AAGG == (NNaa イオン)− (CCll イオン + 重炭酸イオン) 正常値は12

A4
臨床検査医学シケタイ 22001133 後期 ④ 11.
【小林先生】 授業と扱ってる部分は遺伝子検査の部分とアニオンギャップしかありませ
ん・・・。なのでシラバスとは全く違います! A4
2012
12.
アニオンギャップとは何か、計算出来ることが重要らしいです!
A4
アニオンギャップとは…
AAGG == (NNaa イオン)− (CCll イオン + 重炭酸イオン) 正常値は12です! の場合、AG=135-(90+24)=21 より AG 上昇する代 謝 性 ア シ ド ー シ ス だとわかる。 【代謝性アシドーシス】 (答え)自信があまりないので、参考程度にして下さい。 アニオンギャップ=Na イオン―(Cl イオン+重炭酸イオン)で表される。 代謝性アシドーシスの鑑別の時に利用し、正常値が12であるので、12を越えると、
不揮発酸が溜まっている状態であり、ケトン体の増加、PO43−やSO42−の増加、乳酸
の増加、有機酸の増加が考えられる。また、正常である場合、HCO3−の喪失やH+の
増加、HCl の増加が原因の代謝性アシドーシスであると考えられる。 授業では計算できるようにといっていたので… (予想)この人について考察しなさい。 ① pH<7.4 よりアシデミア(酸性の状態という意味でアシドーシスと区別してるよう です。逆はアルカレミア) ② pCO2が上昇しているなら、呼吸性アシドーシス、HC03 が低下しているなら代謝性ア
シドーシス! pCO2は 40 くらい、HC03 は 24 くらいが正常! 今回は HC03 が低下しているので、代謝性アシドーシス! ③ 代謝性アシドーシスと分かれば、アニオンギャップを計算します! AG=139-(91+19)=29と 12 に比べて高いので、不揮発酸が溜まっている状態と考
えられます。 class
④ 原因を考えるのですが、循環動態は安定しており、低
K で腎不全が疑われます。 A4
血中酸素濃度は 80 を越えているので、呼吸性で代償しているとかんがえられます。 2012 2010 2008 11.
遺伝子異常 A4
固形癌:複数の異常が多段階的に蓄積し癌化する。しかも、異なった癌で共通の異常が
みられる。 造血器悪性腫瘍:固形癌にくらべ極端に少ない異常で癌化する。責任遺伝子の異常は疾
12.
患特異性が高い。 治療への応用 A4
固形癌:原発巣においては各種がんの補助診断や悪性度の把握、郭清リンパ節において
は病理診断で確定困難な転移の把握、末梢血においては転移や再発の予測ができる。ま
た、ヒト化抗 HER2 モノクローナル抗体の適応決定や、各種抗癌剤や放射線感受性の予
測など治療法の選択にも適している。 造血器悪性腫瘍:末梢血あるいは骨髄細胞を調べることで、診断(WT1 を除く)、治療効
果の把握、微小残存病変の検出、再発の予測ができる。 2011 2007 問 9 遺 伝 子 検 査 の 意 義 を 造 血 器 悪 性 腫 瘍 と 固 形 悪 性 腫 瘍 の 場 合 に つ い て 簡 潔 に
述 べ よ 。 造血器悪性腫瘍は固形癌にくらべ極端に少ない異常で癌化する。責任遺伝子の異常は疾
患特異性が高い。 (例:慢性骨髄性白血病…Ph1 染色体。APL…PML-RAR など)これらの遺伝子を検査する
ことで、 ① 診断や治療効果の把握 ② 微小残存病変の検出 ③ 再発の予測 などに使われる。 固形癌は複数の異常が多段階的に蓄積し癌化する。しかも異なった癌で共通の異常が見
られる。(例:p53、k-ras、APC の変異の有無や、各種のチロシンキナーゼ分子の変異、
発現増強、そしてテロメラーゼ活性の増強など) これらの遺伝子を調べる事で、 ① 原発巣での各種癌の補助診断や悪性度の把握 ② 郭清リンパ節から確定困難な転移の有無を把握 ③ 末梢血では転移や異所再発の予測 にそれぞれ役立つ。 更に、発現や変異の有無を調べる事で抗癌剤や放射線感受性の予測、治療方針の変更な
どに応用できるため、治療法の選択にも使われる。 * 癌診断や治療の標的遺伝子となるための条件
→分子機能が明確で、一部のがんの変異がある。あるいは、多くのがんで好発
現すること
【辻先生】 血液製剤と血液型検査 2012 13.
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4
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-20
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AB
O
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ア ○ イ × エ ○ オ × 保存温度 赤血球製剤:2-6℃(使用期限 採血後〜21日間) 血小板製剤:20-24℃(使用期限は採血後4日) 新鮮凍結血漿:-20℃(使用期限は採血後1年間) ((新鮮凍結血漿を解凍する際の注意点)
) 14
GVHD
2
凍結した状態ではバッグが破損しやすいので、注意する。ビニール袋に入れ、30-37℃
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1
高温槽などで融解し、3
時間以内に輸血する。 .
50
血漿製剤を低温融解した際に白濁することがある。
これはクリオプレシピテートの析出
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によるものである。37℃の加温で消失するので、加温後使用する。一方、高温で融解し
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た際の白濁は、蛋白の変性によるものなので使用してはいけない。 .
ウ × O 血球と AB 血漿! よって ア エ 2011 2010
問題 6.誤りを二つ選べ。
a.赤血球製剤は4℃で保存する。
b.赤血球製剤はブドウ糖輸液製剤と混ぜて輸血してはいけない。
c.輸血の際の静脈路の確保には 18G 以上の針を用いる。
d.凍結血漿製剤は 60℃の高温融解をして用いる。
e.血小板製剤は−20℃で保存する。
a ○ b ○ c○ d × e × d,e .
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2012 14
GVHD
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2
1
50
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輸血後 GVHD とは 輸血されたリ ン パ 球 が体内で増殖し、皮膚、肝臓、消化器、骨髄を障害するもの! 輸血1〜2週間後に発症 → 紅斑,、肝障害、下痢、下血、骨髄低形成 輸血1ヶ月以内に死ぬ(100%…) (リスク) 新鮮血の使用(リンパ球がいっぱい) 血縁者間輸血 免疫不全状態にある場合・高齢者・外科手術時 (対策) 予防が第一! 新鮮血を使わない 血液者間輸血をしない 放射線照射 a × b ○ c ○ d × e ○ より a,d 2011 2010 2009 問7.血液型検査を行ったところ、抗 A 血清および抗 B 血清共に血球の凝集がみられ、抗 D
血清ではみられなかった。血液型の判定はどれか。
a.A 型、Rho(D)陽性
b.O 型、Rho(D)陽性
c.O 型、Rho(D)陰性
d.AB 型、Rho(D)陽性
e.AB 型、Rho(D)陰性
答え e 2009 問題3
輸血検査について正しいものには○を誤っているものには×を記し誤っている 記載部分に下線をつけよ。 1( )A型の人の血清中には抗A抗体が存在するためA型血球で凝集を生じる。 2( )AB型では、稀に抗A血清、抗B血清の両者と凝集を生じる。 3( )Rhys(D)型のWeakDでは、D抗原~Rの構造が脆弱で一部が欠損し
ている。 4( )交差適合試験の主試験は、患者血清と供血者血球を反応させる試験で、副試験
は、患者血球と供血者血清を反応させる試験である。 5( )ABO型不適合輸血をしてしまった場合、抗原―抗体―補体(C1から C9 まで
完結)によるゆるやかな溶血が起こり、死亡する。 1(×)A 型の人の血清中には抗 A 抗体が存在するため A 型血球で凝集を生じる。 →抗 B 抗体 →B 型血球 2(×)AB 型では、稀に抗 A 血清、抗 B 血清の両者と凝集を生じる。 3(×)Rhys(D)型の WeakD では、D 抗原~R の構造が脆弱で一部が欠損している。 →D 抗原構造は正常 D 型と変わりはないが、赤血球
1個あたりの D 抗原の数が少ない 4(○)交差適合試験の主試験は、患者血清と供血者血球を反応させる試験で、副試験 は、患者血球と供血者血清を反応させる試験である。 5(×)ABO 型不適合輸血をしてしまった場合、抗原―抗体―補体(C1から C9 まで完
結)によるゆるやかな溶血が起こり、死亡する。 →急激な溶血