学校と地域をつなぐ「もがみサポート塾」

 こんな活動です!! 学校と地域をつなぐ
「もがみサポート塾」
活動区分
■ 活動名
学校支援
地域本部
もがみサポート塾
■ 関係する学校
基本データ
山形県最上町
最上町立最上中学校
放課後
子供教室
コーディネーター数
ボランティア登録数
その他
補助の有無
2人
18人
20年度
有
コーディネーター数
子供の平均参加人数
年間開催日数
補助の有無
2人
18人
実施場所
公民館
コミュニティ・
スクール
開始年度
95日
有
開始年度
放課後児童
クラブとの連携
19年度
有
指定日
委員数
児童生徒数
学級数
※H24年度の実績
(補助の有無についてはH25年度の状況)
「地域の子は地域で育てる」を合言葉に平成20年度に事業がスタートした。最上中学校は町内4つの学
校が統合したもので、事業の活動エリアは町内全域となる。学校の余裕教室を活用し、「もがみサポート
塾」として事務局(地域コーディネーター常駐)を設置し、地域教育協議会や学校との連携会議等を行いながら、以下の活動を
行っている。 ○学習支援活動(放課後学習会や夏期・冬期休業中の自主学習会)
○読み聞かせ活動(毎週木曜日の朝、1年生から3年生の各クラスで実施) ○学校図書の環境整備(読書活動のサポート)
○花壇の手入れ等の環境整備(バラ、紫陽花などのせん定)
○職場体験のサポート、総合的な学習の時間・野外活動などのボランティア紹介や斡旋
○サポート塾ギャラリーの開催(町民の方々から作品を募集し展示)
○サポート塾便りの発行(年2回ー町内各小学校、最上中生徒全員、町内全戸配布)
○登下校の見守りによる安全確保 ○部活動の支援(マーチングバンドコスチュームづくり)
活動の概要
■ 特徴
【特徴的な活動内容】
(1)
余裕教室を
「もがみサポート塾」
として活用。地域コーディネーターが
常駐し、常に学校と連携しながら、学校が必要としている活動に地域
の方々をボランティアとして派遣することを基本としている。
(2)
もがみサポート塾を活用して生徒の学力向上をねらい、学習支援ボ
ランティアの方々による数学
(週3回)
や英語
(週3回)
の放課後学習会
を実施している。また、夏期・冬期休業中は、中央公民館を活用し、
自主学習会を実施している。
(3)
写真、押し花、切り絵など地域の方々の作品を展示しての
「もがみサ
ポート塾ギャラリー」
を開催している。
【実施に当たっての工夫】
(1)
地域の実情を理解している地域コーディネーターを配置し、保護者、
退職教職員、地域住民、各種専門家などの学習支援ボランティアと
の連携をとりながら学校の要請に応じて派遣している。
(2)
「サポート塾便り」
を発行し、サポート塾のPR活動やボランティアの
夏期休業中の自主学習会
発掘等に取り組んでいる。
(3)地域の方々に気軽に中学校に足を運んでもらうために、
「もがみサ
ポート塾ギャラリー」
を開催している。
■ 事業を実施して
地域と学校が連携することにより、地域の人々が中学生の活動などに
関心を持ち、それを生徒も感じ意識している。その成果が、落ち着いた
校内生活や学習・部活動に向かう姿勢に表れてきている。また、挨拶も
よくなってきており、何よりも生徒間の自浄力や矜持が育ってきている。
多くの地域の人々の協力を得ることで、学校と地域の結びつきが強まり、
まさに
「地域の子は地域で育てる」
ことにつながってきている。
「もがみサポート塾ギャラリー」
の作品展示
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