ケイパビリティ・アプローチをめぐって - 沖縄経済環境研究所

沖縄国際大学
【概
総合研究機構
要】
沖縄経済環境研究所
ノーベル経済学賞の受賞者、アマルティア・センは、もともと理論経
済学、とりわけ、社会選択理論分野で、
「個人の自由」を導入して不可能性定理を証
明し、さらに、効用の精緻な理論化でも知られていた。やがて、経済開発を研究す
るにあたり、アフリカやインドの深刻な飢餓発生の要因究明の過程で、貧困には「消
し去ることの出来ない絶対的な要因」があることを見出し、
「ケイパビリティ」の着
想に至る。この「ケイパビリティ」は、その後、
「人のよい暮らし」human well-being
の評価に応用され、生活水準の測定など、多くの分野に応用されることになった。
報告では「ケイパビリティ」理論構築の背景、その後の展開や応用についてもお話
します。
日
時:2015
年
8 10
月
◆◇研究会講師◇◆
日(月)
あさ ひ
朝日
16 時~17 時 30 分
じょう じ
讓 治氏
場
所:沖縄国際大学 13 号館 1 階研究所会議室
【明海大学経済学部教授】
対
象:学生・一般・教職員
●東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
備
考:申込不要・参加無料
●米国カンサス大学大学院博士課程修了
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