放射線による急性毒性 胸部&肺

2008年度兵庫県立大学大学院がんプロ:Advanced Health Assessment in Oncology Nursing Seminar
放射線による急性毒性
胸部&肺
Miranda Kramer, RN, MS
Nurse Practitioner/Clinical Nurse
Specialist
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胸部放射線治療
• 標的組織はどれか?
o 肺(原発性肺癌)
o 縦隔(リンパ節=リンパ腫)
o 食道
o 心臓(NO!)
o 胸膜(中皮腫)
o もしかしたら胃
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標的ではないのに治療を受けている
組織はどれか?
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Opposed Fields 3次元原体照射
http://radonc.ucsd.edu/PatientInformation/Programs/LungCancer.asp
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肺癌に対する定位放射線照射
http://radonc.ucsd.edu/PatientInformation/Programs/LungCancer.asp
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肺癌に対する放射線治療
IMRTまたは3次元原体照射は毒性(肺炎、食道炎、
血液学的毒性)が生じる可能性を低減することが
示されている。
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肺癌用の照射レジメン
治療の種類
術前
総線量
45 – 50 Gy
分割線量
1.8 – 2.0
術後
50 – 70 Gy
1.8 – 2.0
外科病理に基づく腫瘍
の辺縁、大きさによる
根治的
最大77.4 Gy 化学療 単独で2.0 – 2.15 Gy
法併用なし、
または化学療法併用
最大74 Gy 化学療法 で2 Gy
併用あり
NCCNガイドラインV.2.2009による
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ホジキンリンパ腫への照射
• 一般的に30~40 Gy
• IMRT/3次元原体照射
を用いる
• 若年女性が照射を受
けた場合、人生後期の
乳癌発症リスクが高く
なる。
training.seer.cancer.gov/ss_module08_ly
mph_le...
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ホジキンリンパ腫への照射
www.med-ed.virginia.edu/.../wcd/hodgclinic.cfm
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照射による毒性
• 食道炎および咽頭炎
• 嚥下痛=飲み込む時の痛み
• 嚥下困難=飲み込みにくさ
• 味覚の変化
• 肺炎
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食道炎、咽頭炎、嚥下痛、嚥下困難
• 症状は治療開始後約2~3週間で始まる
• 「ピンクパッション」が症状に有効な場合があ
る:リドカイン+ベネドリル+マーロックスの
混合物
• 症状は治療終了後2~4週間で改善し始める
• 栄養サポートが必要となる場合がある
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放射線肺炎
http://www.mevis-research.de/~hhj/Lunge/ima/inf_strpn_kr.JPG
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放射線肺炎
• 肺炎のような症状を示すが、照射治療野に
特徴的な形状を示す-胸部X線像またはCT
スキャンでは鋭い直線状にみえることがある。
• 患者は乾性咳嗽を生じる。
• ステロイドには反応するが、抗生物質には反
応しない。
• 急性、亜急性の場合がある。
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晩期毒性
• 肺線維症
• リンパ腫治療では治療野によって不妊症
• 心臓合併症
o 心膜炎
o 心筋症
o 冠動脈疾患