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シルクスクリーン・パッド印刷
ガイドライン
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本社
〒542 -0062 大阪市中央区上本町西1丁目1番6号
TEL 06(6191)6655
FAX 06(6191)6662
東京支店
〒160 -0008 東京都新宿区三栄町18 -7 四谷MSビル3F
TEL 03(3357)5454
FAX 03(3359)3877
シルクスクリーン印刷について
シルクスクリーン印刷とは
木枠にシルクを貼ったシルク版と呼ばれるものを使い、印刷しない
箇 所のシルクの網目を乳 剤で埋め、スキージで圧 力をかけながら
塗料をこすりつけることによって印刷する技法です。
現 在 では 木 枠 はシ ルクではなく、ナイロンやテトロンなどの 合 成
繊維が使われますが、当初の名称から現在もこの印刷方法をシルク
スクリーン印刷と呼びます。
スクリーンを貼った木枠
印刷しない箇所の網目を乳剤で埋めます。
シルクスクリーン印刷の注意点
●
1色ごとに版を作り、特色の塗料をこすりつけますので、色の合成は出来ません。
●
カラーの写真や混色のグラデーションなど、CMYKの分解印刷は出来ません。
曲面や変形のある立体物へ印刷する場合の注意点
立体物への印刷は、平面と比べ、印刷精度、技術的な難度、印刷の変形など、印刷に対する制限事項に大幅な
違いがございます。特に線数 ※においては、平面と比べ目の粗い版(約80∼120)になるため、細かい表現が
出来ない場合があります。ですので、原則グラデーションや掛け合わせは推奨いたしません。
※印刷の精度を表す尺度
立体印刷となる容器例
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1
パッド印刷について
パッド印刷とは
デザインを施した凹版を使用して、インクをシリコンパッドに転写し、印刷
対象(容器)に印刷する方法です。
パッドがやわらかいので印刷対象(容器)になじみ易く、平面、曲面、凹凸面、
特にキャップの天面印刷などにとても優れています。
ゴルフボールや家電製品にも良く使われてます。
パッド印刷は、シルクスクリーンに較べるとインクの厚みがやや薄くります。
容器の色目によっては、インクの色が影響を受ける場合がございます。
1
シリコンパッド
4
6
5
3
2
A
B
インク
容器
凹版
パッド印刷の注意点
●
印刷色は、白・黒・赤・ブルー・グリーン・ピンク・オレンジの7色(規定色)となります。 ※原則として小ロット印刷の場合
●
カラーの写真や混色のグラデーションなど、CMYKの分解印刷はできません。
容器の色が濃い場合に印刷する注意点
容器の色が濃い場合は、印刷色により発色が悪くなったり、少し沈んだ色になる事があります。
容器の色目が濃い場合などは、白をお勧めしています。
立体印刷となる容器例
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2
入稿における注意点
入稿はアドビ イラストレーター形式(ai)のものに限ります。
jpg・psd・eps・word・excel・pdfやその他形式での入稿は原則不可となります。
※ただしイラストレーターで編集可能なpdfに限り、入稿することは可能です。
ご注文いただいた容器の印刷可能範囲を弊社よりお知らせいたしますので、範囲内にてデータを作成して下さい。
デザインによって、印刷範囲内でも印刷が出来ない場合もございます。
修正をお願いする場合もございます。ご了承下さい。
必ずアウトライン化を行って下さい。
デザインは1色毎に1版となります。2色は2版、3色は3版必要となります。
また、1色であっても、楕円体や直方体に裏表印刷する場合など、
2工程必要な場合は2版となります。
1色のため、1版のみ
2色使用しているため、2版必要
文字サイズは、4ポイント以上を推奨いたします。
(文字潰れを防ぐため)
4ポイント
5ポイント
8ポイント
10ポイント
15ポイント
ベタ面が多いデザインは、印刷ムラやニジミ、泡の噛み込みなど不良頻度が高くなるため、
推奨いたしません。
(コストに反映する可能性がございます)
このようにベタが多いデザインの場合
このように反転して印刷することをお勧めいたします
線の細いデザインは、目詰まりにより線部が切れてしまうことがありますので、
問題の無い太さに版作成時に修正させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。
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3
入稿における注意点
2色が重なるデザインの場合、インクが重なり色相が変わることがあるため、原則お控え下さい。
重ねた箇所がこのように
色が変わることがあります
例えばこの2色を重ねた場合
印刷始まり位置と印刷終わり位置の間隔を15mm以上あけて下さい。
(円周上に印刷するため、印刷始まりのインクが付着し、ニジミやヨゴレが発生します)
プラマークを掲載する場合、マークは天地6mm以上でお願いします。
キャップ、容器、ポンプ等の材質表示は各社自主基準にてご判断下さい。
詳細は日本容器包装リサイクル協会ホームページ(www.jcpra.or.jp)等でご確認下さい。
プラマーク(H6mm×W6.96mm実寸)
バーコードを円柱状などの容器に印刷する場合、左右方向に設定すると機器によっては読み取れない場合があるため、
縦方向(横向き)に設定されることをお勧めいたします。
横に印刷すると
読み取れない可能性があるため
横向きにしてデザインして下さい
印刷色はDIC又はPANTONEのチップでご指示下さい(最低2枚以上お送り下さい)。
なお、チップは紙へ印刷されたものなので、実際に容器に印刷された色とは差が出る場合がございます。
試刷りした現物での確認となります。
イメージするターゲットサンプル
(市場で販売してる商品・現物)の
ご提示をお願い致します。
パステル調や高輝度(金や銀など)の色目はインクの特性上、表現できない場合がございます。
例えば金色は泥金、銀色は泥銀となり、高輝度(ピカ)の表現は出来ません。
不可
可
不可
可
入稿データはメールでの入稿を推奨いたします。
メディアでの入稿も可能ですが、お預かりしたメディアは返却できかねますのでご了承下さい。
データを当社で修正する場合、別途作業費が発生いたします。原則完全版下データにてご支給下さい。
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4
入稿データ作成例
入稿データ(イラストデータ)は、各版ごとにアートボードを分けるか、別のデータに分け、
各データにDICやPANTONE(推奨)、またはターゲットとなる現物を支給にて、色指定を行って下さい。
また、仕上がり見本も必ずご用意下さい。
例えばこのようなデータを
印刷したい場合
100個からの小ロット対応で化粧品開発のコストを抑える!
アートボード1
アートボード2
K100%
DIC 224s
アートボード3
アートボード4
100個からの小ロット対応で化粧品開発のコストを抑える!
100個からの小ロット対応で化粧品開発のコストを抑える!
DIC 141s
完成見本
※立体印刷を行う工程上、見当ずれ(版ずれ0.3∼0.5mm)が発生する恐れがございますのでご注意下さい。
実際のデザインを見て、改めてご相談させていただく場合もございます。
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5
印刷スケジュールについて
デザインデータ確定後
デザイン入稿
1
版下データにて入稿(貴社よりデータ受領)
P.2参照
約14日
リ ー ド タ イム実 働
同時製版作成 3
版作成後にデザイン変更となれば別途製版代申し受けます
約10日
試刷りサンプル作成
4
∼
35
日
60
試刷りをご希望の場合は、サンプルを5個作成し、
そのうち3個を発送いたします。サンプル到着後、
1つを承認サインを入れご返却いただきます。
※試刷りは有償(20,000円∼)となります。
約10日
5
約7日
製品納期確定連絡
製品納入(納期確定後約15∼20日後の納品)
※デザイン入稿後にデザイン変更や試刷りサンプル色の変更等が発生した場合は
変更に要した日数分が納期日程に加算されます。
※商品の種類や印刷内容・容器の在庫数等の諸事情により納期が変動する場合がございます。
※当サービスの内容は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
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6
価格表
シルクスクリーン・パッド印刷 価格表
ロット数
100∼
300個未満
印刷色数
印刷代(一式)
版代(一式)
合計
1工程
¥45,000
¥20,000
¥65,000
2工程
¥45,000
¥40,000
¥85,000
3工程
¥55,000
¥60,000
¥115,000
1工程
¥50,000
¥20,000
¥70,000
2工程
¥50,000
¥40,000
¥90,000
3工程
¥60,000
¥60,000
¥120,000
サンプル作成代
(原則1回)
¥20,000
300∼
600個未満
キャップホットリング加工 価格表(金ピカ・銀ピカのみ)
ロット数
加工工程
加工代(一式)
版代(一式)
合計
サンプル作成代
(原則1回)
100∼
600個未満
1工程
¥20,000
不要
¥20,000
¥20,000
※当社にてデザインデータの修正が発生する場合は、別途費用が必要になります。
※価格は全て税別です。
※600個以上の印刷につきましては別途お見積いたします。
※シルクスクリーン・パッド印刷のリピート商品につきましては2回目以降より製版代は不要となります。
但し、印刷内容の変更による改版が発生しました場合には上記通りの価格となります。
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