ご参考資料 MLPマンスリーレポート (2016年2月号) 2016年3月17日 MLP市場の動向について MLP市場等の動向 2016年2月のMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)市場の代表的な動きを示すMLP指数は、月中の乱高下があったもの の前月末比-0.5%となり、ほぼ横ばいで月を終えました。月の前半には、原油価格の下落や欧州金融機関の信用不安などを背 景にリスクオフ基調が強まったことに加えて、大手川上企業の破綻懸念が再燃したことなどからMLP市場は急落しましたが、月 後半にかけては、原油価格の反発や米国の経済指標の改善などを受けて金融市場が落ち着きを取り戻すなか、MLP市場は急 上昇する展開となりました。 原油価格(WTI)は、月前半にかけては世界的な供給過剰の長期化観測が強まり続落しましたが、中旬以降はサウジアラビア、 ロシア、カタール、ベネズエラの4ヵ国が他の主要産油国が追随することを条件に増産凍結で合意したこと等を契機に反発に転 じました。月間では前月末比+0.4%の1バレル33.75米ドルで月を終えました。 各指数の期間別騰落率 作成基準日:2016年2月29日 1ヵ月 MLP -0.5% -0.1% -2.7% -0.4% 0.4% -28.2% 米国株式 米国株式(エネルギー・セクター) 米国REIT 原油価格(WTI) 天然ガス価格 年初来 各指数の実績配当利回り 1年 -11.5% -5.1% -6.0% -3.9% -8.9% -30.1% 3年 -39.7% -6.2% -26.2% -4.0% -32.2% -41.3% 5年 -29.8% 35.8% -21.9% 24.0% -63.3% -53.6% 2016年2月29日 -10.8% 62.0% -19.5% 54.8% -65.2% -58.8% 前月末比 9.6% 2.3% 3.6% 4.2% - -0.03% 0.02% 0.04% 0.04% - ※使用している指数については、下記【当資料で使用している指数について】をご覧ください。※上記は月次データを基に算出しています。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 各指数の推移 (直近3年) 各指数の実績配当利回りの推移 (直近3年) (2013年2月末~2016年2月末、日次) 160 10% ※グラフの起点を100として指数化 140 8% (2013年2月~2016年2月、月次) MLP 米国株式 米国株式(エネルギー・セクター) 米国REIT 120 6% 100 4% 80 MLP 米国株式 米国株式(エネルギー・セクター) 米国REIT 60 40 13/2 13/8 14/2 14/8 2% 15/2 15/8 16/2 (年/月) 0% 13/2 13/8 14/2 14/8 15/2 15/8 16/2 (年/月) ※使用している指数については、下記【当資料で使用している指数について】をご覧ください。(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 今月のトピック ~グローバル原油市場の見通し~ 足もとの原油市場では世界的な供給過剰が長期化していますが、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントでは2016年後 半にかけて需給バランスは均衡へ向かうと見ています。短期的には、米国精製施設のメンテナンス期入りや暖冬の影響から原 油在庫が増加の一途をたどる可能性が高いことに加え、イランの経済制裁解除後の生産増加を控え、原油価格が再度下値を 試す可能性は依然として残っていると考えます。しかし、世界の原油需要については2016年+1.6%、2017年+0.4%と今後増加が 予想される一方、世界の原油生産量は、米国に続きその他非OPEC産油国の減産により2016年には0.3%の減少が予想され、 年後半に向けての原油の需給バランス均衡に伴い、原油価格は徐々に安定化することが期待されます(需要と生産量の予想は GSグローバル・インベストメント・リサーチによる予想値)。2016年には米国の原油生産が一旦減少するものの、2017年以降は世 界の原油の需給バランスが逼迫するなか、米国は増産基調に回帰すると見ています。加えて、米国シェール企業は損益分岐の 原油価格を大きく低下させ競争力を高めていることから、長期的には米国は原油生産におけるグローバルでのシェアを高めると 予想しています。 【当資料で使用している指数について】 MLP:アレリアンMLPインデックス(配当込み)、米国REIT:FTSE NAREIT All Equity REITs インデックス(配当込み)、米国株式: S&P500指数(配当込み)、米国株式(エネルギー・セクター):エネルギー・セレクト・セクター指数(配当込み)*、原油価格(WTI):WTIスポット価格、天然ガス価格:ヘン リーハブ・スポット価格(全て米ドルベース) ※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。 当資料はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成 したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料の お取扱いについては最終ページをご覧ください。 1/2 【 ご留意事項 】 当資料はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメ ントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類で はありません。 ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判 断ください。 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価 額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益 は全て投資者の皆様に帰属します。 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するもので はありません。また、今後予告なく変更される場合があります。 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示 唆あるいは保証するものではありません。 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開 発元もしくは公表元に帰属します。 当資料はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成 したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 2/2 ご参考資料 【 ご留意事項 】 ● 当資料はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断 の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ● ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ● 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動します。 したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に帰属します。 ● 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。また、証 券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。 ● 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま た、今後予告なく変更される場合があります。 ● 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは保証 するものではありません。 ● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは公表 元に帰属します。 〈 三井住友信託銀行にて取り扱う投資信託についてのご注意事項 〉 ■投資信託におけるリスクについて 投資信託は、直接もしくは投資対象投資信託証券を通じて、主に国内外の株式や債券、不動産投資信託証券等に投資します。 投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券、不動産投資信託証券等の値動き、為替相場の変動等の影響により上下しま す。これによりお受取金額が投資元本を割り込むおそれがあります。投資信託の運用により信託財産に生じた損益は、全て投資 信託をご購入いただいたお客さまに帰属します。 ■投資信託にかかる費用について 投資信託のご購入からご解約・償還までにお客さまにご負担いただく費用には以下のものがあります。費用等の合計は以下を足 し合わせた金額となります。 (1)ご購入時・ご解約時に直接ご負担いただく費用 申込手数料:申込金額に応じ、ご購入時の基準価額に対して最大3.24%(税込)の率を乗じて得た額 信託財産留保額:ご購入時の基準価額に対して最大0.1%の率を乗じて得た額、ご解約時の基準価額に対して最大0.5%の率を 乗じて得た額 解約手数料:かかりません (2)保有期間中に信託財産から間接的にご負担いただく費用 信託報酬:純資産総額に対して最大年2.16%(税込)の率を乗じて得た額。なお、商品により別途運用実績に基づき計算される成 功報酬額がかかる場合があります。 その他の費用:証券取引に伴う売買委託手数料等の手数料または税金、先物・オプション取引に要する費用、組入資産の保管 に要する費用、投資信託財産に係る会計監査費用(各々必要な場合は消費税等を含みます)など(運用状況等によって変動する ため、料率、上限額を示すことができません) これらの費用の合計額、計算方法等については、お客さまがご購入されるファンドやご購入金額等によって異なりますので、表示 することができません。 各ファンドにかかる費用の詳細は最新の契約締結前交付書面(目論見書・目論見書補完書面)等でご確認ください。 ■その他重要なお知らせ 投資信託は預金とは異なり元本および利回りの保証はありません。また、預金保険制度ならびに投資者保護基金の対象ではあ りません。 ファンドにより、信託期間中にご解約のお申し込みができない場合があります。 取得のお申し込みの際は、最新の契約締結前交付書面(目論見書・目論見書補完書面)を事前にお渡しいたしますので、必ず内 容をご確認の上、お客さまご自身でご判断ください。 当社は投資信託の販売会社であり、ご購入・ご解約のお申し込みについて取り扱いを行います。投資信託の設定・運用は運用会 社が行います。 投資信託にはクーリング・オフ制度は適用されません。 本資料は金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 当資料はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成 したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 2/2
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