Teaching Methods of Social Studies: Geography and History 科目名 社会科・地理歴史科教育法 科目担当者 池上 和文 単位数 4 履修学部・学科 [区分] 法学部・法律学科[専門教育科目 授業の概要 授業の到達目標 授業計画・内容 授業外学修 (事前事後の学修) 成績評価の方法 及び基準 教科書 参考文献 その他 Kazufumi Ikenoue/柴田 博子 配当年次 3年 Hiroko Shibata 授業形態 講義 開講学期 通年 自由科目] 作業的・体験的学習の構成法及び各種資料の活用の仕方を中心に、 「知識基盤社会」に求め られる「思考力・判断力・表現力」を育成するための中学校社会科の授業構成の仕方につい て具体的に研究する。 (池上和文) 地理歴史科教育の概要を学び、 「考える力」を養う地理・歴史科教育をおこなうにはどうい う方法があるかを検討し、地理歴史科の目標、各科目の目的と内容、今日の地理歴史教育の 課題などを検討する。また実際の授業見学や、学生全員による模擬授業、試験問題の作成に 取り組む。 (柴田博子) 中学校社会科の特質(目標・内容構成)を踏まえて、地理的分野及び歴史的分野における 社会科の授業構成の基本を理解し、それを実践的に適用できる基礎的能力の育成を目的とす る。 (池上和文) 1.地理歴史科教育の概要、授業構成を学ぶとともに、教材研究ができるようになる。 2.地理歴史科の学習指導案(細案)作成と模擬授業の実施を通して、実践力を身につける。 3.授業見学を通して、生徒の現状と望ましい授業についての理解を深める。 (柴田博子) 1 地理歴史科の概要 16 社会科と地理歴史科 2 地理歴史科成立の経緯 17 社会科教育の課題 3 地理歴史科の教育課程 18 社会科の指導法(1) ~ 作業的・体験的学習 4 現在の歴史教育の課題 19 社会科の指導法(2) ~ 資料活用の方法 5 現在の地理教育の課題 20 社会科の指導法(3) ~ 指導計画・評価の方法 6 年間授業計画 21 地理的分野の目標及び内容 7 学習指導の方法(世界史A) 22 地理的分野の指導法(1)~ 教材化の視点 8 学習指導の方法(世界史B) 23 地理的分野の指導法(2)~ 評価の観点 9 学習指導の方法(日本史A) 24 地理的分野の指導法(3)~ 模擬授業 10 学習指導の方法(日本史B) 25 歴史的分野の目標及び内容 11 学習指導の方法(地理A) 26 歴史的分野の指導法(1)~ 教材化の視点 12 学習指導の方法(地理B) 27 歴史的分野の指導法(2)~ 評価の観点 13 授業見学 28 歴史的分野の指導法(3)~ 模擬授業 14 評価の方法 29 授業見学 15 まとめ 30 まとめ 事前事後には、授業中に紹介する参考文献・各種資料等を基礎におき、日常のニュース報 道等にも細心の注意を払いながら、中学校社会科の目標である「公民的資質の基礎」を育成 するための教材化の視点の構築に努めること(池上和文)。 1.『高等学校学習指導要領解説・地理歴史編』を読み、課題レポートに取り組むこと。 2.模擬授業の教材研究を進め、学習指導案を作成し、授業の準備を行うこと。 (柴田博子) 定期試験と課題等の提出状況(60%)、模擬授業(40%)を総合して評価する。 (池上和文) 学習指導案作成と模擬授業(70%)、レポート等の提出物(30%)を総合して評価する。 (柴田博子) 文科省『高等学校学習指導要領解説・地理歴史編』教育出版 文科省『中学校学習指導要領解説・社会科編』日本文教出版 教科書:中学校『地理』 『歴史』『公民』 東京書籍 講義中に適宜指示する。
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