ひばりが丘小学校のいじめ防止基本方針

ひばりが丘小学校のいじめ防止基本方針
「いじめ」を生まない土壌、
「いじめ」を許さない職員と保護者の意志を学校のみなさん・
地域のみなさんに周知します。
子どもたち一人一人の成長を促し、安心
して過ごせ、楽しく潤いのある環境を整え
る指導の充実を目指します。
事案が発生した時には、
「迅速」
「丁寧に」
なおかつ「慎重に」対処し解決を導き出し
ます。
【いじめ防止のための具体的な取組】
<学校として>
☆ 全校朝会、学校だより、学級通信、保健だよりなどを活用して「いじめ」について、
掲載し、「許さない」「起こさせない」という意志を定期的に伝えていきます。
☆ 児童アンケートなどで定期的に子どもたちの交友関係や意地悪、いじめの実態がな
いかどうかを把握します。(6 月と 11 月の年2回)
☆ 縦割り活動や学年間交流などで、互いのよさを認めることや相手を気遣うことを具
体的な場面で指導し、コミュニケーション能力の育成に努めます。
<学級として>
☆ 一人一人の子どもたちが、のびのびと安心して学べる環境を整えます。
☆ 間違えた発言や言動を「馬鹿にする」風潮を生まない経営を心掛けます。
☆ 互いの長所や短所も受け入れあうような学級風土をつくります。
☆ 道徳の時間を核とした教育課程全体で道徳教育を推進します。特に、特別活動では
自主性を大切にしながら、相手の気持ちを想像し、互いに折り合いをつける活動を
推進します。
☆ 健康調べ、授業中で普段と違う様子が見られた場合は、声をかけるなどの手だてを
取り、その困り感を把握します。
【いじめの早期発見のための具体的な取組】
いじめは発見しづらいことを認識する
先生に言った
ら、もっとひど
くいじめられそ
う
大人に言っても
どうせ何もして
くれない
弱い自分を
知られたく
親に心配か
ない
けたくない
自分はだめな人
間。だからいじ
められても仕方
ない
早期発見の取組
いじめの種類・特質・構造を共通認識する
教師のアンテナの感度を高め、複数のアン
テナ網を広げる!
・いじめのサインを見逃さない
アンケートや面談を定期的に実施する
・アンケートの分析を丁寧に
読み取り子どものサインを
見逃さない
【事案が発生した時の具体的な取組】
◎ いじめ防止対策委員会の対応
・ 対策委員(教頭・教務主任・保健主事・スクールカウンセラー+該当学年の担任・
養護教諭)
◎ 取組の具体
・情報収集と整理
情報を集める
・情報の確認
◎
指導・支援体制を組む
※事案に対応した組織マ
ニュアルを作成する。
児童への指導・支援
A
・役割分担(例)
被害者児童へのケア→担任・養護教諭
加害者児童への対応→担任+α
被害者児童の保護者→複数で対応
加害者児童の保護者→複数で対応
関係機関との連携 →管理職
職員への周知
→管理職
→学びの支援コーディネーター
保護者と連携
○ いじめられた児童にとって信頼できる人と連携し寄り添い
体制を整える。
(親しい友人、家族、教員、地域の人)
○ いじめた児童には、いじめは人格を傷つける行為であること
を理解させ、自らの行為の責任を自覚させるとともに、不満
やストレスがあってもいじめに向かわせない力を育む。
○ いじめを見ていた児童に対しても自分の問題として捉えさ
せるとともに、いじめを止めることができなくても、誰かに
知らせる勇気をもつように伝える。
B
○ つながりのある教職員を中心
に、即日、被害者児童宅、加害
者児童宅への家庭訪問をおこ
ない事実関係を伝えるととも
に、今後の学校との連携方法に
ついて話し合う。
【事案後の再発防止の対応】
◎ 週単位、あるいは隔週単位で被害児童に「その後」の様子について聞き取り、継続し
ていないかどうかの把握を行います。継続がない場合は、被害児童だけでなく、加害
児童にも「よい行動になってきたね」などの声かけも行います。
◎ 把握した情報については、被害・加害児童の保護者に、適切に伝え、今後とも家庭で
の見取りなどもお願いし、学校と家庭の両方で見守っていくことを確認していきます。
い
じ
め
発
生
か
ら
再
発
防
止
に
向
け
て
組織的に対
応する
いじめの要
因や背景を
探る
いじめ
発生
事実確認
最後まで守る
というメッセ
ージ
共感的に受け
止める
いじめられている子どもへの対応
いじめている子への
対応
対策会議
周囲の子どもへ
の対応
(いじめ防止対策委員会)
保護者へ
の対応
再発防止に向けて
関係機関と
の連携