レッスン発行日 2015年8月1日 Lesson だより Vol.10 発行者：小泉文路レッスンだよりの発行が、10号目を迎えました。ちゃんと続けられるのかな？という不安とともに作り始めたレッスンだよりでしたが、「毎月楽しみにしています」というみなさんからの声がけや、『月間アワード』のコーナーを見て他の生徒さんにも関心をもちあう姿にパワーをもらい、作り続けることができました。これからもレッスンがより楽しくなるような内容をめざして、20号、30号と発行を重ねていきたいと思います。『Ｔｏｐｉｃｓ』や『今月の人』など、各コーナーでの内容のリクエストもお待ちしています！ Topics 「夏にききたいピアノ曲」「summer」の動画はコチラ→ ①『Ｓｕｍｍｅｒ』作曲：久石譲作曲者はジブリ映画でおなじみですね。映画「菊次郎の夏」のメインテーマ曲で、トヨタのＣＭにも使われたので、きけば「知ってる！」という人も多いと思います。最近では発表会で弾く人もふえてきました。 ←「花火」の動画はコチラ ②『花火～前奏曲集2巻より～』作曲：ドビュッシー夏といえば花火！今月の人で紹介しているドビュッシーは、ピアノの色んなテクニックをつかって、絵を描くかのように花火の様子を表現しています。色々な場面を思い浮かべながらきくと、より楽しめます！「エステ荘の噴水」の動画はコチラ→ ③『エステ荘の噴水』作曲：リストピアノのキラキラとした音色は、「水」を表現するのにとても相性がよいのです。②が「ピアノで描いた絵」だとしたら、この曲はピアノの音そのものが噴水になったかのような、華やかで美しい響きをもっています。今月の人作曲家クロード・アシル・ドビュッシー１８６２年８月２２日生まれ音楽大学の受験がおわり、ぶじに合格通知を受けとった頃、高校の音楽の先生がドビュッシーのピアノ曲のＣＤをかしてくれました。受験の課題曲からやっと解放された私に「たまにはこんなのも聴いてみたら」と言うのです。それまでにも「月の光」や「アラベスク」はきいたことがありましたが、実はあまり好きではありませんでした。ところが、このＣＤをきいておどろきました。これまできいた曲とは、まったくちがう印象だったのです。キラキラとかがやくような美しい音色、情景が思い浮かぶような美しい響きに、すっかりとりこになりました。このＣＤで演奏していたのはベロフというフランスのピアニスト。そして、ドビュッシーもフランスの作曲家です。ドビュッシー独特の色彩感あふれる音楽は、やはりフランス人の感性で演奏されるときにもっとも美しく鳴り響くのかもしれません。内気で気むずかしい性格でしたが、娘のことをとってもかわいがる子煩悩なお父さんで、「子供の領分」という組曲を作ってあげたこともあります。この中の「ゴリヴォーグのケークウォーク」という曲は、発表会や電子ピアノのデモ演奏でもおなじみですね。今月の目標「食事と睡眠をしっかりとろう」「よく食べ、よく弾き、よく眠る」これは、私がピアノの上達のために大切にしているモットーです。夏休みは楽しい事がいっぱいで、つい寝るのがおそくなってしまったり、暑いからといって冷たいのみものやおやつをいっぱい食べてごはんが入らない、なんてことはありませんか？寝不足でボーっとしていると、練習をしてもレッスンをうけていても、集中することができません。バランスのよい食事は、ピアノを弾くための筋肉や骨をつくるのに大事な役目をはたします。ピアノの練習をしっかりできるのは、健康な体があってこそ。暑さに負けずに規則正しい生活をこころがけましょう。月間アワード７月の練習皆勤賞（五十音順）がんばったね、おめでとう！