宮崎応用地質研究会規約 (1)設立の趣旨 宮崎県は自然災害が多く、治山・治水事業を始め各種の防災事業も行われていますが、地質に関す る情報と土木技術との結び付きは必ずしも十分とは言えず、これらに関する貴重な情報や技術も限ら れた分野内での利用にとどまっている。 一方、これに携わる関係者からは、これらの枠を越えた総 合的な調査・研究等の必要性と、互いの情報や技術の交換の場が欲しいとの声が有りました。 このため関係各方面の情報・技術を交換出来る場としてこの会を設立した。 (昭和 61 年 12 月 26 日 設立) (2)目的 第1章 総則 (目的) 第1条 本会は会員相互の協力のもとに、応用地質に関する情報・技術の交換或いは調査・研究を行 うことにより、会員の知識の向上を図り、もって応用地質並びに関連技術の発展と普及に寄与するこ とを目的とする。 (3)事業の概要 本研究会は次のような事業を行う。 ①県内地質・応用地質に関する調査・研究。 ②地質・応用地質並びに関連技術に関する情報・技術の交換。 ③地質・応用地質並びに関連技術情報の収集・普及。 このための具体的な行事として、談話会、見学会、会報の発行をおこなう。 (4)会報名の由来 『めらんじゅ』とは、メランジュ〈メランジ〉[melange]をひらがな表記したものです。 メランジュ(melange)という言葉はフランス語で混合物を意味し、地質学上は「成因に関係なく、 泥質のマトリックス中に、様々な大きさ・形・時代等の岩塊や地層の断片が混在している岩相を表す 用語として使われています。 これは新しい用語のため、定義が多少異をっている場合がありますが、用語例としては、破砕を受 けたオリストストロームを「堆積性メランジュ」、プレートの沈み込みによる大親模な断層破砕角礫岩 を「構造性メランジュ」と呼ぶことがあります。 本会と密接な関係のある四万十累層群もメランジュといわれ、また本研究会は、メンバーの構成が 専門分野や色々な世代に属する寄合所帯なので「混合物」そのものだろうとの意味合いで、会報にこ の名を用いることになりました。 (5)会費 本会の運営は、会員の会費と広告収入で行っています。 会費 正会員 5000 円/年 学生会員 2500 円/年 -1-
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