健康推進アラカルト(感染症) みんなで取り組もう! 手洗い・休養・咳エチケット ●どのようにして感染するのですか? 接触感染:接触を介して感染する(手足口病、RS ウイルス、溶連菌、麻しん、プール熱、マイコプラズマ肺炎、おたふ くかぜ、水痘、リンゴ病など) 飛沫感染:咳・くしゃみ等で飛び散るしぶきを吸い込み感染する(手足口病、RS ウイルス、ノロウイルス、麻しん、 プール熱、マイコプラズマ肺炎、おたふくかぜ、水痘、インフルエンザ、リンゴ病、風しんなど) 飛沫核感染(空気感染):咳やくしゃみなどによって空気中にでた病原微生物が、長時間空気中に漂い、それ を吸い込むことにより感染する(結核、麻しん、水痘など) 経口感染:汚染された食品を食べたり、便や吐物から人の手などを介して感染する(ノロウイルス、ロタウイルス など) 糞便感染:便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染する(手足口病、ポリオなど) 血液感染:血液を介して感染する(B 型肝炎、C 型肝炎、HIV など) 昆虫媒介感染:ウイルスを保有する蚊などの昆虫に刺されることで感染する(日本脳炎など) ●感染しないようにするために、どのようなことに注意すればよいですか? ①こまめな手洗い 外出先から帰宅した時や調理の前後、食事前などこまめに石けんで手を洗いましょう。 洗い終わったら清潔なタオルやペーパータオルで水分をよくふき取りましょう。タオルの共有はやめましょう。 ②飛沫感染対策としての咳エチケット 1.咳やくしゃみを他の人に向けて発しないようにしましょう。 2.咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをしましょう。 ※感染者もマスクをする方が、感染を抑える効果は高いといわれています。 3.手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。 ③適度な湿度の保持 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度 (50~60%)を保つことも効果的です。 ④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。 ⑤人混みや繁華街への外出を控える 外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ) 製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。 ⑥予防接種 感染予防と重症化防止に有効です。 能美市健康推進課(2015.3 作成)
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