28. 動詞の3基本形 (1)

28. 動詞の3基本形 (1)
不定詞・過去形・過去分詞は動詞の3基本形(あるいは3要形)といい、その形によって3種類に分類さ
れます。
1. 英語の規則動詞のことをドイツ語では弱変化動詞といい、過去形は英語の –ed にあたる –te を
不定詞の語幹につけ、同じく過去分詞は –t をつけますが、過去分詞であることを明示するために接頭
語として ge- を加えます。
不定詞
過去基本形
過去分詞
弱変化動詞
-(e)n
-(e)te
ge- -(e)t
「学ぶ」
lernen
lernte
gelernt
learn
「歩き回る」
wandern
wanderte
gewandert
wander
語幹が –t, -d などに終わる動詞は、現在人称変化の場合と同様に発音しやすくするために –e を
つけます。
「働く」
arbeiten
arbeitete
gearbeitet
work
「待つ」
warten
wartete
gewartet
wait
「話す」
reden
redete
geredet
talk
「開ける」
öffnen
öffnete
geöffnet
open
「計算する」
rechnen
rechnete
gerechnet
reckon
2. 英語の不規則動詞のことをドイツ語では強変化動詞といい、これらの動詞のうちかなりのものが現
在形単数2・3人称で幹母音が不規則に変化します。この強変化動詞はドイツ語では英語と同様に全部
で200個程度ありますが、日常でよく用いられるのはそのうちの100個ほどです。ちなみに英語の不規
則動詞はほとんどドイツ語から英語に入ったもので、変化もよく似ています。
不定詞
過去基本形
過去分詞
強変化動詞
-(e)n
ge- -en
「行く」
gehen
ging
gegangen
go
「来る」
kommen
kam
gekommen
come
3. 不規則動詞のなかには語幹が不規則に変化するものの、語尾は弱変化動詞と同じものが10個ほど
あって、こうした動詞を混合変化動詞といいます。英語でも過去と過去分詞が同形で –ought あるいは
–aught で終わる動詞がこのグループに属します ( bring, buy, catch, seek, teach, think
など)。
不定詞
過去基本形
過去分詞
混合変化動詞
-en
-te
ge- -t
「持ってくる」
bringen
brachte
gebracht
bring
4. 強変化動詞のなかではつぎの3つの動詞は基本3動詞ともいわれていて、本来の意味でも重要なも
のですが、いずれも助動詞としても用いられるため必ず覚えなくてはなりません。
不定詞
過去基本形
過去分詞
「 である」
sein
war
gewesen
be
「持っている」
haben
hatte
gehabt
have
「 になる」
werden
wurde
geworden
become