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平成27年3月度 余暇進部会・理事会開催
のめり込み問題を参加者全員で考察
理事会
定例部会レポート
Vol.010
開 催 日
会 場
出席社員数
平成27年3月10日(火)
在日本YMCAアジア青少年センター(東京都千代田区)
85名
平成27年3月度の部会では、参加者全員が8つのグループ
一貫した対策を、業界がフォローしていく姿勢を表すと
に分かれ、依存・のめり込み問題について考察した。こ
同時に、その仕組みを整える重要性を訴求するなどした。
れら問題は、近年、行政当局が業界に対して、早急な改
善に向けた対応を要請していることに加え、カジノ解禁
議論やギャンブル依存についての社会的な関心が高まっ
業界主導で一貫した対策講じる必要性と
「社会にどう見られるか」の観点を訴求
ていることもあり、議論に臨んだ参加者らは、問題点の
加えて、既存の相談機関であるRSNの一般的な認知度を
絞り込みや、過度なのめり込みを防止するためのアイデ
高めるアピールを業界が行うべきという意見や、依存症
アを複数提案するなど、活発な意見を数多く交わした。
チェックリストの作成、さらに根幹的な対応として、
「負
参加者全員がのめり込み対策について考察
問題の共通認識や周知活動の活発化を提案
け額の抑制という観点から、玉単価を低くするような業
態を目指していくことが必要。それには業界が一致団結
して遊べる環境に回帰することが大切だ」というような
議論後は、それぞれのグループがディスカッションで
業界全体を取り巻く今後の課題についても議論が及んだ。
寄せられた意見をとりまとめて報告。そのうち、
「依存や
また当日は、㈱システム・アイが取り扱うパナソニッ
のめり込みという言葉によって、業界のマイナスイメー
クデバイスSUNX㈱の省エネシステムと、㈱オーバンの
ジが増長されている。その事は新規ファンの参加障壁に
「節電マシーンPD-20型」のプレゼンテーションが行われ
なっているのではないだろうか」と指摘したグループで
た。このうちパナ社の浦野博司氏は、使用電力の「見え
は、まずはのめり込みという言葉の定義を、業界内で共
る化」を行うことで、省エネ活動が進む事例を紹介。
「見
通した認識のもとで把握することの重要性を訴えた。
える化」の次のステップとして、
「減らす化」に繋げるシ
それと同時に、パチンコ店が地域コミュニティの場と
ステムの構築ノウハウを解説した。一方、オーバンの亀
して成り立っている点など、プラスの側面を多くの人に
井秀忠常務は、既存の空調機器の配管に繋げるだけで、
知って貰うことで、社会的なマイナスイメージを払拭す
電気代が削減できる節電マシーンの仕組みを解説。さら
ることが大切だと呼びかけた。具体的な提案としては、
に初期コスト回収のシミュレーションを開示しながら、
「ケアハウスなどの入所者の方々に、無料でパチンコを提
メンテナンスも不要な同製品の導入メリットを説明した。
供し、認知症の予防に役立てて貰うのも一つの考え」と
いった積極的な社会貢献活動の実施を挙げるなどした。
のめり込み防止に向けた啓蒙活動にもっと力を注ぐべ
きとしたグループでは、店内放送の活用に加え、ホール
スタッフの声かけ、ティッシュの配布、使用金額に応じ
て設備機器に何らかの制限をかける機能の開発を提案す
るなど、様々な手段を使って、のめり込み防止に業界が
本気で取り組んでいることを周知する必要性を示した。
一方、
「世の中にどのように見られるかということを考
えるべき」としたグループでは、まずはのめり込みの防
止という入口部分から、その後のケアという出口までの
8つのグループに分かれた各テーブルでは、それぞれ活発な意見が交わされた
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