3月のほけんだより - samidare

3月のほけんだより
平成 28 年 3 月 16 日発行
美女木げんき保育園
ケアポイント⑪~アレルギー症状出現時~
No.12

今年度もあと半月になりました。1 年間を振り返ると、子どもたち一人ひとりの体と
心がとても成長・発達したことを感じます。嬉しいことですね。
1.
ただ、置賜地方ではまだまだ感染症が流行していますので、4 月からの新しい生活や
進級にむけても、健康に十分留意して過ごしていきましょう。ぱんだ組さんは、それぞ
れの新しい園でも元気に過ごしてくださいね!
知っておこう!
して、症状の改善が見られない時には医療機関を受診する
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アレルギー
医療機関を受診するとともに、安全な場所に横になるようにし
てなるべく動かさないようにする

症状は早くて 5 分ほどで出現し、遅くとも 24 時間以内に出
ることが多いため、様子を注意深く観察する
状が緩和されることも多いですので、体調の変化に注意していきましょう。
症状が繰り返していたり、特定の物質によって
症状が引き起こされる場合、アレルギー検査を行
うことで、診断されます。
意識がもうろうとしたり顔面蒼白などの全身症状や、咳やかす
れ声など呼吸器に症状が現れた場合には、救急車を呼び早急に
ことから、アレルギーが発症しやすくなります。アレルギーの場合、早めに対処することで症
人間の体には、異物 (アレルゲン)が入ったとき、
それに対抗する物質(抗体)を作って追い出そう
とする働きが生まれます。これは細菌などから体
を守るために必要な反応ですが、過剰になると、
害のない物質まで攻撃してしまいます。これがア
レルギー反応です。
瞼や顔が腫れたり、嘔吐を伴う場合、注意深く観察し、症状の
悪化がみられた場合には、至急医療機関を受診する
春になり、気温が高くなってくると、花粉が多く飛散したり、ダニなどの活動も活発になる
アレルギーのメカニズム
皮膚症状(蕁麻疹や目のかゆみなど)が現れた時には、安静に
代表的なアレルゲン
○
○
○
○
食物(卵、そば等)
ダニ・ハウスダスト
花粉(スギ、イネ、ブタクサ等)
動物
アナフィラキシーショック
など
アレルゲンとなる物質を摂取した時に起こ
症状は?
る。(30 分以内に起こりやすい)
● 呼吸器症状
→咳、くしゃみ、鼻水、胸のゼーゼー
呼吸困難等
● 皮膚症状
→発疹、湿疹、かゆみ、皮膚の腫れ
目の充血等
や意識の低下、くしゃみ、血圧の低下が起
アレルゲンを摂取した後すぐに、呼吸困難
こる。
呼吸困難や意識の低下、ショック症状が見
られた場合には、すぐに救急車を呼ぶ。ま
た、安全な場所に寝かせ、衣服を緩め、足
を少し上げた状態で、様子を観察する。
(2 月)
2 月の後半からインフルエンザでの利用が多くなってきました。また、
ノロウイルスやおたふくかぜもまだまだ多くなっていますので、手洗いう
がいで予防していくとともに、発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢など気になる
症状があった時には、翌日症状がおさまっていても、早めの受診をお勧め
します。
園内感染症罹患人数
インフルエンザ
3名
ノロウイルス感染症
11 名
病児保育延べ利用人数
インフルエンザ
7名
ノロウイルス感染症
24 名
め空き状況を確認の上、かかりつけ医から利用連絡票を記入していただき
ヒトメタニューモウイルス感染症
2名
予約するようにお願いします。また、予約だけでなくキャンセル待ちをキ
マイコプラズマ気管支炎
流行性耳下腺炎
1名
5名
なお、げんきルームの利用の希望が多くなってきましたので、あらかじ
ャンセルされる場合にも、必ず当日の朝 7 時 30 分までに連絡をお願いしま
す。
また、登録事項に変更がある場合には、利用時にお知らせください。
H27.4/1~H28.3/15 現在で、病児保育利用者
数も 454 人となりました。在園児だけでなく、
たくさんの方々に利用していだいています。
来年度も病児保育室「げんきルーム」をよろしく
お願いいたします!!
一緒におままごと、
たのしいね♪