広島県立西条農業高等学校 3年 佐々岡 柚佳さん 【福祉活動

広島県立西条農業高等学校 3年
佐々岡
柚佳さん
【福祉活動・ボランティアから】部門 分野②活動に参加して、考えること
題名:「がんばって」の言葉の意味
私が高校1年生の時、障がい児を対象とするボランティア活動に参加しました。参加理
由は、少しだけボランティアに興味があり、場所も近かったからという簡単な理由で、特
に強い意志があっての参加ではありませんでした。しかし、このボランティアに参加する
ことで、障がい児とのコミュニケーションの方法や誰かの役に立つ喜びを感じることがで
きました。そして、障がい児と関わる上で大切なこと、考えさせられたことがたくさんあ
りました。その中で最も心に残り、自分の今までの考えが変わったことがありました。そ
れは、ある障がい児の保護者とお話しした時のことでした。
「あなたには、がんばってという言葉をどう思う?」と保護者の方は私に尋ねました。
私は何のことか分からなかったけど、
「応援してくれてるから、がんばろうとやる気や元気
がでます。
」と自分の考えを言いました。すると、その保護者は、「何かに取組んでいる時
や挑戦しようとしている時にその言葉をもらうと嬉しいけれど、何もないのに、この子に
別れぎわなどに、ばいばい、がんばってと言われると悔しくてたまらない気持ちになるん
です。
」とおっしゃいました。そこで、ようやく私は、保護者の方が言っていることを理解
しました。みんなからすれば応援の言葉でも、相手のとらえ方によっては、「何をがんばる
の?がんばって生きているのに。
」と考えられるし、無意識に差別してしまっていたのかと
考えさせられました。私は今まで、その言葉や使う場面を深く考えることもなかったし、
その言葉がけっしていい意味でとらえられるものではないと学ぶことができました。
このボランティアでこの保護者に出会ったから、普通に接してもらう幸せや言葉につい
て深く考えることができました。これからも様々なボランティア活動に参加してきたいで
す。