準 1 接合 SQUID 比較器の 高周波特性

Institute
工nstitute
of
of
Eleotronios
Electronics,,Information,
工 nformation
and Co
Communication
unioation
Engineers
Engineers
,and
信学技 報
社 団 法 人 電 子 情 報 通 信 学 会
THE INST 正TUTE
,
OF ELECTRONICS
IEICE Technical Report
SCE2011−7 (2011−7)
INFORMATION AND COMmfUNICATION ENGINEERS
SQUID
準 1 接合
比 較器 の 高 周 波 特 性
松 岡 宏 弥 † 宮 嶋 茂 之
‡
藤巻 朗‡
†名 古 屋 大 学 〒 464−8603 愛 知 県 名 古 屋 市 千 種 区 不 老 町
E −mail : †matsuoka
nuqe .
nagoya −u .
ac .
@super .
jp
あ ら ま し 1−bit比 較 器 と し て 動 作 す る Qos 比 較 器 の 高 周 波 特 性 に つ い て 述 べ る。 実験 よ り得 られ た 遷 移
り 、グ レ ー ゾ ーン 幅 は 20GHz で 極 小 値 と な る こ と が わ か
た 。こ れ よ り 低 い 周 波 数 で は 、遷 移 曲線 に い く っ
テ ソ プ が 見 ら れ 、こ れ は QOS に い くつ か の 動 作 モ ー ドが 存在 す る こ とを示 唆 し て い る。こ れ よ り高 い 周 波数
ル ス 間 の 斥 力 相 互 作 用 に よ り グ レ ー ゾ ー ン 幅 が 広 が る こ と が 数 値 解 析 に よ りわ か
た。
曲線 よ
か の ス
っ
で は パ
っ
キ ーワ ー ド
flux
quantum )
QOS (
SQulD
,
quasi−one −junction
sFQ (
single
High fヒequency
), グ
ーゾ ーン
レ
比 較器
,
sQuID
jullction
−one −
characteristic of quasi
MIYAJIMA
Shigeyuki
Hiromi MArSUOKA
comparator
and Akira FUJIMAKI
†
‡
‡
Chikusa−Ku Nagoya −City Aichi
†Nagoya University
Furo−Cho ,
,
,
nuqe .
nagoya −u .
ac .
E −mail : †matsuoka @ super .
jp
Abstract We describe
high
frequency
characteristic
ef QOS (
as a 1−bit comparatoL
quasi−one →unction SQUID )working
In transition
curves obtained
experimentally
ぬ
e
width
of
zone
takes
minimum
at
20GHz
curves include
,
,Transition
gray
several steps suggesting that there are some operation modes in QOS 。
The widths
of gray zones become wide at 丘equencies
higher
than 20GHz .
Numerical analysis
shows
that
the cause ofthis is
repulsive
interaction
between ,
pulses
Keyword sFQ (
single flux
sQulD )
quantum )
,
Qos(
gray zone
quasi−one −junction
,
1 .は
現 在 、微
小
ネル
エ
ギ
ーを
高エ ネル
ギ
ー分
す る 超 伝 導 検 出 器 が 注 目 を 浴 び て お り 、そ
半導 体回 路
1桁
の
。そ の 応
ら れ る 。特
か ら
い る
用例 と
げ
に
X
2桁
ほ ど優れ て
X 線
し て
解能
で 検 出
ン グ
在で
は イ メ
ーの
開発 が 進 め ら れ て
室温
の
半 導体 回路
問 題 とな
音流入
出器
の
あ
。こ
性 能 を劣
す た め に
SQUID
る
マ
を 用
い
の
QOS
、す
で に そ
的
超 伝導検 出器
と し た
3]
。複 数
[2 ][
の
ー化
る 。現 在
信 号線
の
た 時 分
1
い る
る い は
4 ]。 し か
[
コ
ー
レ
、
、
べ
に伴
い
数 を減 ら
、
扱 う 帯 域 が 狭 く 、多 重 化 で き る 信 号 数 が 限 ら れ
て い る
出 器 と単
一
一
・ne束 量
子
っ
2K
は 4.
、ま
、高
は 複数 の 超伝 導検
(SFQ ) 回 路 を 組 み 合
元 セ ン サ シ ス テ ム の 開 発 を行
で の 動 作
々
速 動 作性
て
い
る
わ せ た
5・
7 】。SFQ
[
低
周
ーゾ ーン
レ
波
Qos
)を 用 い る
行
に お い て
が あ る
。
そ
こ
。こ
わ れ て き た
で
今 回我
は
々
1
っ
々
で あ
た
。こ
定 し て い る
QOS
の 電
、
流感
、高 速
QOS
、
は 、
れ ま で に こ の 評価 は
8 ]。 し
[
か し
で
、一般
動 作 させ
に
る 必
要
比 較器 に お ける 高周 波
領域
の グ レ
ーゾ ーン
の
大 き さ を実 験 お よ び シ ミ
シ
ン
か ら
評価 を行
っ
た。
ョ
我
つ
出 力 が確 率 的 に変 化す る 領
の
検 出器 との 接 続 を 考慮 に 入 れ
レ
ュ
ー
2 .QOS 比 較器
2.
LQOS
多次
我
回 路
す
た 時 間分割多 重化の
This article ls a technical report
域 (グ
こ で
の
ド分 割 多 重 化 の
し 、こ れ ら は
うの が 現 状 で あ る 。そ こ で 我
。想
ア
た め に
の
。そ
耐え う
程度 で あ るた め
比 較器 に は 高感度性 が 求 め られ る。
ず れ も
い
較 器 と して 動 作 す る
検 出 器 の 出 力 信 号 の 大 き さ は 数 pA
の
ーに
)の 開 発 を 行
評 価
い
と
1−bit 比
レ
重要 な回路
度
波 領 域 で の 周 波 数 分 割 多 重 化
害[あ
で
QOS
信 号線 増 加 に 伴 う 、熱 流 入 や 雑
で は
シ ス テ ム の
は
ア
、現
検 出 器 を 並
ア レ
こ の
性
ン
中
SQUID
QOS (quasi −one −junction
の
元 セ
サ
る
れ らは 極 低 温 化 で 動 作 す る 超 伝 導 検
ロ
開発 が 進 め ら れ て
る
と接続す る。
へ
化 させ
イ ク
を 目
い
て くる の が
っ
で
等
多次
分 解 能 は
の
検出器
テ ム を構 築す る こ とが 可 能で あ る
ス
る とい わ れ て
い
能 は 実 用 in∫能 な 段 階 に ま で 達 し て い る [1]
そ し て
D
ージ
の
は
回 析 や 元 素 分 析 な どが 挙
線検 出器 に 関 して は
る シ
comparator
,
100 −10000pixel
容 易 さ に よ り
じめ に
。等
想定
比
較器
が 設 計 した
々
価回路内
し た 回
QOS
に は
比 較 器
の
等 価 回路 図 を図
超 伝 導 検 出器 と 接 続 さ せ る
路 も含 ま れ て
い る
、QOS
へ
1に
示
こ
とを
の 入 力 を磁
気結
一 35 −
be published
elsewhere
,
C
bxLibrary
NII-Electronic
眺 皇
麟 盈
、
、愚
星弱夛Service
、
v 、
欝
without
and its
and
peer review ,
polished
!or exIended
version
may
P9
。
。 .
。
Institute
工nstitute
of
of
Eleotronios
Electronics,,Information,
工 nformation
and Co
Communication
unioation
Engineers
Engineers
,and
合に
お い て
行
っ
。基
て い る
本的 な 動作は 以 下
の 通 り で
あ る 。 検 出 器 に 電 流 変 化 が 生 じ た と き 、QOS
、QOS
流れ
全 体 の 臨 界 電 流 値 が 変 化 す る 。検 出 器 の 入
、サ
力電流 が あ る場合
IG
が
が
器
の
て
ス
イ
ス
イ
ス
ッ
プ リン グ パ
ン
チ す る た め パ ル
チ し
ッ
、磁 束 は
ス
エ
電流 変化が ない 場合 は
イ
うに
、
パ
チ す る た め
ッ
、こ
し て
の
ル
た
め に
値は
ス
ケ
が
エ
して
、検
ン
ス
Ll
L2
お よび
の
× ノ
、
.L
智
戚
、
v )
(
・
Outp
ユ
鍾
↑
} di
(
丶十
こ の
接合 で は 並列 に接続 され
熱雑 音
に よ り接
合
に
流れ る 電 流
が
は 出 力 が 確 率 的 に な る 。実 際 に は 様
、Qos
く。 グ
原 因 で 電 流 は ば らつ
ー ゾ ーン
レ
とは こ
の
揺ら
々
な
出力が
あ る 。QOS
制御電 流を
、出 力 確 率 を 算 出 す る と 図 2 の よ う な 遷 移 曲
1〜
線 が 得 ら れ る 。 こ の 遷 移 曲 線 よ り 、出 力 確 率 が 0 ,
0,
9 の 幅 を グ レ ーゾ ーン の 幅 と し て 算 出 す る 。
確率
的 とな る部 分 の こ とで
高速試験
/
.・
セ フ ソ ン
へ
の
の
直流電流 源を
3 .実 験
3.
1.
遷移 曲線
,
I・
气 丶 广 e/
ョ
ー ゾ ーン
変化 させ
R1
陀
ジ
レ
SSgBIAS
農■
卩
Cun Sou
。
電 流感 度 と し て グ
ト抵 抗 に 発 生 す る 熱 雑 音 が 発 生 す る 。理 想 的
出
。
る
ン
ぐた め
こ の よ
。
た シ ャ
な 状 態 で も
合 とし
動作す
を 用 い て い る
IQ
感 度 を 向上 させ るた
の
ダ ク タ
吶
ープ 接
ケ
ス
後
の
。ま た
され る
は 出 力 され な い
比 較 器
ン
を入 力 す る と、
ス
が 出 力 され る。
そ
ープ
、IE
ス
ル
回 路 は 1−bit 比 較 器 と
、で き る だ け Qos
、磁 気 結 合 部 分 の イ
lnH と し て い る 。
ま
に 電 流 が
2.
2.グ レ ー ゾ ー ン
我 々 は QOS 比 較 器 の
c … t・
C 凵fretrt
旺
。こ
た
に お い
の
用
い
し
、そ
ス
イ ッ チ ン グ
の
直流電源
状 態で サ
ータ
、制 御
て
確率
か
電源 は 外 部
らの 制 御 電 流 を あ る 値
を 入 力 す る 。IG
定
ン
プリ
は
平 均 電 圧 法 で 求 め た 。電 圧 は ナ ノ
ン
グパ
に 固
ル
ス
の
。ま た サ ン プ リ ン グ パ ル
に は リ
グ発 振 器 を用
、周 波 数 は 15GHz 、18GHz 、
20GHz 、25GHz 、30GHz 、35GHz で 行 た 。 サ ン プ リ
ボ
トメ
ル
ス
に よ り
測定
ン
し た
い
て
っ
eteCtor
ン
グ
パ
ル
ス
の
周 波 数 と出 力 の 周 波 数 よ り 出 力 確 率 を算
出 し 、遷 移 曲 線 を 得 て
い
る。
、高 速 で の 評 価 と 比 較 す る た め 、今 回 低 速 試 験
を用 い て 臼動 制 御 で
も行
。低 速 試 験 は LabVIEW
1 つ の 制 御 電 流 に 対 し て 2500 回 の 試 行 を 行 い 、
行
た 。
の
DC
ン バ ータの 出
出 力
確 率 を と
た 。 出 力 は SFQ 〆
力 を 観 測 し た 。 サ ン プ リ ン グ パ ル ス は 1kHz と し た 。
また
図 1.
QOS
QOS
比 較器
等 価 回 路 図 。点 線 で 囲 ま れ た 部 分
の
。QOS 比 較 器 の 電 流 感 度 を 評
価 す る た め 検 出 器 を 模 擬 し て 、1Ω の 抵 抗 を 挿 入 し て い
ー タ の 値 は 、Ll ;L2 =lnH ,L3 =11pH,
る
回 路 パ ラ メ
Rl =lkΩ ,
R2 =0 」 2 Ω ,
R3 =10k Ω ,
IE=45pA ,
IG =9epA ,
;
IQ 30 μA 。
が
を構 成 して
い
る
。
っ
た
っ
コ
っ
本 回 路 は ISTEC
9]
。作
[
製 され た
の
標 準
QOS
2
プ
比 較器
ロ
の
セ ス を 用 い て
チ
ッ
作製
し た
プ 写真 を 図 3 に 示
す。
r
. 一 繖 一 一 辮嶋
i1
ト
.
1 00
画 一 一尸
一一
.
.
o.
8070
Sampling Pulse
ヨ
…
賦
a .
盈
60
0
O
」
50
1
「
§
ニ
ト
q
40
リ
.
1
QO ..
. ・
し
30
…
旨
.
200
.
1
一
齢
.
10
.
.
一. …
0.
eo
.
・
−50.
150 .
Q
100.
0
0
佳
皿
“
轟
1 †
…
.
遷
旨
ト
α
:
…
.
.
旨
1
鼠
ト
…
萋
奮
蟇
」
ξ
霍
」
zone
目ray 図 2横 軸 に
比 較器
ゾ
ーン
の
遷 移 曲線 。こ
9pA
幅 は 18 .
で
.
、縦
制 御電 流
の
、
.
軸に出力確率 を と
っ
e10
.
zeo O
た
遷 移 曲 線 よ り得 ら れ た グ
ある
Output
鬻
12,
9 μ 0 0 50 0 100 O l5ao
Control CurrenqPA1
Contro]
Current
十
鬘
帥
QOS BIAS
十
嚢
μm
QOS
レ
ー
図 3,
QOS 比 較 器
の
チ
ッ
プ 写 真
。
一 36 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio
Library Service
Library
Institute
工nstrtute
of
of
Eleotronlos
Electronics,,Information,
工 nformatlon
and Co
Communication
unloatlon
Engineers
Englneers
,and
4
図
1DO
に 実 験 に よ り得 られ た 遷 移 曲 線
周波 数
080
一
一
一60
雪
O」
』
一
}
9謂
Oalo
ロ
診
Ω
よ り低
テ
の
ス
モ
ー
む IE
は
ル ス の
・
1500
・
1000
・
〜aG OO 500
1自00
15DD
2000
Con電ml c ロrrent [
騨A }
接合
の
動 作
モ
100
の
ス
ー
べ
に 比
、ス
臨界電流値
イ
ッ
イ
ッ
チ
くつ か
チ しに くい 接合 とな
電 流 、サ
ス
順 番 が異 な
の
ン
い る
動 作
の
。
て い
っ
3つ
る。
プ リン グ パ
IG 、
IE 、
IQ
。考 え
て く る
っ
、IG 、IQ 、IE
ドと し て は
くつ か
い
大 き く 、負 荷 が 接 続 さ
が
られ る
の
接 合の 同時
で パ ル
ス
が 出
力 され
を含む
ル
ープ
に 磁 束
の
チ や
、次 の
る 。QOS
サ
ン
ブ リン グパ
、こ
に は
ル
ケ
ープ
され
ドが 存 在 し
、実
際
に よ り 、エ
ス
れ らの 動 作
ー
モ
ス
の
。
、バ イ ア
た ず 、グ レ
実 験 で は 複 雑 な 振 る 舞 い を し て い る と 考 え られ る
皀ロ
欝
Ooze
ま た
、18GHz
で は バ
イ ア ス
ス
値
低い と
ろ で は
、出
の
ーゾ ー ン
ooo
.
1 OO
・
100G
シ
一0
瓢
00 590
踟
0 15
α
幅
の
析 中で あ るが
0 2Ω00
Co 炸troに ロ rro 匪t[酵A 隼
ク タ
ン
こ
、こ
れは
が 影 響 して
レ
ーゾ ーン
い
ン
た
っ
=1nH
、L2
が 狭 く
1に
力 確 率 が
算 出 が で きな か
ス
ージ
マ
。
満
理 由は 現在解
こ の
と い う大 き な イ
る 可能 性 を 考 え て
い
る
ン
ダ
。
◎
3.
2.
グ
080
調
鑛
?
.
一
一
50 .
O 亠
壽4
60 09
瓢
、
20
li
9
°°
F.
閲
■rO ・
ISP
500
σ 三〇〇
・
0 5口 D lcao
Control Cur
ヒ[
凾
田既
σ
1
工500
209
Ω
k_
、。 。
_ ….
一 墨 一 一 一 _
2DO
.
癒
一
一_
毳
邏
… 冖一 奪
10 o
100
(地 A
禽
コ
・
qG6 BIAS ◆ 180uA
撫 i70uA
ゑ 15G聰 AX15
7ee
98o
む40
評価
90 080
50
000
の
.
.
O
一
ぬ
O」 一
冨 ξ
仏
にい
周 波 数 に よ り 、QOS を 構 成 し て
は
む
O
10
QOS
れ は
途 中に
が 保 持 さ れ る よ うな 状 態 が 存 在 す る 。こ の 磁 束 の 保 持
欄
需
凋
6O
閏
月
」
”
=
4
O
り 診 ユ
ッ
た後
080
。こ
、ま た 、IG の ス イ ッ チ
、IG −IQ −L3 の ル ー プ や 、IG −IE
イ
ス
周 波数
。
。
を示 す
こ と が わ か る
にお い て遷 移 の
、入 力 電 流 、バ イ ア
こ の た め
000
仕 方が 異 な る
の
プが見 られ た
ッ
れ て い るた め
酪
い
ドが 存 在 し て い る こ と を 示 唆 し て い る
IG
よ り遷 移
に
20GHz
一部
の
轟
喬
DO
O ΣO ZO 30 40
FreqtiencvlGHz1
080
図 5,
実 験 か ら得 られ た グ
旧
冩
2 0 60
夛 辱
30b 告
μ ユ
”
コ40
O
α
00B
5
図
20GHz
・
齟
1500
に グ レ
で
ーゾ ー ン
の
幅
の
幅
の
周波数依 存
周 波数 依存性 を示 す。
極 小 値 と な り、
れ よ り高
幅 は大 き な値 とな
っ
こ
二〇DO
500
500 工OOO eentrol
CurrentlpAI
00 a)
15GHz
周 波 数 は そ れ ぞれ (
、サ
ン
I500 ZDOO
ブ リ
ン
テ
グ パ ル
、(b )18GHz 、(c )20GHz 、
ッ
プ が 消 え
、グ
、旦8GHz に
る。こ れ は
ーゾ ーン の 幅 が
レ
い
周 波数 で は グ
て い る 。図
にお け る遷 移 曲線 で は 低周 波 に お
実 験 か ら得 ら れ た 遷 移 曲 線
図 4.
ス の
ーゾ ーン
020
ーゾ ーン
性。
嵩
レ
い
ーゾ ー ン の 幅 が
て グ レ ーゾ ーン
て
3
よ り
見 られ
20GHz
て い た ス
極小 値 とな
っ
た
ま た
お
て い
回 路 内 の ど こ か で 共 振 が 起 こ り 、グ
い
レ
幅 が 極 大 値 とな
。
っ
レ
極 大 値 と な っ た と 考 え られ る 。
(d )30GHz 。
一 37 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronlo
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Llbrary
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工nstrtute
of
of
Eleotronlos
Electronics,,Information,
工 nformatlon
and Co
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Engineers
Englneers
,and
レ ーシ ョ ン
4 .シ ミ
4.
1.
遷移 曲線
レ ーシ s ン で 用 い
シ ミ
レ ーシ
シ ミ
ン は ノ イ ズ
1000goo800
ュ
ュ
ュ
ョ
Gsim−n )と ノ イ
行
っ
た
を仮 定
シ
。
し
ミ
ズ
、次
ーシ
ョ
ン
6
成 分 を 含 め た シ ミ
成分 を 含め な
レ
ュ
た 等 価 回 路 を 図
い シ
ミ
レ
ュ
に示 す。
レ
ュ
ータ
ノ イ ズ 成 分 と し て
式の 熱雑 音電流の 値 を入力 した
ア0
耋
§
しo5o
ータ
ne6e
(
jsim)で
、熱
。
喜
804e
δ e390zo
雑 音
olcooc
霆=
薬鳧 鱗
鎌
こ こ で 、kB は ボ ル ツ
ン 定 数 、B は 帯 域 幅 、T ;
4,
2K
で あ る。
熱 雑 音 は 、 図 1 内 に お い て QOS を 構 成 し て い る 接 合
IG 、
IQ 、
IE の シ ャ ン ト抵 抗 で 発 生 し て い る も の と し た 。
の 入 力 は 磁 気 結 合 で は な く 、直 接 入 力 で
ま た 、Qos
行
て い る 。 サ ン プ リ ン グ パ ル ス の 周 波 数 は 、5GHz 、
10GHz 、15GHz 、20GHz 、25GHz 、30GHz 、35GHz 、40GHz
で 、試 行 回 数 は そ れ ぞ れ 500 回 行 い 、 出 力 確 率 を 算 出
し た 。ジ
セ ブ ソ ン 接 合 は ス イ
チ す る と位相 が 2
変 化 す る 。IG の 位 相 変 化 と IS の 位 相 変 化 よ り 出 力 確
率 を 算 出 した 。
一部
レ ーシ
ン に よ り得 ら れ た 遷 移 曲線 の
シ ミ
レ ーシ
ン
を 図 7 、8 に 示 す 。ノ イ ズ を 含 ま な い シ ミ
マ
.
10Q
100
0
080
e アo
へ
っ
ョ
ッ
ュ
π
ョ
ョ
ュ
にお け る遷 移 曲線で は
、制
御 電 流 が 正
出 力 確 率 が
、急 峻 に 立 ち 上 が
。ま た 、負 の 側 、
O.
5 で プ ラ トーが
が 広 くな
て い た
上 が りの 時
れ なか
た
っ
っ
つ
ーシ ン で
グ レ ーゾ ー ン
レ
ュ
が
ョ
は
。こ
、立
り 、グ
レ
の
側
っ
ま り立 ち
ーゾ ー ン
、グ
み られ
レ
ー ゾ ーン
れ に 対 し 、ノ イ ズ を 含 め た
下 りに 対 し
幅 は広 く な
っ
、立 ち 上
。これ
て い た
え ら れ る
0 tee
兜
莠
詈 D
鬘
。 、。
。、
。 、。
葛
。 、e
OIO
OID
OGe
.
50
r10D
0 50 Contrdi CurrentlPA 】
図 7,
ノ イ ズ 成分 を含
(a )15GHz
れ
ん だ シ
。サ プ リ
、(b )20GHz 。
れ た 遷 移 曲線
ン
ミ
パ
グ
ン
ュ
ル
レ
ージ
ス
の
ョ
100
ン
よ り得 ら
周 波 数 は そ れ ぞ
、
幅
10Dogo080D70
1
ミ
シ
よ り 、制 御
い
50
eOntral
CurtentiPAl
嘔
が りの ほ う
電 流 が 正 の 側 の ほ うが 雑 音 の 影 響 が 大 き く出 て
考
は 見 ら
ま り立 下 りに お い て は
・
50
匿 06P
晦}
瑁
る と
£
。
富
」 「
醒内
げ
一 一 …
炉
弓
く
・厨
誓
9040803GOZOO10000
q 匸恩 B 矚
申1 睡
A
135 臨
A
Sampling pulse
.
攤
13 馳 A
噸
■
一
頻
125 ロ
A
.
一
一
loo1QO0900
弱
M
α
D
鰍 ,に …
50
100
5
【幽
飢
.
..
r
.
80070
Co 耐
Cu π en 電
雫
Output
唇
ξ
らoso
…
b (
)
“
言
.
一
一
一
巾
」
内尸
「
一7
苫e
− Q saAS −・
一
030o1o010000
申14 “
135 凵
A
胴 30uAF
■■
1ZsuA
『
.
.
10D
50
{
…肋
巾…苗岫
h「
一
.
「
略
旨
{
」°
◎
シ ミ
図 6.
レ
ュ
ーシ
ラ メ
ータ
ョ
ン で 用 い た
QOS
の
等 価 回 路 図 。回
=
・
−6 .
L2 9pH ,
L3
6pH ,
路
、Ll =11pH ,
=
=
=
L4 =2pH ,
L5 =2pH ,
IE 45pA ,
IG 90 μA ,
IQ 30pA ,
=
=
・
=
=
10k Ω ,
IS 216pA ,
Il 216 戸A
12 110pA ,13 156 陟A ,
Rl =
パ
の
R2
;lk Ω ,RE =8 ,
30 Ω RG =4 .
15Ω ,
RQ =12.
45 Ω 。
,
か
艸
ノ
図 8.
{
。サ ン
b)20GHz 。
(a )15GHz 、(
0 Cont− OtCUtttnt
[吟 亅
イ ズ 成分 を含 ま な
ら れ た 遷 移 曲線
1II
」
ユ
値 は
,
蜘
蠍
い
シ
ミュ
プ リン グ パ
レ
ル
50
!oo
ーシ
ス
の
ョ
ン
よ り得
周 波 数 は
、
一 38 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronlo
Library Service
Llbrary
Institute
工nstitute
of
of
Eleotronios
Electronics,,Information,
工 nformation
and Co
Communication
unioation
Engineers
Engineers
,and
ー
4.
2.
グ
レ
図 9
に グ レ
ーゾ ー ン
ーン の 評価
ーゾ ーン 幅 の 周 波 数
、20GHz
6 .結 論
依存性
ら増 加 し て
か
こ れ よ り高 い 周 波 数 で は
て しま い
ゾ
幅は
出 力 した 後
接合 が
イ
ス
、出
力 に影響 が 出
しま
て
、次
の パ ル
我
。
を
ス
が 来
ス
い
、評 価
し た
QOS
・
・
45
・
漉
ヨ
i
肇
ヨ
饂
一
華
ヱ
σ
湘
L 廴曝
。
a
論
轢
_ _ __
点
135uA
130uA
ュ
レ
lo Freq闡e 擁騨
ーシ
ョ
O.
5 の
おい
て
と考 え られ る
幅
の
、立
は
、こ の
た。こ
。
IGHII
ン よ り得 られ た グ レ
、ノ
含
ん だ シ ミ
、どち
レ
ュ
、立
ら も
領域
で は
れ が
実際
ち 上 が り の ほ うが
大 き な値
と
な
レ
イ ズ を含 ま な
と き の ほ うが グ
レ
っ
て お
ーシ
い
ョ
シ ミ
ーゾ ーン
よ り 、熱 雑 音 は 制 御 電 流 が 正
ーシ
ー ゾ ーン
20GHz
IQ
周 波数 で は
ーゾ ーン
この 原 因 と して
る 等 価 回 路 に は
イ ン ダ ク タ ン ス
な
い
こ
の
影 響 が 出 て
の
実験
で も
、立 下
り、こ
の
沿
っ
ン
ン とで
一致
ュ
レ
ン
レ
ーシ
ス
っ
て い る こ とが わ か
の
、複 数
び数値 解析 を進 め
ーゾ ー ン
レ
の
ス
テ
幅
よ り
。引 き 続
ー ドが
モ
た
っ
動 作
の
、高
い
幅 )が 得 ら れ る 条 件 を 採
。
7.謝 辞
、出 力
。数 値
て
レ
が
ョ
ン
で は 立
っ
て
い
作製
、産 業 技 術 総 合 研 究 所 が
に は
一部 寄 与
ミ
ーシ
い
し て
,
る
N
,
と ノ
,
3 】J.Beyer
[
な どが 考慮 さ
.
D .Reintsema ,S .W .
,P ,A ,J,de Korte ,C .
G.
C .Hilton,L .R ,
Vale and K ,
,M .Mac Intosh
,
“
D .
Irwin performance of 32 − Channel
Time −Division SQUID
Multiplexer fer Crygenic
”
Detector Arrays ,IEEE Trans ,AppL Supercond .
,voL
649 −652 ,
2003 .
l3 ,
pp ,
4 ]K ,D .Irwin,M .
D,
Niemack ,」.
Beyer ,H ,
M Cho ,W
[
se ,G .C .Hilton,C .D .Reintsema ,D .R .
BDori
Schmidt ,
Ullom ,
」
J,
N and L .
R.
Vale
」Code −division
of
superconducting
multiplexing
”
transitin −edge sensor arrays , Supercomd .
Sci
2010 )
TechnoL 23 ,034004 (
5 ]A ,Bozbey ,S .Miyajima ,H ,Akaike and A .Fujimaki ,
[
‘
Single−flux− quantum
clrcuit
based readout
system
Nam
,
ョ
ン にお け
TES
,
と い う大 き な
“
時 よ
た
of
2 ]KD ,
Irwin
SQUID multiplexers
for
transition −edge
[
”
sensors
Physica
C
voL
368
203
2002 .
,
,
,pp , −210 ,
下 り
っ
ray Microcalorimeters with a Novel AbsQrber
X ・
”in Plastics 2nd ed .
Vol .3
peters,
Ed
」.
Design
pp ,
15−64 .
New York : McGrew −Hil1,1964 ,
る。こ れ
の
.Iyomoto ,R .
L.
Kelley ,
C ,
A .
Kilbourne ,
f.
Porter ,
s.
“
J.
Smith , Performance
J .Sadleir and S .
ーゾ
ュ レ ーシ
ョ
い た
る。
、シ
ュ
の
題 番
文 献
−D ,
P.
A ,
Bandler R .
Brekosky ,
A ,
Brown
J,
[1]SR .
,
−
Figueroa
Feliciano
Chevervenak
E
F ,
M .
Finkbeiner,
,
,
して い た。し
プ が み られ な か
っ
げ られ る
っ
と きの ほ うが 負
ッ
ン
ョ
験 に
よ り得
結果は実験
ーシ
幅は広
起
こ
り よ り も グ
、今 回 行 た シ ミ レ
、図 1 に お け る Ll =lnH
や 、浮 遊 イ ン ダ ク タ ン ス
とが 挙
い
ュ
で は 見
ョ
斥 力 相 互 作 用 が 原 因 で グ
ル
幅が広が
、及
間
ーシ
、今 後 、実 際 の 実
る 。ま た 、20GHz
レ
、
レ
ュ
実 験 とシ ミ
の
高
策す る
が位 相差πの 変 化で ス
よ り も低 い 周 波 数 に お い て
得 られ た 遷 移 曲線 に は
れ て い
ョ
ち 下 が りで
り も 、大 き く 影 響 す る と 考 え ら れ る 。
ン で
ドが 存 在 し て い る と 考 え
は シ ミ
た 数 値 解 析 を 行 う必 要 が あ
パ
こ れ は
。
兇
付 近 に ブ ラ トーな 領 域 が 見 ら れ た
イ ズ を含 ん だ シ ミュ
か し
動作
っ
い
び ノ イ ズ を
イ ッ チ し て い
ーン
の
得 られ た
に よ り
プ が み られ た
ッ
ー
、
幅 は極 小 値 とな
こ の 開 発 は 、科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究 (S)(課
号 23226019 )に よ る 成 果 で あ る 。 ま た 本 研 究 に 用
られ た 遷 移 曲線 で は
また
テ
ス
た。こ れ は実 際
電 流 感 度 (小 さ い グ
A3Z104
5 .比 較
実 験及
に
の
い
回 路
解析
、こ
か し
っ
き 、実 験
波 数依存性。
確 率 が
くつ も
い
、実 験
ン を
ョ
で は
ョ
出 現 す る 条 件 を 明 確 に し 、周 波 数 依 存 性 が な く
◆ 140目A
◎
01
シ ミ
図 9,
の 周
レ
較器 の
ュ
ュ
ーゾ ーン
沿
10
。し
られ な か
【
5
冒 30 0
0嬋
澄
」5
劇
付 近 で グ
ミ
シ
で 回 路 が 異 な る た め と考 え ら れ
《
二
と
くつ も の 動 作 モ
に い
られ る
◇
お よび シ
た。こ れ よ り 低い 周波数 で は
遷 移 曲 線 に は
50
、実 験
。実 験 結 果
い て
つ
20GHz
ど ち ら も
っ
QOS 比
ミ
レ ーシ
ー
レ
シ
ン
は 今 回 レ bit比 較 器 と し て 動 作 す る
々
高周 波特性 に
行
。
て い た
っ
レ
が わ か る
の
チ し 、パ ル
ッ
、安 定 状 態 に 戻 る ま で に
る
い
す 。グ
を 示
。
¢
,
。
実 際
の
実 験 で は
る と 推 測 で き る 。今 後 、実 際
た数 値解析 を す る 必 要が あ る
u
こ
れ ら
の
実験 に
L
using time to digital
for detector
” arrays by Appl ,
Supercond .
voL l9,
,
conversion ,IEEE Trans ,
509 −513 ,2009 .
pp .
6
Y
Higashi , S . Miyajima
.
[】
, 1. Nakanishi
and
A .
一 39 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio
Library Service
Library
Institute
Institute
of
ofElectronics,
Electronics, Information,
Information,
and
and CommunicationEngineers
Communication Engineers
Fujimaki,.
Analog-to- DigitalConverterswith
Event-Driven Decimation Filters for a Detector
Arrays." International Superconductive Electrenics
Conference 2009 (ISEC2009) SP-P14 Fukuoka,
Japan, June 16-19, 2009.
I.
[7] Nakanishi, Y. Higashi, S. Miyajima, and A.
Fujimaki,
single
Processing
for a
Superconductive
Neutron
Detector
Arrays,
Electronics
Intcrnational
Superconductive
"Delta
"SFQ
Conference
2009
(ISEC2009)
SP-P15,
Fukuoka,
Japan, June 16-19, 2009.
[8]S. Miyajima, Y. Higashi, I. Nakanishi and A.
Fujirnaki,
of
in QOSs." The
gray zone
Institute of
Electronics, Information
And
Communication Engineers 2009 (IEICE2009)
[9]S. Nagasawa, Y. Hashimoto, H. Numata, and S.
Josephson
4Kbit
RAM
Tahara.
380ps, 9.5mW
operated
at
high bit yield," IEEE Trans. Appl.
Supercond,, vo15, pp. 2447-2452, 1995
"Analysis
"A
40
NII-Electronic Library Service