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平成27年5月1日
5月号
① 福岡高裁が佐賀大学に賠償命令
統一教会信者である佐賀大学の元女子学生Aさん(当時22才)とその両親が、信仰に
ついて侮辱され、棄教を迫られたとして、同大学と同大学の森善宣准教授(当時53歳)
に対し損害賠償440万円を求めた民事訴訟の控訴審判決が4月20日、福岡高裁でありま
した。大工強裁判長は、信仰の自由を侵害する不法行為があったとして、同大学に対
して合計8万8千円の損害賠償を命じる判決を下し、一審の佐賀地裁判決を踏襲した
形になりました。
福岡高裁は、国立大学法人における教育活動は「公権力の行使」に該当するとして、
本件は「国家賠償法」が適用されると認定。その上で、森准教授のAさんに対する行為
が「不法行為」に該当するとしても、法的責任は佐賀大学のみが負うと判断しました。
また、大学側が主張した統一教会やその信者が起こしたとする社会問題については、
それによってAさんらが「名誉感情を侵害されたことを減殺することはない」として、
その主張を退けました。
判決後には、サガテレビが2度ニュース番組で放送した他、翌日には佐賀新聞、西
日本新聞、朝日新聞(佐賀版)が報道しました。福岡高裁判決に関するより詳細な情
報は、広報局サイトをご覧ください。
② 教会員への非行で、滝本太郎弁護士が懲戒処分
日本脱カルト協会の理事兼事務局長の滝本太郎弁護士が、所属する横浜弁護士会から
3月31日、「弁護士としての品位を失うべき非行」が認定され、懲戒処分(戒告)を
受けました。
滝本弁護士は、医師である教会員のAさんが診療所を開設する準備を進めていたとこ
ろ、建物貸主のB社から委任を受けたとして、無断で建物入口のカギを付け替えたり、
建物内に保管していたカルテを持ち出すなどしたとしてAさんから懲戒を求められてい
ました。
日本脱カルト協会のホームページには「当会は破壊的カルトの諸問題の研究をおこな
い、その成果を発展・普及させることを目的としたネットワークです。心理学者、聖職
者、臨床心理士、弁護士、精神科医、宗教社会学者、カウンセラーそして『議論ある団
体』の元メンバー等により構成されています」とありますが、その事務局長自身がこの
ような不品行・非行によって懲戒処分を受けるようでは、全く信用性の欠如する団体で
あると言わざるを得ません。
詳細な内容は、統一教会公式サイトをご覧下さい。
質問、取材依頼等ございましたら、広報局までお気軽にお問い合わせ下さい。
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世界基督教統一神霊協会 広報局
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