【2015年度シラバス】

【2015年度シラバス】
【授業科目名】
公法Ⅳ
【授業科目の区分】法律基本科目(基礎科目)
【担当者】
川内
劦
【履修形態/単位】必修科目/2単位
【配当年次/開期】2・3年次/後期
【授業科目の内容】
紛争解決システムにおける行政救済法の役割、位置づけを明らかにした上で、行政不服
審査法、行政事件訴訟法、国家賠償制度および損失補償制度を中心に解説します。典型的
・基本的な事案を用いながら、行政救済法の内容や訴訟手続全体の流れ、そこでの問題点
について講義することを予定しています。
【授業科目の目標・方法】
本科目は、行政をめぐる紛争を適切に解決するために必要な素養を身につけるための基
礎的・基本的科目です。ここでは、行政救済法の体系的理解に加え、3年次配当科目であ
る公法演習Ⅱ・公法事例演習の内容を理解するために必要な、行政救済法の基礎的事項の
正確な把握を目的とします。
本科目は、先端展開科目のうち公法系科目である地方自治法、教育法、警察法、環境法
Ⅰ・Ⅱの理解を深めるために必要な行政法理論を学修する場でもあります。
【授業の方法・受講上の注意】
「教科書」・「配付教材」および「設問」の解説を中心に講義を行います。その際、随
時に受講生に質問を発し、解答を得るなど、双方向性を高めるよう工夫を施します。
受講生は、教科書の該当部分と教材を読み、また設問を検討するなど、必ず予習をし
てください。
【授業計画】
第1回
行政救済の意義と種類
第2・3回
行政訴訟(1)訴訟要件①
取消訴訟の対象
第4・5回
行政訴訟(2)訴訟要件②
訴えの利益
第6回
行政訴訟(3)訴訟要件③
第7回
行政訴訟(4)仮の権利保護の制度
第8回
行政訴訟(5)審理・判決
第9・10回
狭義の訴えの利益・被告適格・裁判管轄・出訴期間
行政訴訟(6)取消訴訟以外の抗告訴訟と仮の救済
第11回
行政訴訟(9)当事者訴訟・争点訴訟・仮処分の排除
第12回
国家賠償法(1)国家賠償法1条
第13回
国家賠償法(2)国家賠償法2条・国家賠償法3条ないし6条
第14回
損失補償制度
第15回
行政上の不服申立
【2015年度シラバス】
【教科書・参考文献】
教科書
塩野宏『行政法Ⅱ』
『判例六法プロフェッショナル』・『行政法判例百選』は必携。
参考文献
塩野宏『行政法Ⅰ』、原田尚彦『行政法要論』、芝池義一『行政救済法講義』、
小早川光郎『行政法下Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』、宇賀克也『行政法概説Ⅱ 行政救済法』、
橋本博之=櫻井敬子『行政法』など。
【成績評価】
平常点〔予習状況、講義中における質疑応答に関する内容等〕(20%)、期末試験
(60%)、レポートの内容(20%)を総合的に評価判定します。