重度難聴者が聴こえる音響機器

耳にやさしい、聴こえの革新を世界中に広げる
重度難聴者が聴こえる音響機器
製品化計画
1.経営理念と事業に至った経緯
経営理念
聴覚障害者に、よりよい「聴こえ」の世界を創出。
一人でも多く「聴こえる」歓びを享受できるよう貢献。
聴覚にやさしい聞こえをもたらし難聴予備軍への予防措置を図る
事業のきっかけ
・平成14年に骨伝導を体感し、その不思議な感覚と可能性に確信を持つ。
・インターネット上に骨伝導専門店を開設(当時、WEBコンテンツ事業をしていた)。
・拡販につとめ国内外から注文や引き合いをえて骨伝導のNo.1ショップになる。
・当時扱っていた製品は完成度や自由度が低く要望に応えられず悔しい思いをする。
・上記の経緯から、一念発起して骨伝導の研究開発に取り組む。
事業の概要
【物】
・骨伝導を探求していく中で、画期的な圧電セラミックス振動子に出会う。
・骨伝導のセオリーを逸脱した装着方法を考案し目を見張る性能を得る。
【人】
・聴覚障害者にて検証、音が聴こえなかった聾者が初めて音を聴くことができた。
・言葉として聴きわけていなかった重度障害者の中で認識できる者が現れた。
・さらに、改良と検証を重ねた結果、聴こえる確率が高まってきた。
【時】
・検証に協力いただいた難聴者の方からは早期製品化を切望する声が大きくなってきた。
・ホームページには、聴覚障害児童を持つ親御様から製品化への要望が続々寄せらる。
・この音響伝導システムで世界中の聴覚障害者に福音を与えることができると確信。
・起業に踏み切る。
2.製品
製品の優位性
音の振動をダイレクトに聴覚器官に伝えます。
・従来の補聴器では効力がなかった高度・重度の難聴者(90dB・100dB)が聴こえる。
・中軽度の難聴者は音楽を楽しむこともできる。
技術特徴
ソリッドソニック
補聴器・一般音響機器
音を振動として頭蓋骨から蝸牛に伝え、 音を鼓膜に伝え、
電気信号として聴覚神経に伝える。
耳小骨で振動に変換して蝸牛に伝え、
電気信号として聴覚神経に伝える。
伝導方式の違い
ソリッドソニック
補聴器・一般音響機器
磁力を使わずセラミックスの歪力で駆
動する圧電セラミックス式。
磁石とコイルで駆動する電磁式。
高出力で小型化、省電力化ができる。
広周波数帯域、高音圧、高音質を実現
センター支持方式(特許)。
小型化、薄型化、省電力化ができない。
電磁波発生。
耳孔に装着する耳栓方式(特許出願
中)。
耳介に装着する耳掛け方式(重度難聴)。
耳孔に装着することで聴覚神経との距
離を短くでき、効率的に振動接触面が
稼げ鮮明で強い振動を伝導できる。
高音量が外部に漏れハウリングを起こさ
ないようイヤーモールドで耳孔を密閉。
ドライバーの違い
装着方式の違い
3.競合との比較
ソリッドソニック
補聴器・補聴製品
高重度難聴者から
健常者まで
軽中高難聴者
音圧、音域、音質に優れる
音の加工に重点をおいた
主要技術
出力システム
増幅システム
機器分類
音響機器
医療機器
販路
一般家電販売
要販売業許可
ターゲット
価格
20万円
60万円
市場性
世界中
難聴者のみ
発展性
◎
△
4.ターゲット市場
補聴機器の潜在需要は人口の約15.4%といわれ、我が国では約1944万人としている。
※毎日新聞の記事(2005年3月2日付)
補聴器の出荷台数約40万台/年
補聴器の使用者数160万人
※2007年補聴器工業界資料
※2007年全難聴資料
世界中の聴覚障害者は2億7800万人
世界中の補聴器生産台数は約2000万台
※2007年 WHO資料
補聴器が普及しない理由
1.使用時の不快感(雑音、ピーク音)
2.過大な期待や間違った理解
3.価格が高い
ソリッドソニックは聴覚障害者に限らず、耳に優しい音
響機器として全ての方々に広く使用することが出来ます。
5.展開方法
6.展開スケジュール
年度別アクションプログラム
第1期
・ソリッドソニックイヤホン製品化
・産業用 O E Mソリッドソニック製品販売促進
・中軽度難聴者用ソリッドソニックシステム製品化
・産業用 O E Mソリッドソニック製品販売促進
・高重度難聴者用ソリッドソニックシステム製品化
・産業用 O E Mソリッドソニック製品販売促進
第2期
第3期
事業展開
年度
2009 年 3 月
2009年 5 月
2009年 1 0月
2011年
2013年
内容
株式会社に組織変更 第三者割当増資
生産開始
販売開始
海外販売体制確立 上場準備開始
ジャスダック上場予定
販売計画
年度
2009 年
2010年
2011年
2012 年
2013年
売上高
52,500,000.
285,000,000.
1,595,000,000.
2,500,000,000.
3,500,000,000.
経常利益
21,700,000.
169,000,000.
300,000,000.
600,000,000.
7.投資家の皆様へ
ソリッドソニックの試行と試作を重ねる中で、
重度の聴覚障害をもつ方々に試してもらう機会がありました。
その中で、生まれてはじめて音を聞き慌てふためき取り乱す人や
自分の声を認識できて涙を流す人が現れました。
ソリッドソニックを製品化することで、
ハンディキャップのある人のコミュニケーションが可能になります。
ハンディキャップを負わないためのコミュニケーションも可能になります。
聴こえないというハンディキャップを乗りこえられる人を一人でも多く増やしていきたい。
ソリッドソニック製品化することで、世界中の聴こえの不安を
解決したいというのが、私たちの理念です。
また、潜在需要は聴覚障害者だけに留まりませんので、
投資頂いた皆様の期待にも十分お答えできる
収益をもたらす事が出来ると確信しております。
以上、よろしくお願い申し上げます。
ソリッドソニック合同会社
http://www.solidsonic.jp