McAfee Web Gateway 7.5.2 リリース ノート

リリース ノート
改訂 B
McAfee Web Gateway 7.5.2
目次
このリリースについて
新機能と機能強化
解決された問題点
インストール手順
既知の問題
製品マニュアルの検索
このリリースについて
この資料には、このリリースに関する重要な情報が含まれていますので、ぜひご一読いただくようお願いいたします。
®
McAfee Web Gateway (Web Gateway) 7.5.2 は限定リリースとして提供されます。 このバージョンでは、新機
能の追加と機能強化を行い、以前のリリースに存在した問題を解決しています。
新機能と機能強化
このリリースで追加された機能と強化された機能は次のとおりです。
最新の製品リリースの新機能と機能強化を導入する前に、Web Gateway アプライアンスを実行する物理
または仮想プラットフォームのメモリーをアップグレードすることをお勧めします。
アップグレードの詳細については、『Web Gateway インストール ガイド』の『McAfee Web Gateway
のセットアップ』を参照してください。
1
DXL と TIE の統合
®
このリリースの Web Gateway では、McAfee Data Exchange Layer (DXL) のメッセージを使用して、接続され
た McAfee 製品間で Web セキュリティの情報を交換することができます。 たとえば、DXL メッセージを使用して
McAfee Threat Intelligence Exchange (TIE) サーバーからファイル レピュテーション スコアを取得し、接続し
ている製品に情報を送信できます。
®
McAfee では、これらのメッセージを Security Connected という Web セキュリティ アーキテクチャの一部と
して使用しています。
DXL と TIE の統合に関する詳細については、
『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『プロキシ』を参照してくだ
さい。
®
®
™
DXL メッセージを使用するには、McAfee ePolicy Orchestrator (McAfee ePO ) サーバーの設定が必要になりま
す。詳細については、McAfee ナレッジ センターの記事 KB84824 を参照してください。
アプリケーションの Launchpad の改善
Web Gateway のユーザー インターフェースで、組織の名前と説明を指定したり、文字表示をカスタマイズできま
す。また、組織や製品のロゴ画像をインポートできます。 Launchpad のヘッダー、フッター、サイドバーもカスタ
マイズ可能です。
この新しい Launchpad の機能を使用する前に、ルール セット ライブラリから新しい [シングル サイン
オン] ルール セットをインポートすることをお勧めします。 インポートすると、元の Launchpad.html
ファイルが Launchpad-bak1.html という名前で保存されます。
カスタマイズしていた値は Launchpad.html ファイルで再度設定する必要があります。 これらの値
(組織名など) は移行されません。
新しい [シングル サインオン] ルール セットを使用するには、バージョン 47 以降の DAT ファイルが必
要です。 SSO の更新を有効にしていると、更新サーバーが必要なバージョンを自動的に配布します。
Web Gateway で前の [シングル サインオン] ルール セットを引き続き使用することもできます。
詳細については、『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『クラウド シングル サインオン』を参照してください。
新しいクラウド SSO コネクター
クラウド シングル サインオン (SSO) の設定用に 58 の新しいコネクターが追加されました。これでコネクターの
数は 881 になりました。 コネクターをクラウド アプリケーションのアクセス制御リストに追加し、このルールを使
用してリストとエンド ユーザーを関連付けることができます。
コネクターの詳細については、
『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『クラウド シングル サインオン』と『McAfee
Web Gateway SSO カタログ』を参照してください。
2
ネットワーク インターフェースのボンディング
Web Gateway アプライアンスの 2 つ以上の NIC をネットワーク インターフェース ボンディングに設定できま
す。 この機能を使用すると、異なるネットワーク インターフェースを 1 つのチャネルとして扱うことができます。
これにより、帯域幅が増え、高可用性を実現できます。
Web Gateway 7.5.2 以前のリリースはボンディング構成に対応していません。これらの環境でボンデ
ィング構成を実装している場合には、新しいバージョンにアップグレードする前に、ボンディングの設定
をすべて削除してください。 削除しないと、アプライアンスの動作が不安定になる可能性があります。
アップグレード後、マニュアルの説明に従ってネットワーク インターフェースのボンディングを再度実装
してください。
この機能の詳細と実装方法については、『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『システム構成』を参照してくだ
さい。
ソースベースのルーティング
このリリースでは、ユーザー インターフェースでソースベースのルーティングを設定できます。 ソースベースのル
ーティングを使用すると、Web アクセス要求の送信元の IP アドレスに基づいてルーティングを行うことができま
す。 このルーティング方法を使用すると、管理トラフィックと他のトラフィックを分離できます。
ソースベースのルーティングについては、『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『システム構成』を参照してく
ださい。
ブラウザーに関するログオン メッセージ
Google Chrome ブラウザーからログオンすると、ログオン ページに重要なメッセージが表示されます。 このブラ
ウザーはまもなく Java のサポートを終了するため、ログインに使用できなくなります。
このメッセージの詳細については、
『McAfee Web Gateway インストール ガイド』の『Web Gateway のセットア
ップ』を参照してください。
ログオン メッセージの変更
Web Gateway のログオン ページに表示されるメッセージを変更できます。たとえば、コンプライアンス対応に関
する情報を表示できます。
このメッセージの詳細については、
『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『システム構成』を参照してください。
新しいインシデント メッセージ
次の問題を報告する新しいインシデント メッセージが追加されました。
•
ネクスト ホップ プロキシの問題
•
ユーザー ログアウト
インシデント メッセージの詳細については、
『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『構成リスト』を参照してく
ださい。
3
管理機能の強化
管理作業の範囲を拡充し、操作性を向上させるため、ユーザー インターフェースに次の機能強化が行われました。
•
過剰な情報提供を避けるため、ダッシュボードに表示されるアラート メッセージの数が少なくなりました。
•
以前のリリースでは、HTTPS 要求の送信で応答を受信しないためにネクスト ホップ プロキシが使用不能と表示
されましたが、この問題が解決されました。 ハンドシェイクが開始して CONNECT ヘッダーが送信される可能
性がある場合、ネクスト ホップ プロキシが使用可能と表示されます。
•
ルール セット ライブラリに、Web セキュリティを設定する新しいルール セットが追加されました。 各ルール
セットは、簡易形式と完全なルール形式の両方で用意されています。
•
McAfee に送信できるフィードバックの範囲を広げるため、新しい利用統計情報オプションが追加されました。
Web トラフィックの内部処理の改善
Web トラフィックを処理する内部プロセスが改善されました。
•
•
要求ヘッダーの処理が改善されました。
•
IFP クライアントから受信した要求に誤ったヘッダーが含まれている場合でも、エラーを発生させず正しく解
釈できるようになりました。
•
折り返し形式で受信したヘッダーも処理できます。
圧縮ファイルから情報を抽出する機能が拡張され、対応するファイル タイプが増えました。
•
Microsoft Windows 2012 ドメイン コントローラーの Kerberos 認証で使用されるセキュリティ ID の圧
縮ファイルを処理できるようになりました。
•
64 ビットの zip アーカイブ ファイルが 4 GB を超える場合でも処理できるようになりました。
•
トンネル接続数が多い場合のパフォーマンスが改善されました。
•
Web サーバーからのトラフィックで受信した楕円曲線暗号が処理できるようになりました。
•
同じクライアント接続で別のサーバーから異なる SSL 証明書を受信した場合、別の CERTVERIFY サイクルを実
行して SSL スキャンを続行します。
このような証明書を送信しても、証明書不一致エラーが発生しません。要求もブロックされません。
SSL スキャンの回避にホワイトリストを使用している場合には、新しいバージョンにアップグレードした
後でホワイトリストの見直しを行うことをお勧めします。 SSL で保護されたトラフィックの処理が改善
され、ECDHE 暗号がサポートされました。フィルタリング可能な SSL トラフィックが増えています。
このため、ホワイトリストへの登録が不要になる Web サイトが多くなります。
以前の製品バージョンでは、SSL ハンドシェイク エラーなどの問題を回避するため、Web サイトをホワ
イトリストに登録し、そのリストをルール (ホスト トンネル ルールなど) で使用する必要がありました。
4
ハードウェアの機能強化
Web Gateway を物理アプライアンスとして実行するハードウェアに次の機能拡張が行われました。
•
C シリーズの物理アプライアンスに、追加の NIC として 1GbE クアッド ポート銅線 PCI カードを装着できま
す。
•
物理アプライアンスのハードウェア セキュリティ モジュール (HSM) カードとして nshield Solo 6000+ カー
ドを装着できます。
•
Intel ベースのアプライアンス モデルに、リモート管理モジュール (RMM) 設定用のコマンドライン ツールが実
装されました。
装着可能な新しいカードの詳細については、『McAfee Web Gateway 製品ガイド』の『PCI カードの取り付け』を
参照してください。
解決された問題点
この製品リリースでは、以下の問題が解決されています。
括弧内の番号は Bugzilla の参照番号です。
ネットワーク通信
•
ポートの重複は許可されませんが、ユーザー インターフェースで先行する列に値が設定されている場合でも、同
じポートに 2 つのポート転送ルールを設定できます。 (1035638)
現在の製品バージョンでは、このようにポート転送ルールが設定されると警告が表示され、ポートの再設定ができ
るようになっています。
•
Web Gateway が HTTP プロキシとして実行されているときに、サーバーの IP アドレスのスプーフィングでタ
イムアウトが発生すると、Web サーバーとの接続が再開できません。 設定したタイムアウトが無視され、デフォ
ルトのタイムアウトが経過すると、クライアント接続が終了します。 (1038799)
•
Web Gateway が FIPS モードで実行されているときに、クローズされた環境でアプライアンスを Microsoft
Windows ドメイン コントローラーに参加させると、Web Gateway のコア プロセスでエラーが発生します。
(1048669)
•
Web Gateway が FTP プロキシとして実行されているときに、パス名の一部が正しく設定されていないと、シス
テム プログラムが無限ループ状態になり、コア プロセスがすべての CPU リソースを専有します。 (1049649)
•
本体が不完全な POST 要求をクライアントから受信すると、Web Gateway が要求を Web に転送しますが、ク
ライアントが残りの部分を送信すると、要求が拒否されます。 (1051315)
•
Web Gateway が HTTPS プロキシとして実行されているときにサーバー接続が終了すると、タイムアウト期間
が終了するまでクライアント接続が継続するため、処理速度が低下します。 (1053817)
•
SOCKS プロキシとして実行されているときに、Web Gateway がイベント処理の問題を検出すると、コア プロ
セスでエラーが発生し、終了信号 11 を戻します。 (1056019)
•
SOCKS プロキシとして実行されているときに、Web Gateway がルールでブロックされるはずの Web ページ
を転送します。 (1056994)
•
Web Gateway が ICAP と ICAPS トラフィックを処理するサーバーとして実行されているときに、関連するリ
ストで ICAP トラフィックのリスナー ポートの前に ICAPS トラフィックのリスナー ポートを入力すると、
ICAP ポートで待機できなくなります。 (1058716)
5
過剰なワークロードと負荷分散
•
ワークロードが増加すると、アプライアンスを迂回したサブネットからの追加トラフィックを処理するため、Web
Gateway アプライアンスのパフォーマンスが著しく低下します。 (1029534)
•
Web Gateway が SOCKS プロキシとして実行されていると、アプライアンスがアクセス不能になるまで接続数
と CPU の使用率が上昇します。 (1034278)
•
Web Gateway が CONNECT 要求を処理する方法に問題があるため、ネクスト ホップ プロキシ構成の負荷分散
で Web Gateway から受信した HTTP トラフィックを処理できません。 (1039746)
ファイルの認識と処理
•
ファイル内のマジック バイトでタイプが正しく設定されていても、メディア タイプ フィルターが application/
x-shockwave タイプの Flash ファイルを認識しません。 (1037907)
•
ファイルにオブジェクトが埋め込まれていると、ルールで本体関連の特定のプロパティが使用されるため、ファ
イル オープナーがファイルの名前とオブジェクトのメディア タイプを検出できません。 (1040542)
•
application/vnd.ms-powerpoint タイプの壊れたファイルがダウンロードされても、破損ファイルとして認識
されず、コア プロセスでエラーが発生します。 (1041126)
•
PDF ファイルに埋め込まれた application/executable タイプのファイルが検出されません。 (1044672)
•
ブロック条件として、大文字の小文字の区別と大文字を含む式を指定し、この条件に PDF 形式の Microsoft
Excel ファイルが一致しましたが、ファイルの保存時にファイル オープナーが大文字を保持しなかったため、フ
ァイルがブロックされません。 (1048298)
•
ファイルのダウンロード中に表示される進行状況ページで、ファイル名の拡張子が間違っています。 (1050446)
認証とクォータの管理
•
アプライアンスの再起動後にユーザーの現在のボリューム ウォータが保持されていません。残りのセッション時
間にユーザーが Web アクセス要求を送信しないと、データが削除されます。 (1036969)
•
ユーザー認証で SSL 通信エラーが発生すると、SSL トンネル プロセスでユーザー関連の認証プロパティの値が
保持されません。 (1037765)
•
ノードとして 2 つの Web Gateway アプライアンスが存在する高可用性クラスターで、片方ノードでユーザー
認証が実行されたときに、もう一方のノードに接続を試みると、セッションの期限切れ前でも認証プロンプトが
再度表示されます。 各ノードでユーザーのクライアント システムの ID が計算されるため、この問題が発生しま
す。 (1039749)
•
ローカル時間の午前 0 時過ぎに最初にアクセスしても、毎日のボリューム クォータがリセットされませんが、
UTC の午前 0 時過ぎにアクセスするとリセットされます。 (1041019)
•
毎日のクォータ リセットで最後の Web アクセスのタイムスタンプがリセットされてから月末まで時間を使用し
ていない場合、毎月の時間クォータがリセットされません。 この場合、前月の残り時間が引き継がれます。
(1065257)
Web フィルタリング
6
•
ルールで [URL.Geolocation] プロパティが使用されているときにクラウド検索を無効にすると、URL カテゴリ
リストが空になります。 リストが空になると、不正なカテゴリに該当する URL が後続のルールでブロックされ
なくなります。 (1021852)
•
共通名がエンコーディングされている形式で使用されていると、共通名が一致せず、SSL セキュア通信で証明書
の検証に失敗します。 (1042021)
•
動画の閲覧が禁止される場合でも、ユーザーがダウンロードを要求した動画ファイルがストリーム スキャナーに
よってスキャンされません。
•
[List.OfMediaType.EraseList] プロパティの処理時に、一部のメディア タイプが完全に削除されていません。
(1051149)
•
証明機関の情報を含む SSL 証明書の設定にアクセスできません。Web Gateway で使用された Java アプリケ
ーション用のライブラリが製品に付属のものでないと、この問題が発生します。 (1056725)
•
OpenSSL ライブラリから受信したバッファー データを交換すると、アドレスの処理時にエラーが発生します。
このエラーが発生すると、Web Gateway と McAfee Advanced Threat Defense 間の接続がタイムアウトし
ます。 (1061303)
®
•
ハードウェア セキュリティ モジュールの秘密鍵に対してタスクを実行すると、要求の処理でオーバーロードが発
生します。さらに、リスナー スレッドの応答処理で問題が発生し、リソース不足により HSM エージェントでエ
ラーが発生します。 (1063281)
ロギング
•
アプライアンスが集中管理クラスターに参加すると、ログ マネージャーの設定ファイルが削除されるため、
McAfee Web Reporter へのロギング メッセージの送信を停止します。 (948851)
®
•
ログ ファイルを圧縮すると、ログ バッファー行をディスクに書き込む作業用スレッドがブロックされます。これ
により、Web Gateway の処理速度が低下し、負荷分散装置からの同期メッセージに応答できなくなります。
(1030598)
•
ファイルのアップロードを妨げる認証エラーの解決後、アップロードは正常に完了しますが、スケジュール ログ
にアップロード エラーが記録されます。 (1037841)
•
無効な UTF8 コードで送信された URL が処理されると、一部のログ ファイル フィールドがログ項目に書き込ま
れません。 (1033618)
•
ログ ファイルの切り替えを行う cron ジョブを実行すると、ジョブが正常に完了しても、異常終了を表すアラー
トがメッセージ ログに書き込まれます。 (1034403)
•
Web Gateway のストレージ ログの項目にタイプミスがあります。 (1050984)
バックアップ
•
有効なライセンスがインポートされていないため、ポリシー データのバックアップをアプライアンスに復元でき
ません。 (1042288)
•
別のアプライアンスから取得したバックアップ ファイルを使用すると、スケジュールに従ってポリシー データの
バックアップをアプライアンスに復元できません。 ユーザー インターフェースでのポリシー データのバックア
ップを制限するため、正しいオプションのラベルを使用しないと、この問題が発生します。 (1043516)
•
スケジュール ジョブでバックアップ ファイルをアップロードすると、バックアップのメタデータに空の段落が残
ります。 (1052503)
•
SOCKS のバージョンが古いため、デーモンが開始しません。このため、設定ファイルをインポートすると、スタ
ック オーバーフローが発生します。 (1034923)
その他
•
OID クエリーの実行中に SNMP サブエージェントでエラーが発生し、セグメンテーション違反が報告されます。
このエラーは、サブエージェントのステータスを制御するスクリプトに必要なリンクが作成されないために発生
します。 これにより、Baseboard Management Controller と不整合な状態になります。 (1026606)
•
管理者の役割にルール セットの作成権限と削除権限を設定すると、この役割でルール セットの作成はできます
が、削除はできません。 (1037018)
•
ハイブリッド ソリューションで、Web Gateway バージョンの更新は可能ですが、更新スクリプトが関連するア
ップグレードの保護制限を無視するため、Web Protection SaaS と同期できなくなります。 (1039636)
7
•
競合条件で Web Gateway の内部データ構造が壊れた場合、書き込みアクセスが実行されると、コア プロセス
でエラーが発生し、終了信号 11 を戻します。 (1040511)
•
接続フェーズの初期化中に、IP アドレスの例外を設定する正規表現の処理に大量のスタック リソースが消費され
るため、ユーザー インターフェースへのアクセスが遅くなります。 (1040733)
•
エラー処理ルールで 90 日前に通知メールを送信するように [License.RemainingDays] プロパティを設定す
ると、有効期間が 400 日以上残っていても通知が送信される場合があります。 (1058578)
•
集中管理のトランジット ネットワーク グループ内でノードが使用不能になると、同じグループ内の他のノードへ
のアクセスが遅くなります。 使用不能になったノードから受信したデータがタイムアウトするまで、他のノード
のユーザー インターフェースにダッシュボード タブが表示されません。 (1040813)
•
3 つ目のデバイスがプロセスに関連していると、アプライアンスをノードとして集中管理クラスターに追加でき
ません。 このデバイスが原因でプロセスの処理が遅くなり、最終的にはエラーが発生します。 (1047197)
•
ユーザーに表示するメッセージのテンプレートをインポートすると、プロパティの参照がプロパティ設定ウィン
ドウのリンクではなく、テキスト形式で提供されます。 (1061831)
インストール手順
Web Gateway 7.5.2 をアプライアンスにインストールする場合、現在実行しているバージョンによってインストー
ル要件が異なります。
•
•
•
7.5.x より前のバージョンの場合、新しいバージョンにアップグレードできます。 『7.3.x 以降からアップグレ
ードする』を参照してください。
バージョン 7.3.x または 7.4.x の場合、リポジトリの登録後に新しいバージョンにアップグレードできます。
『7.3.x 以降からアップグレードする』を参照してください。
バージョン 7.2.x または 7.x より前のバージョンを実行している場合:
•
構成のバックアップを作成します。
ユーザー インターフェースで [トラブルシューティング ] 、 [バックアップ/復元] の順に移動し、オプショ
ンを選択してバックアップを作成します。
•
新しいバージョンへアップグレードします。 『7.2.x または 7.x より前のバージョンからアップグレードす
る』を参照してください。
アップグレード プロセスでは、オペレーティング システムもアップグレードされます。 このため、通常より
時間がかかります。
アップグレード プロセスが失敗または中断した場合には、新しいバージョンのイメージを使用してアプライ
アンスを再イメージ化するか、構成のバックアップをインストールできます。
あるいは、次の操作を行います。
•
•
構成のバックアップを作成します。
•
新しいバージョンのイメージを使用してアプライアンスを再イメージ化し、構成のバックアップをインストー
ルします。
バージョン 6.8.x または 6.9.x を実行している場合には、新しいバージョンのイメージを使用してアプライアン
スを再イメージ化する必要があります。
McAfee Content & Cloud Security ポータルのダウンロード ページ (https://contentsecurity.mcafee.com/
software_mwg7_download) から、新しいバージョンのイメージをダウンロードします。
8
再イメージ化の詳細については、『McAfee Web Gateway 製品ガイド』を参照してください。
7.3.x 以降からアップグレードする
7.5.x より前のバージョンの場合、新しいバージョンにアップグレードできます。 バージョン 7.4.x または 7.3.x
の場合、アップグレード前にリポジトリを有効にする必要があります。
システム コンソールからまたはユーザー インターフェースでアップグレードを実行できます。
リポジトリを登録する
バージョン 7.3.x または 7.4.x からアップグレードする前に、新しいバージョンのリポジトリを登録します。
リポジトリの登録は、アプライアンスにシステム コンソールを直接接続してローカルで行うことも、SSH 経由でリ
モートから行うこともできます。
タスク
1
アップグレードするアプライアンスにログオンします。
2
次のコマンドを実行します。
mwg-switch-repo 7.5.2
ユーザー インターフェースまたはシステム コンソールから新しいバージョンにアップグレードできます。
ユーザー インターフェースでアップグレードを実行する
アップグレードを実行するときに、ユーザー インターフェースのオプションを使用できます。
タスク
1
[構成 ] 、 [アプライアンス] の順に選択します。
2
アプライアンス ツリーで、アップグレードを実行するアプライアンスを選択します。
タブの右上隅にアプライアンス ツールバーが表示されます。
3
[アプライアンス ソフトウェアの更新] をクリックします。
新しいバージョンへのアップグレードが実行されます。 アップグレード プロセスの途中でユーザー インターフ
ェースから自動的にログオフします。
4
アップグレードの完了を通知するメッセージが表示されたら、次の処理を行います。
a
ユーザー インターフェースに再度ログオンします。
b
[設定] 、 [アプライアンス]の順に選択して、アプライアンスを選択します。
c
アプライアンスのツールバーで [再起動] をクリックします。
再起動の完了後にユーザー インターフェースにログオンすると、新しいバージョンを使用できます。
9
システム コンソールからアップグレードする
アプライアンスにシステム コンソールを直接接続してローカルで使用することも、SSH 経由でリモートから操作す
ることもできます。
タスク
1
アップグレードするアプライアンスにログオンします。
2
次の 2 つのコマンドを使用します。
yum upgrade yum
yum upgrade
新しいバージョンへのアップグレードが実行されます。
3
アップグレードの完了を通知するメッセージが表示されたら、次のコマンドを実行します。
reboot
再起動が完了すると、ログオン プロンプトが表示されます。ユーザー インターフェースにログオンすると、新しい
バージョンを使用できます。
7.2.x または 7.x より前からアップグレードする
バージョン 7.2.x または 7.x より前のバージョンを実行している場合には、システム コンソールを使用して新しい
バージョンにアップグレードします。
アプライアンスにシステム コンソールを接続してローカルで使用することも、SSH 経由でリモートから操作するこ
ともできます。
タスク
1
アップグレードするアプライアンスにログオンします。
2
次の 2 つのコマンドを使用します。
yum upgrade yum yumconf\*
mwg-dist-upgrade 7.5.2
新しいバージョンに 2 段階でアップグレードされます。 各段階が完了すると、アプライアンスが自動的に再起動
します。
10
3
次のいずれかの方法で、インストールを完了します。
•
ローカルのシステム コンソールを使用している場合:
2 回目の再起動が完了すると、ログオン プロンプトが表示されます。ユーザー インターフェースにログオン
すると、新しいバージョンを使用できます。
•
SSH を使用している場合:
アップグレードの最初の段階が終了してアプライアンスが再起動すると、アプライアンスから切断され、次の
段階が開始します。この段階が完了し、アプライアンスが自動的に再起動すると、ユーザー インターフェー
スにログオンして新しいバージョンを使用できます。
2 番目の段階が完了する前にログオンすると、この段階がまだ実行中であることを通知するメッセージが表示
されます。 この段階の最後にアプライアンスが再起動すると、アプライアンスから切断されます。 新しいバ
ージョンを使用するには、再度ログオンする必要があります。
次のコマンドを実行すると、アップグレード プロセスに関するメッセージを表示できます。
tail -F /opt/mwg/log/update/mlos2.upgrade.log
アップグレードが完了したら、Ctrl キーと C を押して、モニタリング プロセスを停止します。ユーザー イ
ンターフェースにログオンすると、新しいバージョンを使用できます。
既知の問題
このリリースで確認されている既知の問題については、McAfee Knowledge Center の記事 KB82983 を参照して
ください。
製品マニュアルの検索
製品のリリース後は、McAfee のオンライン ナレッジセンターに製品情報が掲載されます。
タスク
1
McAfee ServicePortal (http://support.mcafee.com) で、[Knowledge Center] タブに移動します。
2
[KnowledgeBase] ペインで、コンテンツのソースをクリックします。
•
[Product Documentation] をクリックして、ユーザー マニュアルを検索します。
•
[Technical Articles] をクリックして、KnowledgeBase の記事を検索します。
3
[Do not clear my filters] を選択します。
4
製品名を入力してバージョンを選択し、[Search] をクリックします。マニュアルの一覧が表示されます。
製品マニュアル
McAfee 製品には、総合的なドキュメント セットが用意されています。Web Gateway では、次のドキュメントが
用意されています。
• 『McAfee Web Gateway 製品ガイド』 - Web Gateway の特徴と機能、製品の概要、製品の設定と保守の手順
について詳しく説明します。
• 『McAfee Web Gateway インストール ガイド』 - Web Gateway のセットアップ方法について説明します。
この製品と一緒に使用可能なデバイスについても説明します。
11
• 『McAfee Web Gateway クイック スタート ガイド』- ハードウェア プラットフォームにアプライアンス ソフ
トウェアがプリインストールされている Web Gateway のセットアップ方法を簡単に説明しています。
ハードウェアにソフトウェアがプリインストールされているバージョンの場合、このガイドは印刷物として提供
されます。
Web Gateway 7.5.2 にはソフトウェアがプリインストールされていません。
• 『McAfee Web Gateway SSO カタログ』 - Web Gateway がサポートし、コネクターまたはコネクター テン
プレートが事前に設定されているクラウド アプリケーションとサービスの一覧が記載されています。
Copyright © 2015 McAfee, Inc. www.intelsecurity.com
Intel および Intel のロゴは、Intel Corporation における登録商標です。McAfee および McAfee のロゴは、McAfee, Inc. における登録商標です。
その他すべての登録商標および商標はそれぞれの所有者に帰属します。
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