2015-16 年度RIテーマ 『世界へのプレゼントになろう “Be a gift to the world”』 杉戸ロータリークラブ 第 45 代会長 渋谷 忠明 今年度のRIのテーマは『世界へのプレゼントになろう“Be a gift to the world”』と掲げられました。 K.R.ラビンドランRI会長は「私たちの人生の価値は、どれほど得たかではなく、どれほど与えたか にによって判断されるのです。地位や身の上にかかわらず、才能、知識、能力、努力、そして献身 と熱意など、誰でも与えることのできる何かを持っているはずです。私たちはロータリーを通じて、 これらを世界にプレゼントすることで、誰かの人生に、そして世界に、真の変化を起こすことができ るはずです。」と述べられております。 「聖書」に、こんな言葉があります。 「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたが人にしなさい」と。 そして、これと同じことが私の愛する「論語」にも書かれています。 し こう いわ いちごん もっ 『子貢問うて曰く、一言にして以て終身これを行うべき者ありや。 じょ ほっ ほどこ なか 子曰く、それが恕か。己の欲せざる所は、人に 施 すこと勿れ。』 《後に孔子の弟子となる子貢が孔子に会った時、「一生行っていくべきことを一言で言うとなんです か」と尋ねた。孔子は「それは恕(相手を思いやる心)だ。自分がしてほしくないことを、人に対して しないことだ」と答えた》 私が考えるロータリーとは、「論語」のこの言葉にもあるように、ただ一つ「恕」です。恕とは「他人を 思いやる心」のこと、地球上に住む人間全員が恕を持てば、法律も必要なくなり、人々はにこやか に、健やかに、そして安心して安全な社会で過ごせるようになるはずです。孔子は「自分にしてほ しくないことは人にするな」と言います。これは、人類にとって、いつの時代も変わらぬ真理だと思 います。表現の裏表の違いこそあれ、聖書と同じことです。孔子やキリストの教えを学んで実践す る場がロータリーだと思います。 そして、井原 寛ガバナーは地区活動方針に「ロータリーは奉仕を通じて、人づくり、自分づくり」と し、地区の運営方針は「ロータリーを学ぼう、そして楽しもう」とされ、ロータリアン各自が世界への プレゼントになれるように、自分づくりを要請しております。 皆さんがさらに親睦を深め、より良い奉仕活動を推進できるように一緒に楽しみながら頑張ってい きましょう。そしてなにより、地元、地域に愛されるロータリークラブを目指したいと思います。一年 間皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。 具体的運営方針 1.継続事業の推進“今年もやります” ①「杉戸から広げよう“あいさつの”輪」運動 あいさつは、相手を気遣う思いやりの言葉であり、相手を気遣う心がさりげなく込められています。 今年も杉戸町内小学校 6 校で実施する。 ②「エコでポリオ撲滅」運動 会員、各学校、町公共施設の協力を得て、ペットボトルキャップ回収によるポリオ撲滅運動を展 開する。 ③杉戸町音楽祭 第 5 回杉戸町音楽祭をグレードアップして実施する (中学校 3 校、高校 3 校、町内有志団体等) ④杉戸町内小学校 6 校に図書の寄贈 2.会員増強“仲間をふやそう” 「ロータリーで素晴らしい出会いを」 多くの出会いは、会員増強がスタート。クラブ活性化のため純増 4 名以上を目指す。 3.出席率向上“出席から参加へ” ①例会運営内容を見直し会員が感動できるプログラムの充実をはかる。 ②入会希望者を例会に招くことが出来るプログラムの提案。 ③会員卓話、外部卓話の実施。 ④他クラブとの合同例会の機会をつくり、会員相互の交流を活発化させる。 4.国際奉仕“プレゼントになろう” 中止していた国際奉仕プログラム再開に向けての協議を進める。 5.青少年奉仕“手に手つないで” RYLA、青少年交換に加えて、町内ボーイスカウトと関係を構築します。
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