A 第 リ ー ダ ァ ス ク ラ ブ 号 ン ョ シ レ ュ ミ シ P F 発行所 株式会社 ― リーダァスクラブFAXニュース (2005年)平成17年 月 8 DAS 4 RE 2758 1994 年 1 月 6 日 創 刊 ・毎 日 発 行 日 金曜日 大阪市中央区平野町3 - 1 - 1 0 Tel :06-6209-7678 編集発行人:税理士 三輪 厚二 Fax :06-6209-8145 単身赴任者に支給する旅費 Q :当社は、単身赴任者が会議に出席する 旅費を支給しています。この旅費は単身赴任 者の帰宅費用にもなっていますが、課税上問 題ありませんか? A:通常の場合は問題ありませんが、次の 点に注意してください。 【解説】 所得税では、単身赴任者が職務遂行上の理 由から旅行する場合に支給される旅費につい て、これに付随してその者が留守宅への帰宅 のための旅行をしたときであっても、その旅 行の目的、行路等からみて、これらの旅行が 主として職務遂行上必要な旅行と認められ、 かつ、その旅費の額が非課税とされる旅費の 範囲を著しく逸脱しない限り、非課税として 取扱ってよいとされています。 したがって、これを満たす旅費については 課税上問題ないのですが、次の点には留意し ておいてください。 ① 単身赴任者が、職務上の旅行を行った場合 に支給される旅費の取扱いについては、単 身赴任者が会議等のため職務遂行上の必 要に基づく旅行を行い、これに付随して帰 宅する場合に限られること ② この取り扱いは、その性質上、月1回など の定量的な基準で非課税の取扱いをする ということにはなじまないものであるこ と ③ 帰宅のための旅行は、職務出張に付随する ものであるから、その期間や帰宅する地域 等においては、おのずと制約があること
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