化学基礎 3 授業プリント 前期 No.6 (前期第2回レポート範囲) 化学と人間生活② ○プラスチック プラスチックは(ア 合成樹脂 ) と も い わ れ 、( イ 高 分 子 ) 化合物である。その原料としては、おもに(ウ 石油や石炭 )が用いられて いる。 ・プラスチックの性質 ( 1 )( エ 軽 )くて、じょうぶである。 ( 2 )( オ 分 解 )しにくい。 →廃棄した際自然界にいつまでも残る。 ( 3 )大 量 に 生 産 で き て 安 価 で あ る 。 →原料の石油の枯渇が懸念されている。 ( 4 )最 近 で は 、 様 々 な 機 能 を 持 っ た プ ラ ス チ ッ ク が 開 発 さ れ て い る 。 例 ) イ オ ン 交 換 樹 脂 (海 水 を 淡 水 に 変 え る )、 高 吸 水 性 樹 脂 (水 を 大 量 に 吸 収 す る )、 メ タ ク リ ル 樹 脂 (透 明 度 が 高 い ) ・プラスチックの分類 (カ 熱可塑性 (ケ 熱硬化性 ) 樹 脂 ・・・加 熱 す る と ( キ 軟 化 )し、冷 却すると再び硬化する。熱に弱いが、 (ク 加工 )しやすい。 例)ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、 PE PCV ナイロン、ポリスチレン、 PS ポリエチレンテレフタラート PET ) 樹 脂 ・・・合 成 す る と き 、 加 熱 に よ っ て 反 応 が 進 み 、 全体がしだいに(コ 硬化 )す る。細かい成型は難しいが、熱に強く、薬 品などに侵されにくい、 例 ) フ ェ ノ ー ル 樹 脂 、 ユ リ ア 樹 脂 (尿 素 樹 脂 ) ・プラスチックの合成 ( 1 )プ ラ ス チ ッ ク は 、 原 料 の 小 さ い 分 子 で あ る ( サ 単 量 体 ) (モ ノ マ ー )を 次 々 と 結 合 さ せ て つ く ら れ る 。 こ の と き 、 生 成 し た 高 分 子 を ( シ 重 合 体 ) (ポ リ マ ー )と い う 。 ( 2 )単 量 体 の 分 子 内 の 結 合 が 切 れ て 、 そ れ ら が 次 々 と 結 合 す る 反 応 を ( ス 重合 )という。 単量体 エチレン 重合体 (セ スチレン ポリエチレン ) ポ リ ス チ レ ン (ソ アジピン酸、 塩 化 ビニル ) ヘ キ サ メ チ レ ン ジアミン ポリ塩化ビニル (タ ナイロン 66 ) ○セラミックス 天 然 に 産 出 す る( チ 粘 土 )や 長 石 、ケ イ 砂 な ど を 原 料 に 用 い て 、 これらを高温に加熱して作られた製品を(ツ セラミックス )または窯業製品 といい、陶磁器、ガラス、セメントなどがある。 用 途 原 陶磁器 (テ 粘土 ソーダ石灰ガラス ケ イ 砂 、( ト セメント (ナ 石灰石 料 )、 ケ イ 砂 、 長 石 炭酸ナトリウム )、 石 灰 石 )、 粘 土 、 ス ラ グ 、 セ ッ コ ウ ・ファインセラミックス 酸化アルミニウムや炭化ケイ素などの人工的に合成または高純度にした無機 物質を原料として、精密な反応条件のもとで焼き固めたものをファインセラ ミ ッ ク ス (ニ ュ ー セ ラ ミ ッ ク ス )と い う 。 耐 熱 性 、 耐 腐 食 性 、 耐 摩 耗 性 な ど に 優れている。最近では、機械的強度の大きいもののほか、電気的、工学的に 特有の性質を示すものなども開発されている。 ○繊維 ・天然繊維と化学繊維 細い糸状の物質を(ニ 繊維 )という。 天然繊維には、セルロースを主成分とする(ヌ 植物繊維 )と、タンパ ク質を主成分とする(ネ 動物繊維 )がある。天然繊維以外の繊維を化学 繊維という。化学繊維には、天然繊維を化学処理して作られた再生繊維や半合 成繊維と、石油をもとに合成された(ノ 合成繊維 )がある。 再生繊維-天然繊維を溶液状態にしてから、再び繊維状にしたもの。 半合成繊維-天然繊維を化学的に処理し、一部を化学変化させたもの。 ・いろいろな繊維 植物繊維-綿、麻 動物繊維-絹、羊毛 再 生 繊 維 (レ ー ヨ ン )- 銅 ア ン モ ニ ア レ ー ヨ ン (キ ュ プ ラ )、 ビ ス コ ー ス レ ー ヨ ン 半合成繊維-アセテート繊維 合成繊維 ポ リ ア ミ ド 系 合 成 繊 維 - ナ イ ロ ン 6 6 、 6 -ナ イ ロ ン 、 ア ラ ミ ド 繊 維 (ケ ブ ラ ー ) ポ リ エ ス テ ル 系 合 成 繊 維 - ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ ラ ー ト (P E T ) ポリビニル系合成繊維-アクリル繊維、ビニロン
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