者自治会活動を通じて、利用者の主体性を高めるとともに、代表委員を設け、
利用者からの具体的な意見を引き出し話し合える場を創るようにする。
(2)地域社会との共生
ア 実習生やボランティアの受入れ
特別支援学校や在宅障害者の実習受入れを行う。
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川越市障害者青年学級へのボランティア活動に参加する。
イ 茶房「ひととき」、
「パスティカーロ」の安定的な経営と職場提供
パスティカーロの販売戦略を練り、販路拡大を行う
ひととき、パスティカーロの連携を図り、商品の拡充と地域との関わりを積極的に
設定する。
ウ 関係機関との連携を図る
就労支援における関係機関と協力し、チームで支援する。
利用者支援におけるケース会議への参加を促す。
利用者の課題解決における関係機関との連携を図る
(3)施設管理、効率的な施設経営
ア 各事業所の整理整頓、環境整備
事業所周りの環境美化に努める。
働くことを重視した環境整備と情報の掲示に努める。
ひとときやパスティカーロの衛生的な環境整備に努める。
イ 水道、ガス、電気の節約
利用者への節約の声掛けを行う。
不要箇所のスイッチの OFF の確認をする。
ウ 利用者の出席率の安定化
働く場として魅力ある日課作りを行う。
積極的に利用者へ声掛けし、登所の楽しみや個人の状況を把握する。
本人が選択して参加できる余暇活動の設定をする。
余暇活動を充実し、仕事の励みになるよう設定する。
エ 給食の質の向上
食事の適時適温提供を行う。
利用者の働く意欲の励みになるよう、見た目にも味にも良質な給食を提供する。
給食会議へ参加し、より良い給食サービスの提供を図る。
(4)職員研修、支援姿勢
ア 研修への参加(年間 1 回以上の内部・外部研修への参加)
障害特性や授産、就労支援に関する研修に参加し、職員の専門性を高める。
イ 職員の資質の向上
会議や引き継ぎ等を通じて、各利用者への支援方法やチーム力の強化を図る。
職員間で協議を重ね、検討し合う中で専門性を高める。
ウ 虐待防止
虐待防止に対する意識を高め、安心安全なサービスを提供する。
(5)災害防止、危機管理
ア 避難訓を実施(年 2 回)する。
イ ひやりはっと報告の積極的な提出をする。
ウ ひやりはっと報告、事故報告書の考察を行い、未然に事故を防ぐ意識を高める。
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