かき小屋知内番屋管理運営業務仕様書１.趣旨本仕様書は、かき小屋知内番屋（以下「施設」という。）の指定管理者が行う業務の内容及びその範囲等について定めるものとする。２.管理運営業務に関する基本的な考え方この施設は、地域の活性化並びに豊かな地域特産品の魅力の向上を図り、本町の産業振興及び観光振興に寄与するとともに雇用の創出を図るため、牡蠣を中心とする海産物等の物産その他飲食物等を販売する店舗等に供する施設である。当該施設の条例・規則、関係法令並びに関連する諸規定に基づき、効率的な管理運営を行うこと。３.指定期間本施設の管理業務は、平成２８年４月２５日から平成３１年３月３１日までとする。４.施設の概要等（１）施設の名称かき小屋知内番屋（２）施設の所在地上磯郡知内町字重内 10 番地 15 ・建築年度：平成 4 年度・改築年度：平成 27 年度・総敷地面積：3,079.88 ㎡・建築延面積：347.80 ㎡・建物の構造：木造平屋建・施設内容：飲食コーナースペース：199.43 ㎡直販コーナースペース：86.12 ㎡厨房：33.12 ㎡男女各トイレ、多目的トイレ、事務室、収納、風除室（３）施設の開館時間・休館日開館時間：午前９時から午後９時の間で町と指定管理者が協議した上で定める。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、町長の承認を得て、時間を変更することができる。休館日：町と指定管理者が協議した上で定める。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、町長の承認を得て、臨時に休館し、開館し、又は休館日を変更することができる。また、施設改修工事等で、施設を一時閉館することもある。５.指定管理者が行う主な業務と管理基準（１）知内番屋の施設の維持管理及び修繕に関する業務 ①管理施設内の清掃、草刈及び除雪を随時行うこと。 ②管理施設の設備及び備品の役割を十分に理解し、一切の操作を適正に行うとともに随時保守・点検を行うこと。 ③管理施設の施設、設備及び備品等の修繕は、指定管理者が行うものとする。ただし、1 件あたり修繕費総額が 10 万円を超える場合は、町と協議して行うものとする。 ④管理施設の管理運営上、緊急を要する場合については、指定管理者の責任において迅速に行うこと。（２）利用料金の徴収に関する業務 ①利用料金については、「知内町かき小屋知内番屋の設置及び管理に関する条例」第 7 条に規定する町長の承認を得て定めた額とする。 ②利用料金は指定管理者の収入とする。 ③管理業務の収支を明らかにするため、団体自体の口座とは別の口座で管理すること。（３）本町の物産の紹介等に関する業務 ①４．施設の概要等（２）の直販コーナースペース:86.12㎡は物販の用に供するスペースとして確保し、効果的に物販を行う事。 ②本町の物産の販路拡大に関する自主的な取組を行うこと。 ③本町の物産のPRに関する自主的な取組を行うこと。（４）本町の観光振興に関する業務 ①本町の観光資源のPRに関する自主的な取組を行うこと。（５）遵守すべき法令等管理施設の管理業務にあたっては、次の関連する法令等を遵守することとする。 ① 地方自治法 ② 労働基準法 ③ かき小屋知内番屋の設置及び管理に関する条例 ④ かき小屋知内番屋の設置及び管理に関する条例施行規則 ⑤ 知内町個人情報保護条例 ⑥ その他関係する法令（６）安全管理業務 ① 管理施設内の火災、事故を未然に防ぐとともに利用者の安全確保に努めること。 ② 施設又は施設の利用者に事件、事故、災害等があった場合、現場で対応する責任を有し、迅速かつ適切な対応を行い、速やかに町に報告すること。 ③ 緊急対応時のマニュアルを定め、職員を指導すること。 ④ 管理施設の施設、設備及び備品等が盗難被害を受けないよう防止策に努めること。（７）施設利用者数の把握と報告 ①日報・月報及び統計資料の作成 ②当月分の施設利用者数を翌月１５日までに町産業振興課に報告するものとする。 ③事業計画を基にした、収支予算書を毎年２月１日までに産業振興課に提出するものとする。 ④事業報告書（実施事業、利用実績）、及び収支決算書を毎年終了後６０日以内に、産業振興課に提出するものとする。（８）その他の業務 ①かき小屋知内番屋の総合的な指揮監督及び調整 ②かき小屋知内番屋管理の総括 ③町との連絡調整、関係団体との調整 ④その他かき小屋知内番屋の管理に関し必要と認める一切の業務（９）前８号に掲げるもののほか、知内番屋の管理運営に関して町長が必要と認める業務 ※管理の基準に関する細目的事項は、協議のうえ、協定において定めるものとする。（10）指定期間終了時の引継ぎ業務次期指定管理者が円滑にかき小屋知内番屋の管理運営業務を遂行できるよう、指定期間終了時に、指定管理者は引継ぎ期間を設け、引継ぎを行うものとする。６.施設の利用の制限に関する事項知内町かき小屋知内番屋の設置及び管理に関する条例第６条に定める事項に該当する場合には、利用を制限又は拒否することができる。７.留意事項施設の管理運営について必要な届け出は、町と指定管理者が協議した上で、行うものとする。