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Lazurite Sub-GHz 屋外 電波到達距離 実験
Lazurite Sub-GHz がどんな感じで通信をするのか屋外で距離を離して調べてみた。
送信機の出力はプログラムにて、SUBGHZ_PWR_20MW と SUBGHZ_PWR_1MW の2種類から選べるようだが、
より遠くまで飛ばせそうな 20mW のほうを選んだ。
また、受信機のほうが受信成功時に LED が一瞬光ってわかりやすいので、受信機 ( Raspberry Pi + Pi Gateway ) を外に持ち出した。
秋、夜間、晴れ、やや乾燥という天候。比較的電波は飛びやすいほうだろう。
電波が届くと 「Welcome to Lazurite Sub-GHz」 という文字列を受信する。
受信機 Raspberry Pi + Pi Gateway
送信機 Lazurite Sub-GHz ( 20mW )
▲送信機(Lazurite Sub-GHz)
タブレットはUSBで5V供給する電源の役割。
▲受信機(Raspberry Pi + Pi Gateway)
電源は、5V USBモバイル電源を使用した。
※相性のせいか、Lazurite はモバイル電
源で電源供給できなかった。タブレットと
USB接続で供給できた。
「Welcome to Lazurite Sub-GHz」
▲送信機を窓にこのように設置した。
各 屋外写真の黄色枠がその窓。
建物
1分
この辺りは限界越え
たまに受信。
1分
2
1分
1分
1分
1分
1分
2
1分
1分
1分
1分
1
1分
1分
※写真を距離比較できるように建物に図形を当てた。
この距離が許容
グラフ凡例
緑:RSSI(電波強度)
室内
赤:不通になった時間(不通=電波強度0は緑に入っていないから表示し
室内
た)
室内
室内
室内
1分と書いた図形=不通が多いほど短い図形になる。
室内
室内
室内
室内
室内
室内
室内
自室玄関
玄関外、同じフロア。自室からだんだん離れる。電波強度下がっていく。
玄関外、同じフロア。自室からだんだん離れる。電波強度下がっていく。
玄関外、同じフロア。自室からだんだん離れる。電波強度下がっていく。
玄関外、同じフロア。自室からだんだん離れる。電波強度下がっていく。
玄関外、同じフロア。自室からだんだん離れる。電波強度下がっていく。
エレベーター前
エレベーターに入ってから建物の外の自室窓が見える側面に来るまで不通1分間
屋外。同じフロアでエレベーター前にいるよりも感度が良い。
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
目的のポイント。この地点で予定通り1分間待機した
近いところで待機しているので安定している
近いところで待機しているので安定している
カメラを用意するためガサゴソやって、おそらく乱れた。
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
離れた。
このあたりで受信が途切れると思い撮影。
屋外
さらに離れた。この付近でPi gatewayのSub-GHzのアンテナ方向を工夫した。
屋外
屋外
少し近寄った。
また離れた。一番感度が厳しいと思われる地点。
屋外
近寄った
このあたりで感度復帰したかと思って撮影
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
屋外
建物の自室窓の見えない側へ行ったり見える側へ行ったり。
建物の自室窓の見えない側へ行ったり見える側へ行ったり。
建物の自室窓の見えない側へ行ったり見える側へ行ったり。
屋内、エレベーター待ちした。エレベーターで同じフロアへ行くまで不通。
自室と同じフロア。自室へ近寄る。電波強度上がっていく。
自室と同じフロア。自室へ近寄る。電波強度上がっていく。
自室と同じフロア。自室へ近寄る。電波強度上がっていく。
自室と同じフロア。自室へ近寄る。電波強度上がっていく。
自室と同じフロア。自室へ近寄る。電波強度上がっていく。
自室玄関
自室玄関
自室玄関
自室玄関
室内
室内
室内
室内
室内
室内
室内
室内
室内
室内
この写真が許容範囲と思われる距離だ。
結果:
Google地図でこの位置までの距離を調べて、三平方の定理であの黄色枠のLazurite送信機までの距離を計算したら だいたい200mだった。
送信機を置いた窓のある壁面が見えない側(建物背後)へ行くとほとんど受信できなかった。
思ったこと:
実験中、障害物があると電波が届きにくくなる気がした。アンテナの向きも重要かと思った。
Sub-GHzのアンテナはチップ部品だが、これをアンテナらしいアンテナ(ロッドアンテナなど)にすれば、もっと良くなるのかなと思った。
今思えば、窓の柵の1本が送信機とちょうど重なり邪魔だったかもしれない。
見解:
Lazurite Sub-GHz は送信と受信の両方できるため、バケツリレーみたいにLazurite Sub-GHz 同士でデータを運ぶこと(センサーネットワーク)ができる。
だから遠くの Lazurite Sub-GHz が必ずしも中心の Gateway (Pi Gateway) に接続できなくても良い、ということだろう。