1 業務の目的 町立博物館は玖珠町が生んだ先哲久留島武彦を顕彰する

平成27年度(仮称)玖珠町立博物館改修工事設計業務委託に関するプロポーサル説明書(案)
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業務の目的
町立博物館は玖珠町が生んだ先哲久留島武彦を顕彰する目的で設置し、広く発信し、
久留島武彦に関係する貴重な資料の保存や活用を図る。また、博物館は幅広い世代が児
童文化を学ぶこともできる空間となるよう創意工夫することとする。
○久留島武彦とは
久留島武彦は、明治36 年(1903)に開催した日本初の「お話の会」を皮切りに「口
演童話」の道を開拓し、日本をはじめ世界をくまなく語り歩き「日本のアンデルセン」
とも呼ばれた。また、児童対象の文芸作品を多数創作するかたわら、幼稚園や英語学校、
家庭塾を通して児童教育及び女性教育に携わった社会教育者でもあった。
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業務の概要
(1) 業 務 名 平成 27 年度(仮称)玖珠町立博物館改修工事設計業務委託
(2) 業務内容 別紙 平成 27 年度(仮称)玖珠町博物館改修工事設計業務委託
仕様書のとおりとする。
(3) 履行期限 契約締結日の翌日から平成 28 年 3 月 20 日までとする。
(4) 予算額
27,679千円(業務委託全体の上限額、消費税を含む。)
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参加資格
この手続に参加できる者は、次に掲げる要件のいずれにも該当する者とする。
(1)
建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の3第1項の規定により、一級建築士事
務所登録簿に登録され、一級建築士取得後5年以上の実務経験を有するもの。
(2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第1項の規定に該当しない
こと。
(3) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続き開始の申立て又は民事再
生(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続開始も申立てがなされていない者であ
ること。
(4)町の指名停止を受けている期間でないこと。
(5)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2
項に規定する、暴力団員やその構成員でないこと。また、役員等が暴力団員やその構
成員及びその統制の下にないこと。
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参加条件
このプロポーサルの参加条件は、次のとおりとする。
(1) 参加表明書を提出する者は、単体企業であること。
(2) 参加表明書を提出する者は、平成 17 年4月以降において、博物館、博物館相当施設、
の展示施設等の同種実績(元請に限る。)が複数あること。
※同種実績とは、国又は地方公共団体が発注した展示施設等の建築及び展示を一体的
に設計した業務とする。
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担当部署
玖珠町教育委員会 社会教育課 文化財係
879-4492 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足268番地の5
電話番号 0973-72-7151
ファクス 0973-72-5663
電子メール [email protected]
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参加表明書等の作成及び提出
当該プロポーサルに参加を希望するものは、次のとおり参加表明書(様式第1号から様
式第7号まで)を提出するものとする。
(1) 提出期限
平成 27 年 7 月 8 日(水)午後5時まで
(2) 提出場所
5に同じ
(3) 提出方法
下記提出資料1部直接持参又は郵便すること(電信によるものは受付しない。)
(4) 提出資料
・参加表明書
(様式第1号)A4・1枚
・企業概要
・企業の同種業務の実績
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(様式第2号)A4・1枚
(様式第3号)A4・1枚
現地公開日
下記のとおり参加表明者に対して現地を公開する。
希望者は事前に5に連絡のこと
・期日 平成 27 年 7 月 10 日(金)
・時間 ①10:00~12:00 ②13:00~15:00
業務企画提案書の作成及び提出
業務企画提案書の提出者に選定された者は、次のとおり業務企画提案書等を提出するも
のとする。
(1) 提出期限 平成 27 年7月 24 日(金)午後5時まで
(2) 提出先
5に同じ
(3) 提出方法 上記提出資料を直接持参、郵送(期限内必着)により提出すること。な
お、業務企画提案書(様式4号)は、1部について押印し、残る9部は押印したも
のの写しで可とする。
(4) 提出資料
・業務企画提案書(様式4号)A4・1枚
・工程計画(様式任意)A3・1枚
・業務実施体制(様式5号)A4・1枚
・予定技術者の経歴及び業務実績(様式6号)A4・5枚以内
・企画提案(様式7号)A4・12 枚以内
※A4・2枚をA3・1枚に置き換えても良い。
・本見積書(本業務・様式任意)
・参考見積書(概算工事費・様式任意)
(5)業務企画提案書等の作成及び記載上の留意事項
ア 業務企画提案書等の様式は、様式 4 号から様式 5 号及び様式 7 号から様式 8 号まで
に示すとおりとする。
イ 業務企画提案書内容の留意事項
記載事項
工程計画
業務実施体制
内容に関する留意点
・工程計画について詳細に記載する。
・配置予定の技術者の所属及び業務内容について記載する。
・所属・役職については、技術提案書の提出者以外の企業等に
所属する場合は、企業名等も記載すること。
・当該業務の一部を再委託する場合又は有識経験者等の技術
力を得て業務を実施する場合にのみ記載すること。ただし
業務の主たる部分を再委託してはならない。構造・意匠の設
計は再委託可とする。
予定技術者の経歴等
予定技術者の
業務実績
・配置予定の技術者について、経歴等を記載する。
・記載する同種業務の実績は平成 17 年度以降に完了した業務
とする。
・記載する件数は最大 5 件とする。
・手持ち業務は、平成 27 年 7 月 1 日現在、本町以外の発注者
のものも含めすべて記載する。
・プロポーザル方式による本業務以外の業務で配置予定技術者
として特定された未契約業務がある場合は、手持ち業務の記
載対象とし、業務名の後に「特定済」と明記するものとする。
・特に代表的な業務実績について 1 件選出し、その内容等につ
いて簡潔に記載すること。
・参加表明書の提出者以外が受託した業務実績を記載する場合
は、当該業務を受託した企業名を記載すること。
企画提案
・下記内容について提案主旨を簡潔に記載すること。
①業務の実施方針について
②建築改修コンセプト、内容について
③展示コンセプト、内容について
・記載にあたり、イメージ図、概念図、図表及び既往成果を用
いることは差支えないが、CGパースは使用不可とする。
本見積書(本業務にか
かるもの)
参考見積書
(概算工事費)
ウ
・本業務にかかる本見積を提出すること。
・技術提案書による技術提案にかかる概算工事費の参考見積を
提出すること。
・参考見積は、積算の際の参考及び提案内容と比較した上で、
技術提案書を特定するための評価項目として用いる。
提出書類について、この書面及び様式に示された条件に適合しない場合は無効とす
ることがある。
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業務企画提案書の質問の受付及び回答
(1) 質問は、質問(回答)書(様式8号)により行うものとし、電子メール(着信を
確認すること)による方法とする。なお、回答は、参加を表明した者へ電子メール
により行うものとする。
ア 質問の受付先
5 に同じ
イ 質問の受付期間
平成 27 年7月 17 日(金)午後 5 時まで
ヒアリングの実施
提出された業務企画提案書に関し、次のとおり選定委員会によるヒアリングを実施する。
(1) ヒアリングは、平成27年7月 29 日(水)を予定している。詳細については別途
業務企画提案書提出者に通知する。
(2) ヒアリング出席者は、5 人を限度とし、管理技術者又は担当主任技術者が出席す
ること。
(3) ヒアリングは、1 社当たり 30 分程度(質疑含)とする。
(4) 説明は、提出された業務企画提案書に沿って行うこととし、プロジェクターの使
用も可とする。なお、資料の追加は認めない。
(5) 説明に使用するプロジェクター及びスクリーンは本町で用意することとし、コン
ピューターは説明者が用意する。なお、接続にかかる時間は説明時間に含めるもの
とする。
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業務企画提案書の特定
(1) 選定委員会により、提出された業務企画提案書及びヒアリングの内容を審査し、
業務企画提案書を特定する。
(2) 業務企画提案書を特定するための評価基準は次のとおりとする。
ア 技術職員の経験及び能力
配置予定の技術者の資格、同種の実績の内容及び手持ち業務の状況
イ 業務の実施方針及び工程管理
業務の理解度、実施方針や工程管理の妥当性
ウ 特定テーマに対する業務企画提案
技術提案の適格性、実現性、独創性及び地域精通度
エ 特定テーマ以外に対する業務企画提案と取組姿勢
技術提案力、業務に対する姿勢とコミュニケーション能力
オ 委託業務コスト
今回委託業務コストの妥当性
カ 地元業者を活用する配慮
地元業者育成目的で、協力事務所として本店の所在地が町内のある業者の活用
(3) 選定委員会による審査結果は、すべての技術提案書提出者に書面で通知する。
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その他
(1) 業務内容についての詳細はこの説明書によるものとし、説明会は行わないものと
する。
(2) 参加表明書提出期限までに表明書を提出しなかった者は、技術提案書等を提出で
きないものとする。
(3) 参加表明書及び技術提案書等の作成、提出及びヒアリングに要する費用は、提出
者の負担とする。
(4) 提出された参加表明書及び技術提案書等は、返却しない。なお、提出された参加
表明書等及び技術提案書等は、技術提案書の提出者の選定又は技術提案書の特定以
外に提出者に無断で使用しない。
(5) 参加表明書及び技術提案書等の提出において、原則として記載された内容の変更
を認めない。また、参加表明書及び技術提案書等に記載した予定技術者は、原則と
して変更できない。ただし、病気などのやむを得ない理由により変更する必要が生
じた場合は、同等以上の技術者であるとの町の了解を得なければならない。
(6) 提出された書類は、玖珠町情報公開条例(平成 17 年条例第 37 号)に基づく開示
請求があった場合には対象文書として、原則開示する。なお、公にすることにより、
当該法人等又は当該個人等の権利、競争上の地位その他正当な利益を害する恐れが
あると認められる情報は、同上第 7 条第 2 号アの規定により非開示となるので、該
当部分がある場合には提出書類における、非開示部分とその具体的な理由を「提出
類非開示理由書」(様式任意)により提出すること。
ただし、開示・非開示の判断は、同理由書に基づき行うものではなく、理由書を
参考に、町が同条例に基づき客観的に判断するものとする。