【出展票】・・・B1F

【出展票】・・・B1F
1.出展者
参加チーム名
グリーン水素
出展法人名
横浜国立大学
実行責任者(リーダー)
石原顕光(横浜国立大学 特任教員(教授))
責任者補佐(副リーダー)
永井崇昭(横浜国立大学)
協力スタッフ名(予定)
五十嵐光、田村柚子、濱崎真、林智輝、武楚萌
協力法人(企業)
(株)ケミックス
2.出展内容
1)「見る」プログラム ・・・展示内容
<概要>
水素社会および燃料電池の紹介ポスターを6枚程度
<内容>
私たち人類は現在、歴史上かつてない豊かな社会を実現しました。私たちの生活は快適で便利なも
ので満ち溢れています。一方で、私たちは、豊かで便利な生活のために、石油などの化石燃料を毎日
大量に消費しています。しかし、このような化石燃料の大量消費に依存した社会をこれからも続けて
いくことはできるでしょうか。私たち人類は、今、爆発的に人口を増やしています。今後、より多く
の人がより豊かな生活を必要とするでしょう。このように将来を見据えると、化石燃料の不足が心配
されます。それだけではありません。化石燃料の大量消費は、地球温暖化をもたらし、地球規模の環
境問題を引き起こすことが明らかになってきました。
これらの問題を根本的に解決する方法の1つとして、
「再生可能エネルギーから作った水素を利用し
た社会」を目指すことが考えられています。そこで、この展示では、来るべき未来の社会「水素を利
用した社会」について紹介します。また、
「水素を利用した社会」に欠かせない技術であり、現在、エ
ネファームや自動車を動かす発電装置として注目されている「燃料電池」について紹介します。
「燃料
電池」については、組立キットを使った体験コーナーも用意します。
<ポスターの内容(予定)>
①水素を利用した地球に優しい社会について
②なぜいま燃料電池?
③燃料電池とは
④燃料電池の最新の研究事情
⑤風力発電で水素をつくる
⑥水素でエネルギーを運ぶ
2)「体験」プログラム ・・・燃料電池組み立て教室、水素シャボン玉実験
<概要>
①燃料電池組立キットの組み立て
②水素で作ったシャボン玉を飛ばす実験(屋外での演示)
<内容>
燃料電池は水素を使って電気を作る装置です。組立て教室では、燃料電池を実際に組み立てます。
そして、燃料電池で作った電気でモーターを回したり、模型のトンボの羽を動かします。燃料電池の
中身はとても簡単なしくみであることを見て学び、水素から電気を作れることを体験してください。
水素は電気を作るための燃料です。水素の特徴のひとつは、もっとも軽い気体であることです。水
素がとても軽い気体であることを、シャボン玉の実験で見て学びます。
テーマ名
燃料電池
対象とする学年
小学生、中学生
定員(1サイクル)
10 名
所用時間(1サイクル) 30 分
実施の日程
10 月 9 日(金)内覧会向け 1 回、
10 月 10 日(土)、10 月 11 日(日)
、10 月 12 日(祝)
実施の時間帯
10 月 10 日~10 月 12 日の午前 11 時と午後 14 時の 2 回。
(希望者が多数の場合 16 時から 3 回目を実施予定)
人数制限あり
先着順
3)「学ぶ」プログラム ・・・自然&環境科学教室
<講座の概要>
太陽光や風力など、わたしたちが使ってもなくならないエネルギーを再生可能エネルギーといいま
す。一方、いま私たちは、石油や天然ガスなどの化石燃料をたくさん使って生活しています。化石燃
料は、いずれなくなってしまいますし、燃やして使うと二酸化炭素というガスを出して、地球全体を
温めているとも言われています。そこで、これからの社会は化石燃料ではなく、再生可能エネルギー
を使うようにしていきたいと考えています。再生可能エネルギーの太陽光や風力は発電が得意で、電
気を得ることができます。その電気をそのまま使えばいいのですが、太陽光や風力によって大きな電
気を得るためにはとても広い土地が必要になって、日本国内で得られる電気はほんのわずかなのです。
そこで、海外の再生可能エネルギーが豊富な地域で、大量に電気を作って、それを日本で利用するこ
とが考えられます。ところが、電気は大量に貯めておくことや、遠くまで運ぶことが苦手です。そこ
で、電気をいったん水素に変えて、水素として日本に運んできて、それを使って電気や熱にするとい
いのです。わたしたちは、この再生可能エネルギーから作った水素を「グリーン水素」と呼んで、こ
のグリーン水素を中心にした新しい未来社会を築くことを目的として活動しています。
一方、テレビのコマーシャルなどでも見られるエネファームや、燃料電池自動車のミライなどで、
水素を燃料として動く、燃料電池が脚光を浴びています。この燃料電池は、水素から電気を取り出す
装置であり、水素社会になったときに中心になる技術なのです。この講座では、グリーン水素と燃料
電池をわかりやすく解説し、水素と燃料電池に関する理解を深めていただけるようにお話しします。
講師名
石原顕光・横浜国立大学 特任教員(教授)
講座テーマ
水素社会の展望と燃料電池の役割
対象とする学年
小学生高学年・中学生
定員
50 名以内
所用時間
40 分以内
日程と時間
10 月 10 日(土)の午後 14:00~14:40
10 月 11 日(日)の午後 14:00~14:40
10 月 12 日(祝)の午後 14:00~14:40
人数制限あり
先着予約(1時間前に予約受付)