トルダ先生文学 無事終了 ① 「情緒教育入門講座」 ②親子文学あそび

2015.11.20
トルダ先生文学 無事終了
今年も 11/7,8 の両日、あそびの木にトルダ先生をお迎えすることができました。今回、トル
ダ先生は九州はじめ各地でのお仕事のあと、宿泊地の日暮里から通ってきて下さいましたが、
長旅のお疲れも見せられず、有意義な時間を私たちに与えて下さいました。簡単に紹介しま
す。
① 「情緒教育入門講座」
11/7(土) 、小平市西町公民館で、あそびの木大学生以上のメンバー、お母さん、保育士
の方たちを対象に行いました。 参加者 21 名
通訳 森本 覚さん
※こちらのレポートは、紙面の都合で、次号で紹介します。
②親子文学あそび 幼児~小 2 11 月 8 日(日)午後 2 時~4 時 小川西公民館 幼児から小学 2 対象 当日は 12 組の親子が参加しました。 文学あそび前から子どもたちは元気いっぱいで活気にあふれていました。 トルダ先生の問いかけのもと、子ども達は猫や豚・鳥・ロバなどの動物になりきって遊
んだ後に「おおきな おおきなぼうし」のお話の読み聞かせを集中して聞きました。 その後、子ども達はお話に出てきた動物の中から好きな動物を選んで画用紙にクレヨ
ンで描きました。私がとても驚いたのは 1 回しかお話を聞いていないのに、しっかりと
「どんな動物が出てきて、何で作った帽子をかぶっていたか」を覚えていて描けている
子どもが多かった事です。描けた絵をみんなに披露しながらお話をもう一度聞くと、可
愛らしい紙芝居を見ているようでした。 次に子ども達がそれぞれ好きな動物になりきって歩くのを大人が当てっこをして遊
びました。ウサギやへび・バクなど当てるのが難しい動物も登場しました。その後、子
どもは好きな動物に好きな帽子をかぶらせた絵を描き、それぞれの母親が子どもの描い
た動物(バク・ペンギン・恐竜など)でお話を紡ぎ、「おおきな おおきなぼうし」をモ
チーフにしたオリジナルのお話を作りました。 お話を耳で聞くだけではなく、手を使って描いたり、登場動物になったり、お話を基
にして自分の好きな動物でお話を作ったりする事で、お話を深く考え・感じ・味わう事
が出来るのだと思いました。 2 時間という幼児には長い時間でしたが、みんな生き生きとしており、描き上げた絵
を誇らしげに親や慶子さん・トルダ先生・森本さん(通訳の方)に見せているのが印象的
でした。楽しんでいる子ども達の笑顔が見れて、私も有意義な時間が過ごせました。あ
りがとうございました。 By 富岡 ③文学あそび 小 3~中 1 11/8(日)午後 6 時~8 時 小平中央公民館 参加者 15 名 わらべうたあそびのあと、「大きな大きなぼうし」を髙木先生が読み聞かせし、それ
ぞれ一番気に入った動物・登場するものを絵に描きました。そして、どんな場面かを発
表。次は自分が一番演じてみたい動物・登場するものを描きました。その絵を使い、最
初のグループが実際に演じてみました。 次のグループは、皆で持ち寄った帽子を使って演じてみました。帽子という小道具が
使用されることで、よりお話の世界が深まっていきました。 そして、最後のグループは、描かれた絵を切り抜き、棒に貼り付け、ペープサートと
して演じてみました。 皆、このお話の世界を心身ともに楽しんでいるようでした。 その後、トルダ先生より、ハンガリーのお話の本にある「うさぎとかめ」のお話が語
られ、かめがうさぎに勝ったあと、負けたうさぎは村を追い出され・・・そのあとのお
話を、グループに分かれ創作し、演じあいました。子ども達の多くの感想は、「お話を
作れたのがとても楽しかった。」でした。 最後に、子ども達からトルダ先生へ「みごとな木」の歌をプレゼント。トルダ先生は
とても喜んで下さいました。 y 佐藤