網走地区安全衛生講習会の開催

北海道支部
網走地区安全衛生講習会の開催
2月6日(金)13時30分から網走市において地元沖合底びき網漁船の乗組員及び関係者
31名の参加により安全衛生講習会を開催しました。
日
時 : 平成27年2月6日(金)13時30分~
場
所 : 網走漁業協同組合会議室
主
催 : 船員災害防止協会北海道支部
船員災害防止協会北海道支部網走地区支部
参加者 : 網走地区沖合底びき網漁船乗組員及び関係者
講
31名
演
(1)
「船員災害の現状と安全対策について」
講師
北海道運輸局首席運輸企画専門官
中 村
行 宏
氏
(2)
「作業用救命衣の紹介及び着用方法について」
船員災害防止推進会
日本船具株式会社
主催者を代表して山田邦雄網走地区支部長の挨拶のあと、北海道運輸局海上安全環境部中
村首席運航労務監理官から「船員災害の現状と安全対策について」と題し、作業別の災害原因
や災害事例を元に災害の防止対策について講演をして頂きました。
また、船員災害防止推進会による「作業用救命衣の紹介と着用方法」について、日本船具(株)
野部営業課長から説明を受けました。
主催者挨拶(山田網走地区支部長)
講師(中村首席運航労務監理官)
船員災害防止推進会
講習会参加者
稚内地区安全衛生講習会の開催
2月27日(金)9時から稚内市において地元沖合底びき網漁船の乗組員及び関係者66名
の参加により安全衛生講習会を開催しました。
日
時:平成27年
2月27日(金)
09:00~
場
所:稚内総合福祉センター
主
催:船員災害防止協会北海道支部稚内地区支部
4階大ホール
参加者:稚内地区沖合底びき網漁船乗組員及び関係者
主催者挨拶
船員災害防止協会
来賓紹介
北海道運輸局旭川運輸支局
全日本海員組合道北支部
講
稚内地区支部長
支部長
次
清水
長
66名
風無
成一
深沼
啓三
誠
演
「ヒューマンエラーをふまえた安全対策について」
講
師
北海道運輸局旭川運輸支局
首席運輸企画専門官
1
合 羽 井
享
旭川運輸支局内の災害発生状況(平成21年度~平成25年度)
①船種別ではほぼ漁船が占めている(96%)
②漁船のうちでも沖底が70%
③年齢層別では50歳以上のベテランが60%
④作業別では漁撈中など漁船特有の作業中
⑤休業日数別では1週間~3ヶ月までが多い
⑥平成26年度は衝突・船体沈没などの重大海難が発生
2
事故とヒューマンエラーの関係
(1)ヒューマンエラー防止のために何をすべきか?
①業務のしやすい業務条件作り
「にくいもの」
「やすいもの」はエラーの目となるため無くそう。
②注意指導・注意喚起
作業の分担を明確にする(みんなで動こうは誰かやるだろうとなる)
指差し・声出しを行う(注視が焦点化・対象の識別)
③疲労などの管理
疲労は作業集中を妨げる。
疲労は休憩休養・睡眠しない限り除去されないため休憩は休憩としてとる。
④マニュアルの制定
作業の手順をマニュアル化する
⑤教育訓練・安全啓発
教育・訓練・安全啓発が不足していると「だろう」作業が横行するためテ
クニカル
スキル、コミニュケーションスキル等の教育訓練が必要。
安全を意識した船の雰囲気を作る。
熟年船員は災害防止の心構えを持つ
安全対策は一朝一夕に行かないので安全について考えて行きたい。
(船員災害防止協会北海道支部稚内地区支部
主催者挨拶(風無稚内地区支部長)
講習会参加者
事務局長
西川
智)
講師(合羽井首席運輸企画専門官)
講習会参加者