CBT対策演習-16(薬理・薬物治療)の解説ファイル

薬理・薬物治療-1
C13 薬の効くプロセス
(1)薬の作用と生体内運命
(2)薬の効き方1
全身麻酔薬、催眠薬、鎮痛薬
中枢神経疾患治療薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問1 試験に用いた動物の半数が死ぬ用量を何と言うか?
1
2
3
4
5
ED50値
LD50値
Kd値
Vmax値
pD2値
:50%有効量
:50%致死量
:解離定数
:反応速度 V の最大値
:最大反応の50%の反応を生じさせるアンタゴニ
ストの濃度
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問2 2剤を併用した時2つの作用の和よりも強い作用が現れ
ることを何と言うか?
1
2
3
4
5
相加作用:2つの作用の和になる
拮抗作用:2つの作用の和よりも小さくなる
協同作用
二乗作用
相乗作用:2つの作用の和よりも大きくなる
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問3 細胞内外のイオンの動きについて正しいのはどれか?
1
2
3
4
5
K+チャネルが開くと外から中にK+が流入する。
Na+チャネルが開くと中から外にNa+が流出する。
Ca2+チャネルが開くと中から外にCa2+が流出する。
GABAA受容体が興奮すると外から中にCl-が流入する。
グリシン受容体が興奮すると中から外にNa+が流出する。
+
Na
2+
Ca
K+
Cl
細胞膜
Na+
+
K
ニコチン受容体
CBT対策演習16
Ca2+
NMDA受容体
薬理・薬物治療-1
Cl-
GABAA受容体
グリシン受容体
問4 ノルアドレナリンが血管を収縮させるときに結合する
受容体はどれか?
1
2
3
4
5
α1受容体:血管平滑筋収縮
β1受容体:心臓機能促進
β2受容体:血管、気管支、子宮平滑筋弛緩
M1受容体
アセチルコリン受容体
NN受容体
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問5 細胞内cAMPが増加すると、どれが活性化されるか?
1
2
3
4
5
カルモジュリン
:Ca2+の増加で活性化
チロシンキナーゼ
:増殖因子受容体などで活性化
ホスホジエステラーゼ:インスリンなどで活性化
プロテインキナーゼA
プロテインキナーゼG :cGMPの増加で活性化
プロテインキナーゼC:細胞内Ca2+の増加で活性化
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問6 標的部位での薬物濃度が規定される要因でないもの
はどれか?
1
2
3
4
5
代謝
活性
排泄
吸収
分布
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薬理・薬物治療-1
問7 薬物動態について正しいものはどれか?
1 多くの薬物はアルブミンなどの血漿タンパク質と結合する。
2 ワルファリンはほとんど血漿アルブミンに結合しない。
蛋白結合率が高い(97%)
3 血漿タンパク質に結合した状態の薬物は活性である。
遊離型が活性型、結合型は不活性である。
4 胃内容排出速度が低下すると吸収速度は増加する。
胃内容排出速度の低下で吸収速度は低下する。
5 酸性薬物はコレスチラミンによる吸着で吸収量が増加する。
コレスチラミンは陰イオン交換樹脂(胆汁酸の再吸収抑
制)。酸性薬物は吸着されて吸収量が減少する。
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問8 中断すると禁断症状を伴うものはどれか?
1
2
3
4
5
コカイン中毒
喫煙常習
精神依存
身体依存
耐性形成
薬物名
精神的依存
身体的依存
アヘンアルカロイド
+++
++
バルビツール酸系催眠薬
++
++
アルコール
++
++
コカイン
+++
-
覚醒剤
++
-
マリファナ、大麻
++
-
シンナー
++
-
ニコチン
+
-
※禁断症状(退薬症状)は、身体的依存が形成された場合に起きる。
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問9 経口投与した薬物が吸収された後、(循環血中に移行する
前に)肝臓で解毒されることを何と言うか?
1
2
3
4
5
一次吸収効果
初回通過効果
肝代謝
体内動態
膜動輸送
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問10
1
2
3
4
5
狭心症発作時に使用する場合のニトログリセリンの剤形
はどれか?
バッカル錠
徐放錠
注射剤
貼付剤
舌下錠
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薬理・薬物治療-1
問11
薬物結晶からの溶解速度式はどれか?
1
ネルンスト(Nernst)式
電池の電極や細胞膜内外の電位を計算する式
2 フィック(Fick)式
拡散に関する式
3 ヒル(Hill)式
ヘモグロビンからの酸素解離曲線
4 スキャッチャード(Scatchard)式
Scatchardプロットは、結合平衡定数やタンパク質1
分子当たりの薬物結合部位数を求める際に用いられる
プロットの一つである
5 ノイエス-ホイットニー(Noyes-Whitney)式
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問12
1
2
3
4
5
脳への薬物の移行の障壁を何というか?
細胞間隙
脳室脈絡層:BBBがない場所 CSF産生
ギャップ結合
血液脳関門
脳周囲器官
※血液胎盤関門、血液網膜関門など
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問13
1
2
3
4
5
薬物の排泄経路に最も関与する臓器はどれか?
心臓
肝臓
腎臓
小腸
大腸
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薬理・薬物治療-1
問14
1
2
3
4
5
臨床症状を改善、治癒させる作用を発現する薬物の用量
を何というか?
無効量
有効量(治療量)
最大耐量(極量)
中毒量
致死量
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問15
1
2
3
4
5
LD50/ED50はなにを表すか?
50%有効量
50%致死量
薬物投与量
治療係数
累積用量
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問16
1
2
3
4
5
最も重篤なアレルギー反応はどれか?
皮膚反応
発熱
血管障害
血液変化
アナフィラキシーショック
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問17
1
2
3
4
5
ひどい下痢状態の疼痛患者にとって鎮痛薬モルヒネの止
瀉作用はどういう作用となるか?
主作用:治療目的とする作用
副作用:治療目的以外の作用
有害作用
有害事象
中毒作用
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問18
NMDA受容体に結合して麻酔作用を発揮する薬はどれ
か?
1 チオペンタール
バルビツール酸系、 GABAA受容体に作用
2 チアミラール
バルビツール酸系、GABAA受容体に作用
3 プロポフォール
静脈麻酔薬、GABAA受容体に作用
4 ケタミン
NMDA受容体拮抗薬
解離麻酔(大脳皮質;徐波 海馬;覚醒波)
5 イソフルラン
吸入麻酔薬、作用機序不明
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問19
吸入麻酔薬について正しいのはどれか?
1 吸入麻酔薬の強さは解離定数Kd値で示される。
最小肺胞濃度%(MAC)で示される。
2 笑気のMACはイソフルランより小さい。
笑気105、イソフルラン1.4
3 亜酸化窒素(笑気)は麻酔作用が弱いが鎮痛作用が強いた
め他の麻酔薬と併用される。
4 MACは最大肺胞濃度である。
最小肺胞濃度%
5 血液/ガス分配係数が高い麻酔薬は血液に溶けにくい。
平衡状態での血液と肺胞内の濃度比
分配係数大→溶解度大→作用発現・消失に時間がかかる
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問20
1
2
3
4
5
超短時間型催眠薬はどれか?
トリアゾラム
フルニトラゼパム
フルラゼパム
クアゼパム
ハロキサゾラム
:超短時間型
:中間型
:長時間型
:長時間型
:長時間型
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問21
1
2
3
4
5
ベンゾジアゼピン系催眠薬の作用点はどこに存在する
か?
ドパミン受容体
セロトニン受容体
グリシン受容体
グルタミン酸受容体
GABA受容体
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問22
1
2
3
4
5
モルヒネ急性中毒を治療するために使用する薬はどれ
か?
ペンタゾシン
フェンタニル
オキシコドン
ナロキソン
ノルアドレナリン
:麻薬性鎮痛薬
:麻薬性鎮痛薬
:麻薬性鎮痛薬
:オピオイド受容体拮抗薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問23
1
2
3
4
5
モルヒネの鎮痛作用以外の作用はどれか?
呼吸抑制作用
制吐作用
散瞳作用
胃腸運動促進作用
咳誘発作用
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問24
小発作の第一選択薬はどれか?
1 フェニトイン
精神運動発作、大発作に有効、小発作には無効
2 カルバマゼピン
精神運動発作の第一選択薬、小発作以外に有効
3 フェノバルビタール
大発作に有効。小発作には無効
4 ジアゼパム
てんかん発作重積の第一選択薬
5 エトスクシミド
小発作の第一選択薬。大発作には無効
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問25
パーキンソン病治療薬のうち脳にはいることのできる
ドパミン前駆物質はどれか?
1 レボドパ
2 カルビドパ
末梢性ドパ脱炭酸酵素阻害剤
3 ブロモクリプチン
D2受容体アゴニスト
4 アマンタジン
ドパミン神経系亢進(DA遊離促進)
5 トリヘキシフェニジル
中枢性抗コリン薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問26
1
2
3
4
5
ハロペリドールの統合失調症治療効果の作用はどれ
か?
ドパミンD2受容体アゴニスト
ドパミンD2受容体アンタゴニスト
ドパ脱炭酸酵素阻害薬
チロシンキシラーゼ阻害薬
モノアミンオキシダーゼ阻害薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問27
1
2
3
4
5
パロキセチンの抗うつ効果の作用はどれか?
ドパミン取り込み阻害
アンフェタミン、コカイン、マジンドール
ノルアドレナリン取り込み阻害
デシプラミン、コカイン
セロトニン取り込み阻害
SSRI:フルボキサミン、パロキセチン
セロトニン、ノルアドレナリン取り込み阻害
SNRI:ミルナシプラン
セロトニン5-HT1受容体遮断
※マジンドール:食欲抑制薬
モノアミンモノアミン(ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン)の
再吸収抑制
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問28
1
2
3
4
5
β2受容体を活性化しておこる機能はどれか?
ノルアドレナリン遊離抑制
皮膚血管収縮
散瞳
心機能亢進
気管支拡張
CBT対策演習16
:α2受容体
:α1受容体
:α1受容体
:β1受容体
:β2受容体
薬理・薬物治療-1
問29
α作用がほとんどないβ受容体アゴニストはどれか?
1 アドレナリン
:α1、α2、β1、β3
2 ノルアドレナリン
:α1、α2、β1、β2、β3
3 イソプレナリン
: β1、β2
(イソプロテレノール)
4 フェニレフリン
:α1
5 クロニジン
:α2
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問30
1
2
3
4
5
コリンエステラーゼで分解されるものはどれか?
メタコリン :AChE、ChEで分解される。
カルバコール :AChE、ChEでは分解されない
ベタネコール :AChE、ChEでは分解されない
ムスカリン :AChE、ChEでは分解されない
ピロカルピン :AChE、ChEでは分解されない
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問31
1
2
3
4
5
アセチルコリンはどの受容体を介して心機能抑制する
か?
M1受容体:中枢神経、胃
M2受容体:心臓
M3受容体:末梢臓器の大部分
NM受容体:骨格筋
NN受容体:自律神経の節後ニューロン
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問32
1
2
3
4
5
自律神経節節後神経上にあり、速いEPSPを生じるアセ
チルコリンの受容体はどれか?
M1受容体
M2受容体
M3受容体
NM受容体
NN受容体
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問33
1
2
3
4
5
自律神経節を遮断したとき生じる反応はどれか?
縮瞳
括約筋のほうが散大筋より強いので、節遮断すると散
瞳する。
心拍数増加
心臓は副交感神経が優位なので心拍数は増加する。血
圧の低下によっても増加する。
下痢
消化管は副交感が優位なので、便秘になる。
血圧高上
血管は交感神経支配なので、血管拡張で血圧は低下する。
排尿促進
膀胱は副交感が優位なので、排尿困難になる。
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問34
1
2
3
4
5
局所麻酔薬の作用点はどれか?
Na+チャネル:細胞の内側から遮断
Ca2+チャネル
K+チャネル
Cl-チャネル
陽イオンチャネル
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問35
1
2
3
4
5
局所麻酔の作用時間の短いものから長いものに並べたも
のはどれか?
リドカイン、プロカイン、ブピバカイン
リドカイン、ブピバカイン、プロカイン
プロカイン、ブピバカイン、リドカイン
プロカイン、リドカイン、ブピバカイン
ブピバカイン、リドカイン、プロカイン
エステル型
プロカイン
アミド型
リドカイン
ブピバカイン
血管収縮作用あり
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問36
1
2
3
4
5
運動神経骨格筋接合部の伝達物質と受容体の正しい組み
合わせはどれか?
ノルアドレナリン、α受容体
ノルアドレナリン、β受容体
アセチルコリン、M受容体
アセチルコリン、NN受容体
アセチルコリン、NM受容体
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問37
1
2
3
4
5
神経筋接合部の競合性遮断薬はどれか?
アトロピン
ムスカリン受容体遮断薬
ニコチン
ニコチン受容体アゴニスト(脱分極性遮断薬の性質もも
つ
d-ツボクラリン
NMJの競合性遮断薬
サクシニルコリン
脱分極性遮断薬
フィゾスチグミン
抗コリンエステラーゼ
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問38
抗不整脈薬の分類はどれか?
1
ヘーンとヤールの分類
パーキンソン病の重症度分類
2 ボーガン・ウィリアムスの分類
抗不整脈薬の分類
3 ボールマンの分類
進行胃癌の分類
4 ホレスターの分類
急性心不全の分類
5 ハントとコスニックの分類
くも膜下出血の重症度分類
Sicilian Gambit分類
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問39
1
2
3
4
5
抗不整脈薬のなかで副作用としてQT延長をおこすもの
はどれか?
ジゴキシン
ベラパミル
プロプラノロール
アミオダロン
リドカイン
:ジキタリス製剤
:IV群(カルシウム拮抗薬)
:II群(β遮断薬)
:III群(K+チャネルを閉じる)
:Ib群
QT延長はK+チャネルの遮断によっておこる。
従って、Ia, III群のものでおこる。
Ia:キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメ
ノール
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問40
1
2
3
4
5
Na+,K+-ATPaseを阻害して心筋収縮を増大させる薬物
はどれか?
ジゴキシン
Na+,K+-ATPase阻害
ドブタミン
β受容体アゴニスト
ミルリノン
ホスホジエステラーゼIII阻害
ピモベンダン
ホスホジエステラーゼIII阻害、収縮タンパク(トロポニン
C)のCa2+感受性増加
コルホルシンダロパート
アデニル酸シクラーゼ活性化
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問41
1
2
3
4
5
硝酸イソソルビドの作用本体はどれか?
一酸化炭素
二酸化炭素
亜硝酸
一酸化窒素
二酸化窒素
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問42
1
2
3
4
5
狭心症の予防として、安静狭心症の場合はどの薬がよ
いか?
フィブラート
カルベジロール
ナドロール
アテノロール
ニフェジピン
:高脂血症治療薬
:β受容体遮断薬
:β受容体遮断薬
:β受容体遮断薬
:Ca拮抗薬
労作性狭心症の予防:硝酸製剤、β受容体遮断薬
安静狭心症の予防:硝酸製剤、Ca拮抗薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問43
1
2
3
4
5
血管平滑筋に直接作用して弛緩させることで即効性の
降圧作用を示すが、反射性頻脈の副作用を起こすこと
のある降圧薬はどれか?
トリクロルメチアジド
チアジド系利尿薬
ヒドララジン
血管平滑筋に直接作用
クロニジン
中枢のα2受容体を刺激
ジルチアゼム
カルシウム拮抗薬
エナラプリル
ACE阻害薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問44
中枢にはたらくことで交感神経の活動を抑制し、血圧
を下げるのはどれか?
1 プラゾシン
末梢α1受容体遮断薬
2 メチルドパ
α-メチルノルアドレナリンに変換され、中枢のα2 受
容体を刺激。末梢交感神経を抑制して血圧を下げる。
3 ヒドロクロロチアジド
チアジド系利尿薬
4 アテノロール
β1選択的遮断薬
5 カンデサルタン
アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問45
中枢化学受容器を直接刺激して呼吸を興奮させるもの
はどれか?
1 塩酸ドキサプラム
末梢化学受容器を介して呼吸中枢を刺激
2 ジモルホラミン
延髄の呼吸中枢を直接刺激
3 フルマゼニル
ベンゾジアゼピン系薬物の呼吸抑制解除
4 塩酸ナロキソン
麻薬による呼吸抑制の解除
5 アセタゾラミド
睡眠時無呼吸症候群の治療
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問46
ベンゾジアゼピン拮抗薬で、ベンゾジアゼピン系薬物
による呼吸抑制の治療に用いるものはどれか?
1 塩酸ドキサプラム
末梢化学受容器を介して呼吸中枢を刺激
2 ジモルホラミン
延髄の呼吸中枢を直接刺激
3 フルマゼニル
ベンゾジアゼピン系薬物の呼吸抑制解除
4 塩酸ナロキソン
麻薬による呼吸抑制の解除
5 アセタゾラミド
睡眠時無呼吸症候群の治療
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問47
鎮咳薬として用いられるものはどれか?
1
臭化イプラトロピウム
気管支拡張薬(抗コリン薬)
2 塩酸ブロムヘキシン
去痰薬
3 フルマゼニル
呼吸興奮薬(ベンゾジアゼピン拮抗薬)
4 酒石酸レバロルファン
呼吸興奮薬(麻薬拮抗薬)
5 リン酸コデイン
鎮咳薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問48
1
2
3
4
5
麻薬性鎮咳薬はどれか?
臭化水素酸デキストロメトルファン
リン酸ジメモルファン
リン酸ジヒドロコデイン
ペントキシベリン
チペピジン
1.中枢性鎮咳薬
①麻薬性鎮咳薬
リン酸コデイン、リン酸ジヒドロコデイン、オキシメテバノール
②非麻薬性鎮咳薬
デキストロメトルファン、リン酸ジメモルファン、ノスカピン、
チペピジン、クエン酸ペントキシベリン
2.末梢性鎮咳薬
ベンゾナテート
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問49
アドレナリンβ2受容体を刺激して気管支を拡張させ
る薬物はどれか?
1 塩酸ツロブテロール
β2受容体刺激薬
2 臭化イプラトロピウム
抗コリン薬(吸入薬として使用)
3 テオフィリン
非特異的ホスホジエステラーゼ阻害薬
4 プランルカスト水和物
ロイコトリエン受容体拮抗薬
5 クロモグリク酸ナトリウム
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1
問50
ケミカルメディエーターの遊離を抑制する喘息治療薬
はどれか?
1
塩酸ツロブテロール
β2受容体刺激薬
2 臭化オキシトロピウム
抗コリン薬(吸入薬として使用)
3 テオフィリン
非特異的ホスホジエステラーゼ阻害薬
4 プランルカスト水和物
ロイコトリエン受容体拮抗薬
5 クロモグリク酸ナトリウム
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
CBT対策演習16
薬理・薬物治療-1