研究テーマ:TiO2/金属粉末重層複合光触媒の高機能化と解析 光触媒とは? 光触媒は紫外光を吸収することで人体 に有害な有機物を分解する物質です.中 でも酸化チタン光触媒は人体や環境にも 無害かつ化学的にも極めて安定であるこ とから,活発な開発・研究が進められて います. 研究内容 研究目的 光触媒として広く利用される酸化チタンに は主にルチルとアナターゼの2種類がありま す.それらは光触媒機能を左右する光吸収特 性,量子効率において一長一短の性質を持っ ています.そこで,両者を複合させることで 光触媒機能を向上させるいわゆる”相乗効果” の研究を行っています. ・イソプロピルアルコールガス分解による光触媒機 能評価装置の開発,改良およびそれによる光触媒 機能の評価 ・SEM,EDS,XRD,およびUV-vis分光光度計等によ る試料の解析 ・ルチル/アナターゼ(及び金属粉末)複合光触媒の 有機物分解メカニズム解析 自己紹介 氏名:春日 翔多 所属:千葉大学大学院 工学研究科 人工システム科学専攻 機械系コース 学年:修士1年 趣味:ものづくり全般(特に電子 工作,最近は3Dプリンタ をちょこちょこいじって います) <学会発表等> (1)高屋 駿介、○春日 翔多、宮澤 康平、関 蘇軍、吉田 浩之、魯 云:溶融塩処理によるナノチタン酸カリウムの光触媒薄膜 の作製と機能評価、日本金属学会2015年春期大会、東京、2015.3.18~20、No.51
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