【注意】発行当時の原稿をそのまま掲載しております。農薬について記載のある場合は、最新の農薬登録内容を確認し、それに基づいて農薬を使用してください。また、成果情報によっては、その後変更・廃止されたものがありますのでご注意ください。［成果情報名］新系統豚（ランドレース種）の能力特性［要約］新系統豚の能力特性として、繁殖能力に優れ、管囲が太く強健性に富むことが挙げられる。［部［連署］山形県立養豚試験場・養豚研究絡先］℡ 0234-91-1255 ［成果区分］普［キーワード］系統豚、ランドレース種、繁殖能力、肢蹄の強健性 ---------------------------------------------------------------------------------［背景・ねらい］高品質豚肉の安定生産を図るため、系統豚「ヤマガタＬ」の後継となる新系統を造成する。系統豚の特徴である斉一性を確保しながら、母豚としての基礎事項である繁殖性および肢蹄の強健性について能力向上を図る。［成果の内容・特徴］１．繁殖成績は、正常産子数は 10.5 頭、４週齢時の離乳頭数は 9.9 頭、離乳時子豚体重（４週）は 7.8kg であった。２．肢蹄の太さを示す管囲は♂17.5cm、♀16.6cm で、ヤマガタＬと比較し 1cm 程度太くなった。また、肢蹄の底面積も 72.0cm2 とヤマガタＬより約 20％広くなった。［成果の活用面・留意点］平成 17 年３月に系統豚として認定され、維持施設である(社)山形県系統豚普及センターへ移管後、維持増殖が行われる。同センターからの LＷ豚供給は平成 17 年秋から開始される見込みである。【注意】発行当時の原稿をそのまま掲載しております。農薬について記載のある場合は、最新の農薬登録内容を確認し、それに基づいて農薬を使用してください。また、成果情報によっては、その後変更・廃止されたものがありますのでご注意ください。［具体的なデータ］新系統豚ヤマガタＬ 12 10.5 9.9 9.7 10 9.0 7.8 8 8.5 6 4.2 4 3.7 2 0 正常産子数注）離乳頭数２週体重(kg) 離乳体重(kg) ヤマガタＬは５週離乳、新系統豚は４週離乳図１．新系統豚の繁殖成績 (cm2) 新系統豚ヤマガタＬ 80 60 (cm) 18 16.6 15.6 16 72.0 60.8 40 20 新系統豚ヤマガタＬ 17.5 15.1 14 12 0 10 新系統豚ヤマガタＬ図 2．新系統豚の肢蹄底面積雄図３．新系統豚の管囲［その他］研究課題名：豚の閉鎖群育種試験（１）ランドレース種の系統造成試験予算区分：県単一部国庫研究期間：平成 16 年度（平成 10∼16 年度）研究担当者：五十嵐宏行発表論文等：雌