Project.No.20151068 第67回 金融機関 内部統制セミナー 《好評につき追加開催》 (関係部門へご回覧下さい) 「リスクベース監査の実践」 ~ワークショップ方式による参加型セミナー ★ 本セミナーは、金融内部監査の実務を理解し、その高度化を図っていくことを目 的としています。 ★ 第1部では、内部監査を「内部統制の評価機能」と定義して、金融当局が求める 監査態勢及び大手金融機関の動きについて説明するとともに、金融検査の指摘事例 から内部監査への期待を解説し、高度化を図っていくための具体的なゴール・整備 目標を『可視化』することを目指します。 また、「内部統制」の評価を実践する基盤となる「相互牽制/職務分離」、「施 策の評価」や「期待される役割の評価」へ着目した監査のための、発見事項・是正 /改善案について解説します。 ★ 第2部では、参加者への設問・回答(グループごと)と講師からの解答を通じて 内部監査の基礎知識を確認します。 ★ 第3部では、コミュニケーションスキル高度化へ向けた「インタビューの手法」 や「監査結果報告書の書き方」を良い事例と悪い事例を示して説明。また、使って はならない表現(NG 表現)などの一覧を示します。さらに、反社会的勢力への対 応事例、インサイダー関連事例ほかを解説します。 ★ 第4部では、グループに分かれて、具体的な事例(不正事例含む)を使ったケー ス・スタディーをします。各ケースを検討し仮説を立て、グループごとに発表して 講師が講評を行います。内部統制評価機能発揮のためには、発見された表面的な事 象を基に内部統制上の仮説を立てることが必要となるため、仮説監査をより高度化 するための考え方について、事例を通じて習得します。 開催日:2015年11月26日(木)・27日(金) 会 場:ニッキンホール(東京・市ヶ谷) 講 師: 2日間 (敬称略) 有限責任監査法人トーマツ パートナー 伊佐地 立 CMC Computer Based Management College http://www.nikkin.co.jp/CMC/ ※上記サイトからWebでの申しこみが出来ます 後援 一般社団法人 全国地方銀行協会 一般社団法人 第二地方銀行協会 一般社団法人 全国信用金庫協会 一般社団法人 全国信用組合中央協会 典 ☆セミナーのねらい 本セミナーは、金融内部監査の実務を理解し、その高度化を図っていくことを目的としています。 内部監査を「内部統制(内部管理態勢)の評価機能」と定義。「検印漏れ」は指摘事項ではなく、事 象の発見です。事象は内部統制上の問題に踏み込む材料にすぎません。「役席者の注意不足」や「担当 者の知識不十分」といった指摘も「個人批判」に留まります。講評「役席者による重要伝票の記載不備 の見逃し多数など・・・、更に、検印漏れが散見され内部管理態勢が不十分。従って、今後は、内部管 理態勢の更なる強化に努められたい。」では、是正案の具体性に欠けた“上から目線”「来て欲しくな い監査」となってしまいます。結果として現場の改善意欲を失わせ、再指摘は増加します。このような 現状では、監査の意義が問われます。 「来て欲しい監査」実践へ向け、褒める監査へ発想を転換、また、発見事象等を内部統制の問題へ迫 る材料として「内部統制の改善に資する提案力」が必要です。発見事象から業務の仕組み(プロセス) へ踏込むことが重要となります。事務不備検査を脱しリスクベース監査へ、更に「準拠性監査」から「妥 当性監査」へ軸足をシフトします。この基盤として、内部統制の問題に効率的に迫る「仮説監査」の強 化が必須です。内部監査人の仮説構築力、事実を引き出すインタビュースキル、最後に監査結果報告書 を作成するプレゼンテーションスキルが求められます。 セミナーは、「実践する力」に着目します。①事例研究(設問への回答作成と講師による解答ほか)、 ②グループ・ディスカッションによるケース・スタディー、③問題事例と好事例の比較説明、以上3点 が中心です。リスクベース監査実践のための基礎知識習得、仮説構築力ほかインタビュースキル・プレ ゼンスキル向上を目指した実践的な内容です。「金融当局が今求める内部監査」を体験します。 ☆研修の対象 新内部監査部門長ほか、内部監査企画担当、実務担当者 リスクベース監査の実践や仮説構築力の向上を通じて、監査実務に役立てたいと考えている方 内部監査人として専門的能力の更なる向上を図りたいと考えている方 【注】事例の多くは、預金受入金融機関に係るものを使用します。監査現場で直面する事例や具体的な 設問を使ったセミナーです。保険業務や証券業務等に携わる参加者にも役立つものですが、事例等は基 本的に銀行等業務に係るものであることをご了承ください。 ☆開催要綱 日 時:2015年11月26日(木)、27日(金)2日間 時 間:1日目 10:30~16:00 2日目 10:00~16:00 会 場:ニッキンホール(東京・市ヶ谷) 受講料: 64,800円(本体価格 60,000円、消費税 4,800円) ・CMC 会員価格 ・後援協会会員価格 69,120円(本体価格 64,000円、消費税 5,120円) ・一般価格 73,440円(本体価格 68,000円、消費税 5,440円) (2日間とも昼食はこちらで用意いたします) 定 員:40 名(最少開催人員 10 名) ※講師のご紹介欄です 伊佐地 立典 氏(有限責任監査法人トーマツ パートナー) 大手銀行にてリスクベースの内部監査業務を立ち上げ、米国ガバナンス体制・内部監査体制の 調査・分析に従事し、海外拠点(ニューヨーク)の内部監査業務を担当する。2002 年にトーマツ 入社。金融機関向けリスクマネジメント/レギュラトリー関連業務の立ち上げに従事し、リスク 管理、コンプライアンス、内部監査に係る品質評価や高度化支援ほかコンサルティング業務に携 わる。米国国際経営大学院修了 MBA。公認内部監査人(CIA)公認銀行内部監査人(CB A) 、公認リスク管理専門士(CRP:米国) リスクベース監査の実践 ~ワークショップ方式による参加型セミナー~ カリキュラム (2日目)11月27日(金) (1日目)11月26日(木) 第3部 コミュニケーションスキル ほか 第1部 リスクベース監査のあり方 (10:00~12:00) (10:30~12:00) <事例の紹介と解説> <講師による説明> ・内部監査スキルの整理 ・リスクベース監査の概要 ・これからの内部監査への期待 (インタビュー、プレゼンテーションと ロジカルシンキング) ・金融検査の指摘事例の解説 ・使うべき表現とNG表現 ・監査手続書【事例】 ・発見事項と是正/改善案の記載【事例】 (ポジティブ/ネガティブ表現リスト) ・インタビュー手法 ・その他 第2部 リスクベース監査の基礎知識 (13:00~16:00) <グループで問題を解き、講師が解説> (○×式または選択式問題と解説) ・監査計画 ・オフサイトモニタリング ・報告書の書き方 ・反社勢力への対応(失敗例) ・インサイダー取引(課題の検討) 第4部 リスクベース監査の高度化 ~仮説監査の実践を目指して~ (13:00~16:00) <グループで検討と発表、講師による講評> ・自主点検との関係 ・往査と調書 (ケース・スタディー) ・監査結果報告 ・本部施策の妥当性評価の監査 ・リスクの考え方 ・不正への対応 ・内部監査の目的 ・苦情からの不正発見・仮説の構築 ・フォローアップ ・事務集中部門への監査 など (記述式小問題と解説) ・職務分離/相互牽制の監査 ・各部門に期待される役割 ・不祥事件への調査体制 など 【注】カリキュラムの内容は講師の都合で一部 変更になる場合があります。また、事例 や問題等は時間の都合で省略/変更さ れる場合もあります。 など <参加者の声> ・インタビュー手法や事例の演習は勉強になった(銀行) ・全体的にとても役立つ内容であった(信用金庫) ・リスクの考え方や監査報告書について参考になった(信用組合) ・グループ別にセミナーを進めるところは有益であった(JA) ・具体的なワークを通して分かりやすく大変勉強になった(生命保険会社) ・受講に際しての自分の目的や期待していたことが達成された(損害保険会社) ・ケーススタディを多く使用していたので理解が深まった(証券会社) FAX03-3261-4570 68 CMC 事務局まで 第67回 金融機関 内部統制セミナー 「リスクベース監査の実践」 ホームページ用受講申込書(11月26日・27日開講) 貴社名 所在地 〒 TEL FAX Eメール 受付番号 参加者氏名 所属(部・課・グループ) 役職 ☆ お申し込みいただきました方には、受講証・請求書・会場地図を郵送いたします。 受講料 A:CMC 会員価格 64,800円(本体価格60,000円) B:後援団体会員価格 69,120円(本体価格64,000円) C:一般価格 73,440円(本体価格68,000円) お問い合わせは、 株式会社 (2日間とも昼食はこちらで用意いたします) CMC TEL03-3261-4550 FAX03-3261-4570 まで。 注:振込先銀行 みずほ銀行 市ヶ谷支店 普通預金 1797042 振込予定日(できるだけご記入ください) (名義) 株式会社 CMC 月 日 受講についてのお願い ①受講料は、セミナー開催日までにお振込みください。 ②銀行振込の場合は領収書を発行いたしません。 ③銀行振込に際しては、貴社名の前に請求書番号の下3桁(枝番数字)を付記してください。 振込手数料は貴機関でご負担をお願い申し上げます。 ④開催日一週間以内の受講キャンセルの場合、受講料の払い戻しはいたしません。 ⑤講演中の録音・撮影ならびにパソコン・携帯電話の利用はご遠慮ください。 ⑥ホームページに提携ホテル一覧がございます。特別割引もございますので是非ご利用ください。 ⑦諸般の事情により開催を中止させていただく場合がございます。
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