4 生活習慣との関連 (1)基本的な生活習慣 アンケート結果より(平成26年度) 学年が上がるにつれて、就寝時間が遅くなっていることがわかります。 基本的な生活習慣の定着を目的に、各学校さまざまな取組をされています。 <延岡市立南方小学校> <五ヶ瀬町立鞍岡小学校> 小中高と連携した取組 ∼生活リズムの定着∼ 飯野地区 飯野地区小・中・高一貫教育(体の向上部会)では、児童生徒の「生活リズム」の定着に取り 組んでいます。 「睡眠をしっかりとり、朝食をしっかりと食べて、自力で登校する」このリズムを定着させる ことで、毎日体調を整えることはもちろんのこと、学校の授業や活動への意欲、集中力も向上さ せることが期待できます。 ∼保護者向け文書∼ (2)食育の推進 ① 朝食の重要性 アンケート結果より、過去3年間の結果より、「毎日食べる」児童・生徒の割合には差がないこと がわかります。 朝食はどうして大切なの? 大昔から、人間は朝になると起きて活動をはじめ、夜になると眠りました。この1日のサイクルはと ても大切で、朝昼夜のきちんとした生体リズムが順調だと、しっかりと活動ができ勉強や運動も活発に 行えます。そこで重要なのは朝、決まった時間に起きることと朝食です。まず起きてから朝の光を浴び、 そして朝食をとることで、体が目覚めてきます。料理のにおいをかぎ、よくかんで味わうことで、胃や 腸も目覚めてきて脳の働きも活発になり、体全体が活動モードになっていきます。ですから、1日の始 まりに食べる朝ごはんはとても大切な食事なのです。 <栄養教諭・学校栄養職員部会の取組> 朝食啓発の「食育だより」の発行(小・中それぞれ毎月発行) 中学校 小学校 ② スポーツと栄養 <椎葉中学校> T.Tによる授業 養護教諭と栄養 教諭により、そ れぞれの立場か らの指導。 ∼ワークシート∼ ∼授業後の保護者用の啓発資料∼ (3)家庭と連携した取組 <宮崎市立江平小学校> 5月・11月・1月の年3回生活リズムチェックを実施しています。 11月と1月には、 「体力向上もりもり週間」として自分が伸ばした体力アップ運動にも取 り組んでいます。 <県立飯野高校> しっかり勉強して運動するためには、食事、 勉強、運動、睡眠などの日常生活を正しく行っ て生活リズムを整えることが大切です。 ○ 弁当の日の取組 弁当作りを通して、保護者と触れ合う機会を増やし、食べ物やそれに関わる人、保護に感 謝する心を育て、調理技術を身に付け、将来、健康的な食生活を実践できるようにする。 <宮崎市立那珂小学校> ∼授業の様子∼ ∼お弁当コンクール入賞作品∼ <宮崎市立檍中学校の取組> ∼生徒の感想∼ ○自分で作るとおいしかった。 ○お弁当を作るのはけっこう難しいなぁ。 ○お弁当をつくってくれるありがたみがわ かった。 ○また保護者といっしょに作りたい。 ○次はもう少し難しいコースに挑戦したい。 ○次は食材を買うところから自分でしたい <県立都城西高等学校フロンティア科> *弁当の日への思い ① 親子の絆を深めたい。 ② クラスの団結力を高め たい。
© Copyright 2024 ExpyDoc