資料4 3.平成27年度大磯町総合防災訓練にかかる 実施計画案について 1 平成26年度第3回防災ミーティングより 平成26年10月10日開催 ○平成27年度の総合防災訓練内容について ・26年度と同様に実施する 12地区 ・より内容を充実させた 安否確認を行う 10地区 ・その他 2地区 ・土砂災害訓練を行う ・弱い部分の強化を行う ●27年度の訓練内容を安否確認を 行うことについて『同様~』『充実 させた安否確認を行う』を併せると 全体の92% ●主な意見 【来年も同様に実施】12地区 ・今年より改善をするために知恵を絞りたい ・くり返し行うことにより慣れることが大切 2 平成26年度第4回防災ミーティングより 平成27年1月22日開催 ◎平成27年度の総合防災訓練計画について 対 象:全町民、地域の防災関係者等 訓練日:平成27年8月23日(日) 内 容:昨年度より内容を充実させた 『安否確認訓練』 ・共助のさらなる強化(情報伝達含) ・訓練での反省や気付きを踏まえ、更に 内容を充実させた訓練の実施 3 大地震発生時の時間経過と地域の活動 時間経過 状況 地域の活動・役割 発災 ~ 数分 地震発生! ~ 揺れが収まる 自分の身を守る 自分の身を守る (シェイクアウト) (シェイクアウト) 数分 ~ 数時間 家屋倒壊の発見 負傷者の発見 数時間 ~ 数日 避難生活 ◎安否確認の目的 出火防止 平成26年度 の訓練内容 被害情報収集 安否確認 初期消火 救出・応急救護 避難誘導 避難所開設・運営 在宅被災者のサポート 転倒家具の下敷きや倒壊家屋に閉じ込められている 人を発見し、救出救助することにより犠牲者を減らす 4 災害発生時の安否確認と情報伝達のポイント ◎予め地区で方法を決めておく ◎地区の住民全員について安否確認する ◎結果は各地区(自治会)ごとに集計、大磯町役場に報告 大地震発生時の情報の流れ 安否・被害の情報など 各区 (24自治会) 災害対応情報など 情報共有 大磯町役場 (災害対策本部) 情報の共有 指定避難所 (小・中・高校) 5 安否確認に使用する用紙の例 (二宮町の例) ◎安否確認に使用する様式は、予め決めておく。 6 安否確認に使用する用紙の例 (馬場地区の例) 7 平成26年度の安否確認訓練の流れ(1) 平成26年度総合防災訓練は、初めて全町的に 安否確認に取り組むことから、 安否確認の基礎 世帯ごとの安否の確認を実施 8 平成26年度の安否確認訓練の流れ(2) ①組長が受持区域を確認 各組長ごとの 受持区域 全 地区で決めた 方法で、世帯 ごとの安否を 確認 旗 が 掲 出 手 ぬ ぐ い が 掲 出 訪 問 し て 確 認 し た 確 認 で き な い 安否確認結果 ○ ○ ○ 世帯のうち × 世帯確認できた 組長さんは区長さんに報告 ②区長は地区の安否情報を 取りまとめる ◎総合防災訓練では、全世帯(軒数)の安否確認を 目標としますが、全世帯についての実施が不可能 な場合は、まずは地区内でモデル地区を決めて、 安否確認手順を検証する方法もあります。 全 世帯のうち 世帯確認できた 9 平成26年度の安否確認訓練の流れ(3) ③各区でまとめた安否情報は、予め決めておいた連絡係(区長、副区長、役員さんな ど)が指定避難所や町災対本部に徒歩、MCAを使って報告します 連絡係 (例:副区長) 指定避難所 大磯小 国府小 大磯中 国府中 大磯高 地区会館 連絡係(例: 役員) 町災対本部 公園や広場 (地域で決めた集合場所) 連絡係(例: 区長宅 区長) 大磯町役場 ④指定避難所では、各地区から集められた安否情報集計し、町災害対策本部に報告します 10 平成26年度安否確認訓練のタイムスケジュール 平成26年8月24日(日) 午前9時00分 ◎防災行政無線放送 (緊急地震速報) 身を守る防災行動(シェイクアウト) 午前9時05分 ◎防災行政無線放送 (震度速報) 「安否確認訓練開始のアナウンス」 ◎組長(班長)は受持区域の安否を確認 ↓ ◎組長は安否結果をまとめ、区長に報告 ↓ ◎区長は各組長(班長)の安否報告を受けて集計 ↓ ◎連絡係は区長がまとめた集計結果を 徒歩またはMCAで指定避難所又は役場へ 午前11時00分 ◎指定避難所及び役場の安否結果受付終了 11 平成26年度安否確認訓練の地区内での役割分担 住民・・・・・各家でシェイクアウト、 家庭内の家族の安否を確認 家族全員の無事が確認出来たら安否旗 (手ぬぐい、用紙など)を掲出 ※全員が無事でなければ救出活動が必要になるの で旗は出さない。近所の人に助けを求めることに なる。 組長(班長)・・受持区域世帯の安否確認 「全○世帯のうち、○世帯の安否を確認できた」 安否確認結果を区長へ報告 区長、役員・・各組長からの安否調査結果をまとめる (自主防会長) 「安否確認世帯数、かかった時間など」 連絡係・・・・結果が全部集まったら報告する 12 平成26年度安否確認訓練実施の前に 各地区で決めておくこと ①安否の意思表示方法は? (旗、手ぬぐい、用紙、声かけするなど) ②安否の掲出場所は?(玄関のドア、ポスト、声かけするなど) ③安否の確認をする人は? (組長、班長など) ④安否情報は何処に集合してまとめる? (地区会館、区長宅、地域で決めた広場など) ⑤安否情報をまとめる人は? (区長、副区長、防災役員など) ⑥指定避難所及び役場に報告する人は? (区長、副区長、防災役員など) 13 平成26年度安否確認訓練の集計について ○町作成安否調査結果シート(平成26年度に実施した一例) 地区名 地区 組(班)名 。 組長(班長)名 。 受持ち世帯数 世帯 安否確認済世帯数 世帯 うち地区で決めた掲出方法で確認 世帯 地区で決めた方法以外で確認 世帯 安否確認できなかった世帯数 世帯 安否調査開始時刻 時 分 安否調査完了時刻 時 分 14 各地区ごとの安否確認結果について ・対象世帯数 9,065世帯 ・確認世帯数 7,287世帯 ※80%の世帯で確認 ・平均訓練時間 約51分 15 平成27年度の訓練に向けて ◎総合防災訓練計画 対 象:全町民、地域の防災関係者等 訓練日:8月23日(日) 内 容: 昨年度より内容を充実させた 『安否確認訓練』 前年の訓練での反省や気付きを踏まえ、 更に内容を充実した訓練の実施 16 安否確認を行う目的について 地域で安否確認することにより、転倒家具の 下敷きや倒壊家屋に閉じ込められた人を発見する →安否確認は地域全体で行い、 その後消息不明者の救出活動を行う →救出後は、応急手当と搬送へ・・・ 安否確認 救出救助 応急手当 搬 送 17 平成27年度の訓練に向けて ◎平成27年度の訓練の考え方 ①発災時家庭内にいる人が全員無事 ⇒ 安否旗を掲出 ※学校や仕事等に出かけてる家族は安否表示とは別に、171等を利用して 家族内で連絡を取り合うようにしてください。 ②隣近所に安否の声かけを行う 旗が出ていない ⇒ 全員無事ではない 救出が必要 ③組長(班長)は安否確認し、集計、地区役員に報告 安否の意思表示がない家に対して、安否確認を行う必要 がある(近所で協力し助け出す)⇒ 安否不明者の確認 18 平成27年度の訓練に向けて ◎訓練に組み込んでいただきたいこと キーワード 安『否』確認 ●昨年の反省から『安否確認が出来ない理由を探る』 安否確認の目的=転倒家具の下敷き 倒壊家屋に閉じ込め 早期発見⇒救出・救護へ 19 平成27年度の訓練に向けて Step.1 安否旗等、各地区で決めた方法で安否確認 「安」「否」の数を数える。 Step.2 意思表示がされていない家を訪問し、 理由を調査する。 Step.3 町に報告 ①安否確認世帯数 ②意思表示されていない 理由の調査結果 20 救助の主体と救出者数 阪神・淡路大震災における死因 その他 14% 消防、警 察、自衛 隊 23% 焼死・熱 傷 9% 圧死・窒 息 77% 近隣住民 77% 21 (厚生省発表資料より) (内閣府発表資料より) 平成26年11月22日に発生した長野県北部地震が発生 白馬村では安否確認を5年前から実施 奇跡的に死者はゼロとなり「白馬の奇跡」と呼ばれる 22 平成27年度安否確認訓練のタイムスケジュール 平成27年8月23日(日) 午前9時00分 ◎防災行政無線放送 (緊急地震速報) 身を守る防災行動(シェイクアウト) 午前9時05分 ◎防災行政無線放送 (震度速報) 「安否確認訓練開始のアナウンス」 実際の災害時は、 この後、救出救助や 初期消火などの 活動に入る 午前11時30分 ①地域で決められた安否表示をする(旗、用紙等)【全町民】 ②近隣に安否の声かけ【全町民】 (家族は全員無事ですか?安否表示出てないですよ…等) ③組長(班長)は受持ち区域の「安」「否」を確認 (組長任せにせず、地域全体で手伝いましょう) ④組長は安否結果をまとめ、区長(役員)に報告 ⑤区長(役員)は各組長(班長)の安否報告を受けて集計 ⑥連絡係は、区長がまとめた安否結果をMCAで町へ報告 (又は、後日町に提出してください) ◎安否結果受付終了 23 平成27年度安否確認訓練の集計について 24 地域の皆さんで組長さんのとりまとめを手伝って下さい。結果シートは区長さんに提出。 訓練本番までの流れについて(一例) 訓練内容決定 事前 準備 ・安否掲出の方法・集計用紙の作成・+α訓練の決定 訓練役割決定 ・確認係(「否」確認係)、集計係、連絡係など ・町への報告方法 ・地区集計場所(活動拠点) 7月末 6月23日までに 全戸回覧チラシ作成 大磯町に報告 8月23日総合防災訓練 安否確認訓練実施 反省 課題の抽出 次回訓練へ 生かしていきましょう 25 今年度の訓練で新たに付加される内容につい て 昨年の訓練からの+α ・町内全地区で取り組む ・安否旗の数を数えるほか、旗が出ていない数と その理由を調べる ・組長任せにせず、地域で調査集計に協力する 更なる+αの取組み ・安否不明者 ⇒ 救出救助訓練、応急手当訓練 ・初期消火訓練 など・・・ 26 27 訓練本番までの流れについて(一例) 訓練内容決定 事前 準備 ・安否掲出の方法・集計用紙の作成・+α訓練の決定 訓練役割決定 ・確認係(「否」確認係)、集計係、連絡係など ・町への報告方法 ・地区集計場所(活動拠点) 7月末 6月23日までに 全戸回覧チラシ作成 大磯町に報告 8月23日総合防災訓練 安否確認訓練実施 反省 課題の抽出 次回訓練へ 生かしていきましょう 28 6月23日(火)までに提出を お願いします。 本ミーティング終了後、 各区長さんにお配りさせて いただきます。 29
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